入院するまで |
今から2年前、99年の春の事だが、簡単な手術じゃなかったのかなと勝手に思っているんだけど、
それを受けるためにとある総合病院に入院した事がある。ちょっとした事なんだが、僕にとっては貴重な体験であるので、
入院するまでの事と退院するまでの体験を主にして、内容は大雑把になるかもしれないが、
年を取って記憶が薄れてしまう前に少しでも書き残しておきたいと思う。
僕は子供の頃から鼻の病気にかかっていた。親にはよく「病院へ行き!!」と叱られていた事を
覚えているが、子供の頃の僕は凄くわんぱくで、学校から帰った後も、夏休みなどの時も遊ぶ事に必死で、
余り病院へ行った記憶がない。当時は大した症状がなかった事も一つの要因ではなかったかと都合のいいように思ってはいるが。
実際は、病院へ行くのを面倒くさがり、友達と遊んでばかりいたのだろう。
きっかけは前の年にやった大晦日での宴会だったと思う。僕の鼻の症状は、 2年前に診察を受けに行った時、数年前に当時の医者に言われた事が頭の中に残っていて、もし切るとしても簡単に終わるだろうと 調子のいい事を考えていたんだが、あれから悪化していってたのだから、そんな事はありえない訳で、僕の甘い考えに過ぎなかった事は 言うまでもない。 2年前に初めて診てくれた医者は耳鼻科の主任の医者だったと思うが、手術を終えたばかりのようで、手術時に身にまとう物を 付けていた事を覚えているが、僕の鼻腔を診るなり、かなり状態がひどかったみたいで、もう手術するしかないと言われてしまった。 しかも、入院日数も2週間は必要と言われてしまい、ショックだった。 しかし、あの苦しい生活から抜け出すには、もう医者の言う通りに手術を受けるしかなく、受ける意思を伝えた。だが、仕事もあるので 2週間も入院するのはきつく、思わず「2週間はきつい。5日で退院させてくれないか。そうしてくれるなら手術を受ける」などと 言った事を覚えている。医者は呆れた顔をしながらも、分かったと了承してくれた。だが、2週間は入院しなければならないものを たったの5日での退院を本心で認める訳はない。あずかる患者の事を考えれば、当然の事だと思う。だが、この時の医師は 「分かりました」と承諾の意思を示してくれたが、表現はよくないかもしれないが、この時の医師はキツネになってくれたのだろうと思う。 その医師の言葉を聞いて、僕は即座に「手術を受けます」と承諾したのだから。 それから入院するまでの約1ヶ月の間、色々な検査を受け、入院の手続きをし、3月31日にいよいよ入院する。 |
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