06年の暮れ、12月頃になって、突然に山村に住んでいた頃の中学時代からの友人と会いたいと思うようになる。 だが、彼は高知市から遠く離れた四万十町に暮らしており、当然突然に会うなんて無理。 ならば、せめて会話だけでもしたいなと思うようになるのだが、彼からは高知市を離れた時に新しい電話番号を全く聞いてはいなかったのだ。 故に、これも無理かなと思ってしまったが、だがどうしても諦め切れない。思わず、店の中にある電話帳で調べてみるが、 残念な事に彼の名前は見つからなかった。この時には、さすがに諦めた気持ちになっていたのだろうか。 だが、どうしても諦めきる事が出来なくて、遂には1つの賭けだったのだが、NTTに彼の名前を伝えて電話番号を問うてみると、伝えられた番号は、 僕としてはラッキーな事に1つだけだったのだ。 更に、思いっきり賭ける気持ちで、この番号に電話したよ。すると留守電状態となっていた。 1回目は、何だかドキッとしてしまって、すぐに切ってしまったが。 だが、このまま終わってしまっては意味が無いという事で、改めて掛けてみれば、やはり留守電だったので、この時には思い切って、 まず自己紹介をして、次に友人であるか否かを問うて、もしも僕の友人の者であったならば、いつでもいいから僕の方に連絡してほしいと携帯の電話番号までも伝えてしまったのだが。 もし彼だったら、電話をしてくれる可能性はあるけど、当然の事だが絶対という訳では無い。 果してどうなるのかなと、何だか複雑な気持ちでいた。 すると夕方の事だったが、突然に携帯が鳴るではないか。もしやと思い、急いで電話に出てみると、やはり彼からだった。連絡してくれたよ。 この時は、彼と会話をするのも何年ぶりの事だったろうか。思わず興奮していた事を思い出す。 そして、彼に会いたいという思いもあって、翌年07年の春には、 バイクで彼の所にいくからその時には住所を教えてくれと言った。すると、彼はすぐに承諾してくれたのだが、その後に会うのなら正月に来いやと言うではないか。 正月と言えば、彼は実家に帰っている時期である。要するに、実家に来いという事になるが、正直言って正月の時期にあの山村へバイクで行くのはきついよ。 思わず、正月はきついから、やはり春にすると言ってしまったのだが。 だが、その後になって思ったのだが、山村となると車を持っている弟も関心を持っているのではないかと。 で、何となく友人との事を話して弟にも行かないかと誘ってみれば、 意外にも彼は簡単に承諾して、気分も乗り気ではないか。 弟も、僕の友人とは知り合いだし、やはり山村に愛着があるのだろう。 それから2日か3日後に、改めて友人に電話をして、正月に弟と2人で行かせてもらうと伝えると、気楽にと言うか、何だか嬉しげに「来いや」と言ってくれていたが。 |
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