同じ思いはしたくない



一般病棟に移ってから3日後よりリハビリが始った。初日は、確かただベッドから出て立ち上がるだけだったと思うが、2日目よりリハビリ室へ移動して運動するようになる。
また、入院してからずっと尿管を取り付けられていたのだが、13日目の10月15日にやっと取ってくれ、15日目から便所へ通う様になった。ただし、ただ通うだけでは無くて、蓄尿するように言われていたのだが。
また、この尿の量はもしかすると透析にも影響あるのかもしれないと意識して、どれ位の量を出しているのかを最初の3日だけだがいつもチェックして、ノートに記録までしていたのだが。そして15、16、17日と日に日にと量が確実に増加していく事に 何だか喜んでいた事を覚えている。
一般病棟に移ってからは1日おきに車椅子で運ばれて行われていた透析は、入院してから20日目の10月22日に終了した。

そして10月下旬になると病室が同じ階の別の病室へ移ったのだが、その病室には何日か前まで前の病室に一緒に居た患者さんがいて、まだ退院していなかったのかなと思ってしまったけど、僕が移ってから数日後にその方が退院されていった。その事から、 移った病室は退院が近くなった者が入るとこで、やっと退院が近づいて来たのかなと思ったりしたのだが。
それから何日経ってからだったろうか、11月6日にやっと退院できると言ってくれたのだ。早く店に戻りたいと言う気持ちもあって、出来るだけ早く店に戻りたいという気持ちもあって、出来るだけ早く退院させてほしいと主治医の方々に言っていて、それに応じてくれたのだろうか。その代わり、 退院して3日後にはすぐに胃カメラの検査を受けなければならないと言う事になってしまったが。

退院した後から家族から聞いたのだが、救急車で病院に運ばれた後、何だか僕はかなり危ない状態となっていたらしい。すでに眠ってた僕としては何ともピンと来なかったんだけど、麻酔の注射の後、心臓カテーテル検査や心エコー、 心電図その他の検査、そして心臓にはポンプを挿入したり腎臓に対しては血液透析をしたりの治療を行ってくれていたみたいだ。
また、一般病棟に移った後に体重を計った時に、その時には何という事か10キロ以上も減っていて、もの凄く驚かされてしまった。 過去にどれだけ激しい運動をしてもほんの数日で10キロ以上も減量したなんて事は有り得ないし、何もしないでただベッドに横になっていただけであんなに体重が減るなんて考えられない。
どうしてこんなにあっという間に体重が減ってしまったんだろうと、今もそうだがどうにも理解できなかった。

そして、リハビリを始めた時には体力はかなり落ちているんだろうなと実感させられたが、しかししっかりとリハビリを受ける事によって確実に回復していったのではないかと思う。病室を移るまでは、食事の時はベッドまで運んでもらっていたんだけど、病室を移ってからは病室の前に運ばれてきた食事を自分で取りに行って、 食事を終えた後には、ちゃんと食器を戻しに行くようになっていた。また、活発に動こうと、よく病室を出るように意識していた様にも思う。少しでも体力を戻したいと思って。

退院した直後には入院する前の動きは無理だろうと思い、出来るだけゆっくりのんびりと動くように意識していた。だが、1週間から10日もすればきっと体力は回復してくれるだろうと勝手に思い込んでいたのだが、この考えも甘かったみたいだ。
体力が戻ってきたなと実感を感じるのには実際には1月以上もかかり、生活が元のペースに戻るには更に時間が掛かっている。

僕自身としてはもう心臓も腎臓も良くなっているのではなかろうかと、また勝手に思っているのだが、医師はそうでもない様で、12月末に診察を受けた後にも退院した直後に比べると量は減ったけれど薬を飲む様に言われているのだから。当然、まだ完治とは判断されていないのだろう。
しかし、風邪を引く事によってまさか心臓などを傷める事になってしまうなんて、ひいた当初に当然全く思ってもいなかった事で、正直、当初風邪に対してなめて対応していた事を後悔してしまっているが。

退院して以来というもの、2度と風邪をひかない様に気をつけているつもりだが、どんなに気をつけていても決して絶対にひかないとは限らない。もしもそうなった時には、今度は素早くしっかりと対応しなければと考えている。
また同じような事になられては堪ったものではないから。


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