気まぐれ日記


毎日綴る時もあれば、かなり間があくこともあるのではないかと思いますが、僕の一日の中で(楽しい事や色々な事があると思うけど)
ちょっとした事を、僕なりに綴っていってみようかなと思ってます。


2002年10月1日(火)くもり晴れ
意外

今朝パンクしてるみたいとスクーターを持ってこられた。
最初見た時、空気はそれ程抜けてはいなかった。これはパンクというよりも空気が抜けてるだけかもしれないなと思いつつ、まずタイヤに刺さった物はないかと見てみると何もない。
やはりパンクではないなと思ったのだが、念には念を入れてである。水に入れて調べてみれば、やはりタイヤには何も刺さっていなかったし、穴も無かったのだろう、空気の抜ける部分も無かったのだが、意外なとこからポツポツと空気が漏れてきていたのだ。空気を入れるとこだった。
これはバルブの締めが甘いのだろうとすぐに締めると、思った通りやはり空気の漏れは止まった。

だが、この後に更に意外な事に気づく。このスクーターは8月に僕が見ていたスクーターだったのだ。この時に見た時には、タイヤとリムの間に隙間があったもだろう、その部分から空気が漏れていて、近くのバイク屋のおんちゃんとこからタイヤ用のワックスを借りてきて、それを使ってもう一度タイヤの入れ直しをしていたのだが、この時のバルブの締めが甘かったのではないかと考えさせられてしまう。
バルブは強く締めていても、やはり空気は漏れる事があって、いつも気を付けているつもりなのだが。
その注意が足らなかったのだろうか、お客さんには迷惑をかけてしまったと思っている。
勿論、今日の料金は無料だ。


2002年10月2日(水)晴れ
電球

午前中にスクーターのライトを直せるかとの問い合わせがあり、「出来ると思いますよ」と曖昧な答えをしてしまったのだが、その方はその後にスクーターを持ってきてくださった。

このお客さんによると、1ヶ月前にもライトが点かなくなり、別の店なのか個人なのか直してもらっていたらしい。
最初問い合わせを受けた時は、電球が切れたんじゃないかと思って答えていたのだが、お客さんからの話を聞くと、電球よりも配線にトラブルありの可能性もあるなと思えてくる。そうなると知り合いのバイク屋なんかに持って行って助けてもらわなければならないかなと思いつつ、電球を出して見てみると、線が一本切れていて電球の中は白く焼けていた。それを見た時、あれっと思ってしまう。
1ヶ月前にもしも電球を交換していたのならば、果たしてたった一月で切れてしまうものなのかな思ったりするが、考えてみれば、スクーターを預かる前にどこを直してもらっていたかまでは聞いていなかったのだ。勝手に決め付ける事も無いだろうと思ったりするが。

すぐに問屋のおんちゃんとこから電球を一つ仕入れてきて取り付け、エンジンをかければしっかりとライトは点いた。上下に切り換えるスイッチが固くなっていて、それを軽く動くようにもしたが。
前回にどんなトラブルから修理を受けているのかは分らないが、今回は電球が切れての事だったことは間違いないだろう。


2002年10月3日(木)晴れくもり
いい加減

タイヤ・チューブを交換してほしいとお客さんがやってきた。突然に空気が抜けたらしく、パンクかもしれないと思っていたようで、前に交換してからだいぶ経っていたみたいで古いタイヤのままでは不安だったみたいだ。
で、預かっていたその自転車の交換を依頼されたタイヤを見てみれば、確かにタイヤは古くなっていた。横側には割れている部分もあったし。だが、まだまだ十分に使っていける状態でもある。
またお客さんはパンクかもしれないと思っていたようだが、虫ゴムの傷みが酷く、空気を通すとこにも穴が開いていて、恐らくパンクではないだろうと思ったが。
「これは交換の必要はないですよ」と連絡すべきかと思ったが、しかしお客さん自身は交換の依頼をしてきているのだ。より安心できる状態で乗りたいという意思があったのだろうし、本当に悩んでしまったが、結局は連絡を取らずに交換する事にした。

そしていつも通り近くの問屋のおんちゃんのとこへ行ったのだが、何とサイズ27の白黒のタイヤは置いていないという。
仕方なくちょっと離れたとこにある別の問屋に行って一本だけ注文してみると、あるにはあったのだが商品の管理が杜撰だったのだろう。何という事か、白の部分がかなり汚れている。しかも本来ならセットになってるはずのチューブが外れていて、別売りのチューブを持ってきやがった。
問屋ではタイヤは普通2本セットで売られているのだが、近くの問屋のおんちゃんとこならば、ばら売りにした後も最初2本を覆っていたビニールカバーで覆い直し、タイヤに埃や汚れなどつかないようにして置いているのだが。

仕入れたタイヤは、店に戻るとすぐに洗ったよ。あの汚れた状態のままで取り付けてお客さんに自転車をお返しするなんて余りにも失礼だから。だが、完全に汚れを落とす事はできなくて、その事はお客さんに伝えて謝罪したけど。
今日タイヤを仕入れた問屋には憤りを感じる。今後余り行きた行きたいとは思えない。


2002年10月4日(金)晴れ
眠かった

昨日仕事が終わった時からかなりバテたなとは思っていたが、その疲れが取れきっていなかったのだろう、今日は朝から朝から体がだるくて、店に入ってからは眠気に襲われる事があったりする。

何か作業をしている時はよかったのだが、何もする事がなくて椅子に座りラジオを聴いたりしてるだけの時には気も抜けてしまうせいもあったのだろうか、眠気が強く襲ってくるのだ。
そのまま寝てしまったとこを、店にやってきたお客さんに見られては恥かしいと思いつつ、そんな事のないようにと踏ん張っていたのだが、耐えきれずに何度か眠ってたりする。といっても、すぐに目覚めたと思うが。

だが、今日は仕事は暇でお客さんに見られる事はなかったと思う。起こされる事がなかったのだから、大丈夫だったと思っているのだが。


2002年10月5日(土)晴れ
オルゴール

ちょっとした気まぐれではあるが、汽車に乗って後免へ行ってきた。といっても行く事を決めたのは、昨日今日ではない。
先週の土曜日に気まぐれツーリングに行った時、後免を通って帰ってきた次の日に、今度は汽車に乗ってのんびりと歩いてみたいと思っていた。
バイクで行けない事もないが、後免への道のR195は後免まで道がもの凄く狭い上に車も多く、どうしてものんびりと走らされてしまう。これが結構辛いから。

阿波池田行きの普通に乗って後免に着いたのは午前11時。駅を出て適当に街の中を歩いたが、1ヶ所だけいいかなと思える風景はあったがそれ以外は撮りたいと思えるものはなかった。カメラを持って行かなくてよかったなと思いつつ、帰る手前に「はらたいらと世界のオルゴールの館」へと寄ってみた。
名前の通りここはマンガ家のはらたいらが作ったとこだが、僕が入った時には丁度2階でオルゴールの演奏会をやっているらしく、行く事を勧められて上がってみると、壁に沿って並べられた数台のオルゴールを一台づつ鳴らしていたみたいだ。

僕の前に既に一組を親子が上がっていて説明を聞きながらドイツ製の19世紀のオルゴールの音色を聴いていたが、そのオルゴールの音色はまるで本当の演奏のようで、子供達と同じように僕も聴きいってしまった。
その後には19世紀のフランス製のからくりのオルゴールがあったり、1988年だったと思うがスイスのメーカーが復元したマリーアントワネットが使っていたというオルゴールがあったり、内側にベルが仕掛けられていて、オルゴールの演奏中にベルの響く物など色々な物があった。
その2回に展示されているオルゴールはほとんどが大型で、19世紀から1980年代までに作られた物だったが、どれも見事な作りで、オルゴールの演奏を聴き終えた後もその形に見入ってしまっていた。

またオルゴールを展示した横の部屋には、はらたいらの一こまマンガも展示されていたし、別の場所には世界の靴の小さな焼き物を展示しているとこもあった。
オルゴールの館に入る前には、どうしようかと少し躊躇していたが、やはり入ってよかったなと思っている。


2002年10月6日(日) くもり
肌寒い

昨日まで、気温は本当に秋なのかなと思わせるように暖かく、今日も午前中に半袖のシャツを着て出かけていたのだが、肌寒さを感じる事なく逆に心地よい感じだった。しかし、天気の変化と同時に気温の感触は変わっていくのだが。

午後2時前だったろうか、いきなり雨が降り始めた。
時には豪雨のように降ったりしていたが、その雨を見ながら「今日はこのままずっと雨なんだろうな」と、ただ雨が降るという事だけを考えていたのだが、横になり音楽を聴いていた時に、4時前だったろうか肌寒さを感じ始めてきた。
数日前の予報で気温が高いのも金曜か土曜辺りまでで、その後は気温は平年の戻るといっていた事を思い出す。雨の影響もあるのかもしれないが、今日肌寒く感じ始めたのは予報通りになるんだろうと思った方がいいだろうな。
となると、明日からの気温は25℃〜26℃までしか上がらない事になる訳で、金曜までに比べると3℃前後も下がる事になってしまう。

午前中の段階では、明日からもシャツを長袖に替えようという思いはなかったのだが、肌寒さを感じるようになってからは、もう衣替えした方がいいだろうなと思ったりしている。


2002年10月7日(月)くもり一時晴れ
やはり長袖

今日からはシャツを長袖に着替えようと昨日から決めていたが、仕事に出掛けている間には、この判断は間違いではなかったなと思える時と、暑いかなと思わされてしまう2つの時間があった。

午前中は仕事が暇な時が多い事もあって忙しく動いていなかった事もあってか、ひんやりと感じる事もあって、やはりシャツを着替えておいてよかったなと思ったりしていたのだが、午後になると状況は変わってくる。
特に3時前辺りから5時前辺りまで動きっぱなしで、汗もかいてしまいながら蒸し暑さを感じさせられていた。
この時には、思わずまだ半袖でよかったかもしれないと単純に考えたりしてしまっていたが、忙しい時を過ぎてまたのんびりするようになると、またしてもひんやりと感じてきたのだ。しかも午前中よりも強く、体の中から冷えてきてる感じだった。この時に、やはり長袖に着替えておいてよかったなと思った。


2002年10月8日(火)時々くもり
言葉

店に何度か来てくれるお客さんの中には、時には外へ出ている時にバッタリ会ったりする事がある。
お互い軽く会釈してすぐにすれ違う事がほとんどだのだが、時には頻繁に出会う人もいて、最初は簡単に会釈するだけだったのだが、知り合いのような感覚を持つようになって来るのだろうか、自転車に乗ったままではあるのだがお互いしっかりと挨拶をするようになる。
ただ、互いに用事に向っている途中なので自転車を止めて言葉を交わす事はないのだが。

実はこの人は店の前を通る事もよくあって、店の前などで会った時などは軽く言葉も交えながら挨拶をしてくれるのだけれども、僕は喋るのが苦手なせいもあってか、咄嗟に返す言葉が出ず、これまでただ会釈するだけだった。
そして、今日も店で自転車の修理作業をしていると突然に声がかかり振り向いてみると、この人だった。思わず「おはようございます」と言葉を出したが、何という事か最後の方で舌がもつれてしまった。
最近になって無口でいるのもいかんなと思い、意識的に自分から喋るようにしていたのだが、これがよかったのだろうか、もつれ気味ではあったが言葉が出たのだから。みっともない感じはあったけど。
人と接する時は、ただ会釈するだけよりも、ほんの少しでも言葉を交わした方が楽しいのかなと思うし。

話はがらっと変わるが、午後に店の外へ出掛けている時の事、突然に後ろのタイヤが変な感じになった。何やらガタガタとリムが路面にぶつかってるような感じ。こりゃパンクだなとすぐに思ったが、見てみれば思った通り。完全に空気は抜けてやがった。
用事をすませて、店に持ちかえるとすぐに修理をしたけど。いつもならすぐに戻れる程度の距離なのに、持ちかえってる時は何だか店が遠いように感じたよ。


2002年10月9日(水)晴れ
ボクシング

今はボクシングの人気はなくなっているのだろうか、今日午後9時から世界タイトルマッチの中継が放送されている。今朝、新聞を見た時に「あっ、今日はボクシングがあるんだ」と気づいた時には観ようと思っていたのだが、いつの間にやら忘れてしまっていた。
昔の頃だったら、ボクシングの世界タイトルマッチといえば、ほぼ日曜日の午後7時から2時間の生中継が放送されていて、僕はその数日前からのテレビのCMからワクワクドキドキしながら放送を待ち、その時には熱い気持ちになって試合中継を観ていたものだった。
今日の試合に関しては、僕はテレビからのCMを全く観ていない。他のチャンネルを見ている事が多かったせいもあるのかもしれないけど、余り流されていなかったのかなと思うと何だか残念に思う。

ボクシングの事を思いだしチャンネルを変えたのは9時半前だったろうか。途中から観てしまったせいもあるのか、余り熱くなる事はなかったけど、自然と日本選手には勝ってほしいという気持ちは強まっていくものである。
途中から観た感じでは、決してチャンピオンの佐藤選手が負けているとも思えなかったのだが、最初の数ラウンドは相手のペースになっていたらしい。これが大きく影響していたのだろうか、12Rが終わり判定となったのだが負けていた。
佐藤選手はこれからも頑張れる選手との事。更に強くなり、世界チャンピオンに返り咲いてもらいたいと思う。


2002年10月11日(金) 晴れ
みっともない

昨日の仕事の帰りに寄らなければならないとこがあって、そこへ向っている途中の事だった。
歩道を降りてまた入る時、どうして道がずれたのか分からんが目の前には歩道の入口ではなく角が突然に現れる。止まれない。そのまま突っ込むと、後ろのタイヤから一気に空気が抜けていた。
最近パンク修理をしたばかりだったのだ。「またパンクかや・・・」とガックリきてしまったが、用事をすませるとすぐに店に戻り、チューブを出してみればやはりチューブは裂けていた。パンク修理できない状態でもなかったが、また裂ける事は間違いないく、チューブを交換した。
その後である。帰っている時に、今度は前のブレーキがかけた時に何故だかブレーキゴムが弾むのだ。
何だこれはと思いつつ、一応見てみるが暗い事もあってか異常のあるとこが見つからない。またムキになった探しても修理が出来る訳がないという事で、店に行った時に見る事にして、今朝に店に入った時にすぐに見てみると、リムに歪んでいるとこがあって、これが原因だったのかなとは思ったが、午前中は忙しい事もあって修理をはじめる事は出来なかったので、午後に改めて自分の自転車を見る事にした。

そして午後の暇な時間になると、リムを外して更にタイヤを外し見てみると、角に突っ込んだのがまずかったのだろう、一ヶ所だけ尖るようにして横に膨らんでいるとこがあった。恐らくブレーキをかけた時にその角に当り、リムから離れていたのだろう。それを弾むように感じていたのだと思う。
で、その膨らんだ部分をハンマーを使って叩きながら直してみたんだが、かなりへこます事は出来たものの、完全に元の形にする事は出来なかった。だが、弾む感じがかなり小さくなったので、吉と思わなければならないかな。

そしてその後である。何もする事のない暇な時間がやってきたのだが、昨日、今日の疲れもあったのだろうかFMの音楽を聴きつつのんびりしていると、いつの間にやら眠ってしまっていた。その時に「自転車屋さん」と呼ぶ声が聞こえる。
気がついて目を開いてみると店に人が入ってきていた。この時、本当にみっともないとこを見られてしまったなと、本当に恥かしかった。これからは本当に気をつけなくては。


2002年10月12日(土) 晴れ時々くもり
桂浜

今日の午前中、桂浜へ写真を撮りに行ってきた。狙いは坂本龍馬の像。それを撮った後は、フィルムが2枚残っているので、そのまま桂浜で何かを撮ってこようと思って出掛けた。
で、いつも通りの道を自転車で向っていると、あれっと思うものを見つける。とある店の駐車場だったと思うが、中継所だったか中継点だったか看板を立てテントを張っているのだ。
昨日の仕事の帰りに床屋に寄った時に、おんちゃんから今日は子供達によるよさこい高知国体の炬火リレーが行われるらしく、桂浜をゴールにしてるとか聞いていた事を思いだし、その為の中継点なのかなと思ったが。同時に、もしかして桂浜には既に多くの人が集まっているんじゃないかとか考えてしまう。
もしかすると龍馬の像の周りにも、いつもよりも人が集まっていて無茶苦茶撮りにくくなっているかもしれないなと思ったりしたが、いざ桂浜に着いて見ると、そうでもない。いつもと同じ感じだった。

だが、龍馬の像のある広場へ行った時にはびっくりである。像の後ろの方からその広場へ入っていくのだが、龍馬の前の方に舞台がセットされていたのだ。「そんなん置かれちょったら撮れんよ」などと思ったが、上の方を見てみると舞台の最も高いとこは像のかなり下の方にある。これなら撮れるだろうと前に向い撮ったが。

僕はこの龍馬の前の舞台を見た時には、ここが炬火リレーをしてきた子供達のゴールになるのかなと思っていたのだが、夕方のニュースによれば全然違ってた。炬火リレーは桂浜の以外にも室戸の中岡新太郎と足摺の武市半平太の像の前でも同時に出発が行われていて、月曜日に高知市の中央公園をゴールにしているらしいのだ。
要するに桂浜はゴールではなくスタート点だった。そして人が集まっていたのは、僕が着く前だったらしい。この事を知った時にはラッキーだったかなと思ったりしたが。


2002年10月13日(日) くもり時々晴れ
扇風機

5月頃から活躍してくれていた扇風機。先週からは全く使わなくなっていたのだが、片付けなければと思いつつもこれまで部屋にそのままに置いていたのだが、
今日やっと片付けた。

毎年の通りまずは扇風機を分解して、簡単ではあるが掃除する事から始めるが、やはり羽根や金網の内側についている埃は凄い。
この埃を拭き取るには結構時間がかかってしまうのだが、来年もまた暑くなって来た頃には、また部屋に出て来てもらい活躍してもらわなければならない、なくてはならない物だ。しっかりと掃除しておかなくてはと思ってしまう。
それが終わると、分解したまま買った時に付いていた発泡スチロールの枠に合うようにそれぞれの部品を入れていき、最後に扇風機の箱に戻して、また部屋の隅に置いた。

と、昨日の日記では炬火リレーについて足摺からの出発は武市半平太の像の前からと書いていたが、今日新聞を見た時に知ったんだけど武市半平太の前からではなく、ジョン万次郎の像の前から出発していたらしい。
昨日の日記の見てくれた方には、間違った事を書いてしまっと深く反省しております。


2002年10月14日(月) 晴れ
バッテリー

先月からバイクのバッテリーが上がらないようにする事も考え、週に一度は必ずバイクに乗るようにしていた。そして今日も乗ったのだが、この後の思わぬトラブルに面喰ってしまった。

最初は少し遠乗りして窪川辺りまで行こうかとも思ったが、戻ってからも出かける予定でいた為、軽く走ってエンジンが運動不足にならなければいいだろうと思い、市内を15キロ程度走って駐車場に戻った。
そして止めた時に思わずバランスを崩してしまい、右側に倒しそうになってしまう。だが、何とか踏ん張りその後に慌てていたのだろうか、いつもと違ってギアをニュートラルに戻さずにスタンドを降ろしてしまった。
当然であるがエンジンは止まってしまう。スタンドを降ろした状態では、ニュートラル以外ではエンジンはかからないようになっているのだから。

この時はまだ何とも思わなかったのだが、ニュートラルに戻した後に改めてエンジンをかけてみようとセルをきってみたのだが、何故だかエンジンはかからないではないか。あれっ、である。最初はセルがおかしくなったのかなと思ったのだが、セルモーターのとこから弾むような音がしている事から、セルはしっかり動いているのが分る。さっきまでエンジンは順調に回っていたし、バッテリーは上がっているとは思えない。更にセルにも異常があるとも思えないしと思っていると、とにかくエンジンだけでもかけてみようと思い、今度は押しがけをやってみるが、それでもエンジンはかかってくれないのだ。
何だか訳がわからなくなり、知り合いのバイク屋のとこへ行ってしまった。

すぐに駐車場へ行ってくれて見てくれたのだが、彼によるとバッテリーが上がっているとの事。セルモーターのとこから弾くような音が出ていたが、それがバッテリーが上がった時の現象らしいのだ。
僕としてはニュートラルランプなど全く切れていなかったので、まさかバッテリーがあがっているとは思ってもいなかったのだが。
恐らく戻った時にニュートラルに戻さないままスタンドを戻したのがまずかったのだろうか。これからは気を付けなくてはならない。

また彼が押しがけで簡単にエンジンをかけた時もショックだった。しかも、その後に僕が改めて押しがけをやっても全くかかってくれないのだ。彼に言われてしまったが、ツーリングに出かけた時に同じ事が起こらないとも限らないので、しっかりと今のバイクも押しがけでエンジンをかけれるようにしなくてはと思わされたよ。


2002年10月15日(火) くもり時々晴れ
安かったのかな

午後に預かっていた自転車の点検をしている時に、近くで仕事をしているおばちゃんがやってきた。こけた時からブレーキゴムが片方だけが片寄りリムに当っているのが気になってるらしく、直してほしいとの事だった。

だが少々当ってるだけで走りにくくなるという事は余りなく、実際どんな感じでタイヤは回っているのかと思い、タイヤを浮かせて回してみると、何やら擦っているような音がする。
最初は思わずブレーキなのかなと思ってしまったが、ブレーキがリムに当ったくらいでそんな音がする訳はなく、タイヤの周りを見てみると、泥除けが当っていた。
で、2ヵ所を直す事になり、始めると泥除けは意外と簡単に直せたのだが、逆に簡単に出きるだろうと思っていたブレーキゴムの調整に手間がかかってしまった。
いつもなら、前のブレーキの後のネジを閉めたり緩めたりするだけで調整できるのだが、この自転車の場合どうやっても必ず片寄った状態に戻ってくれやがる。
仕方なく最後には完全にネジを緩めて、最初の状態から調整をしてしまった。
で、料金である。いつもよりも手間取った事もあって、高く請求させてもらおうかとも思ったが、逆に待たせてしまったという気持ちもあって、いつもの値段で請求したのだが、かなり驚かれていた。

過去にも驚かれた事があったけど、そんなに安く思われるんだったらもう少し高くさせてもらってもいいのかなと思ったりするが、お客さんの顔を見て料金を決める必要はないないだろうなとは思う。


2002年10月16日(水) 晴れ
近づいている紅葉

午後、用事があって堺町の銀行へ行ったついでにキタムラカメラによりフィルムを買った。
店を出る前には、買った後はすぐに店へ戻ろうと思ってたのだが、銀行へ着く前に、向かいにある中央公園の木々を何気なく見た時に、ここにも色の変わる木はあったかなと思い始め、帰りに寄ってみようと思ったりしてしまう。

キタムラを出ると、電車通りを渡ってすぐに中央公園に行き、自転車を置いて中へ入ってみる。
のんびりと歩きながら見て回ったのだが、その中に数本の葉が濃い紫色に変わっている木を見つけた。そして一本の木の前にだけ、紹介する札が土に差し込まれていて、それによると名前ははっきりとは覚えていないのだが、ツツジ科の木だった。
紅葉というと楓か銀杏のイメージがすぐに浮かぶと同時に、それ以外の木は中々頭に浮かんでこないんだが、きっと楓や銀杏の他にも色の変わる木は多くあるんだろうなと思う。
明日になると、午前中にまた行かなければならないとこがあるんだが、その時には中央公園の前を通って行く事になる。ということで、店にカメラを持ち込んで、用事に出かけたついでに今日見つけたツツジに木を撮ろうかなと思ったりしている。

FMラジオの番組の中でDJが話していたが、四国山地では今が紅葉が最も素晴らしい時期となっているらしい。市内でも紅葉が本格的になってくれば、また頑張って写真を撮りたいと思う。


驚いた
2002年10月17日(木) 晴れ

僕の勤める自転車店によく顔を見せてくれる方が何人かいらっしゃるが、といっても遊びに来るといった訳でもなく、そのほとんどが空気を入れたりなど店の道具を使う時であるが。
勿論、時にはその方々からも修理を依頼してくださる事もあるのだが、午後に一人の方がパンクしたと自転車を持って来られた。

この方によると破裂したような音がしたとの事だったので、タイヤを見てみると、見事に裂けていた。勿論タイヤは交換するしかないのだが、お客さんに交換した時の料金を問われてそれに答えると、自転車を新規にすると言われた。
この方は、前にも自転車が古くなっている事を気にしていた事を思いだし、とうとう自転車を変えるのかなと思ったりすると、僕の勤める店では幾らで売ってるかと問われる。 これを問われると辛いんだが、ただ高いとしか言いようがない。
情けない話しだが、市内の大型店なんかに比べると、同じタイプの物でも値段が倍近く高くなっている事もある。
だから、どのお客さんからもたまに自転車を求められた時には、いつも僕はまず他店で買う事を勧めるようにしている。それでも僕のとこで買うと言ってくださる方がいたりすると、正直嬉しく思うのだが。

この方も他の店へ行くんだろうなと思いつつ、問われるままに他店について紹介していたのだが、突然に店の前に置いていたら迷惑だろうと言い始め、修理を頼むと言ってくださったのだ。それを聞いた時は驚いてしまったが、この方からの依頼を有難く受けさせて頂いた。
預かってからは、タイヤ交換以外にも思わずサービスしてしまったが。


2002年10月18日(金) くもり時々晴れ
言葉

昨日の続きという事になってしまうが、実は昨日の日記に書いたお客さんは仕事が忙しかったみたいで、僕の勤める店が終わるまでには受け取りに来れそうにない。
という事で僕の方から電話で連絡して、料金は今日でいいと伝え、お客さんからの希望もあって自転車も店の前に置いておくと言っておいた。
で、今日の午後に自転車の点検をしていた時に、昨日のお客さんは突然にやってきた。そしてこの時乗っていた自転車が昨日までの物ではなく、新しかったのだ。あれっ、と思っていると、何と今日買ったらしい。正直驚いてしまった。

昨日までの自転車の場合、実は後ろのタイヤもかなり傷んでいて、いつ裂けてもおかしくないと思える状態だった。
店の中には、これまでに交換したタイヤでまだ処分せずに置いている物が何本かあるのだが、その中からお客さんの自転車のタイヤよりもいい状態の物があれば、勝手な行為になってしまうけど、お客さんには言わずに交換しようと思い見てみたが、いいと思える物がなかった。新規に買い換えると言いながら修理をさせて頂いた自転車である。お客さんがいつまで使えるだろうかと気になっていた。
だが、このタイヤの事はお客さんも気がついていたみたいで、いつパンクしてもおかしくないという事も考えて買ったらしいのだ。

修理したばかりの自転車が、余り使われずに終わってしまうのかと思うと正直ショックだったけど、店を出る時にお客さんは昨日修理した自転車も使うと言ってくれたのである。
思わず「お願いします」などと言ってしまったが、お客さんは僕の気持ちが分かっていたのだろうか。お客さんのちょっとした言葉が、何故だか嬉しかった。


2002年10月20日(日) くもり時々
投票

今朝起きた時、何だか窓を通して外を覗いて見ると青空が広がっている感じだった。
予報では今日も雨となっていたのだが、それを覆していい天気になってくれるのかなと思ったりして、もしそうなってくれれば市長選の投票の後にでも、どこかへカメラを持って出かけようかと思ったのだが、思うようにはいかないものである。
朝の買い物に出かけようと外へ出てみると、いつの間にやら空はもう曇っていた。
いい天気でないのに風景を撮りに行っても、いい写真が撮れるものでもなく、あっさりと諦めた。

で、市長選であるが、一応3人の候補者の主張などはメディアを通じて聞いていて、2人の内のどちらかに投票しようと思っていたのだが、どちらに投票するかについては今日になっても決めきれずにいた。
前日までに決めれておけばいいものを、当日の今日になっても決めれずにいるとは、何だかいい加減な気持ちでいたものだと思ったりしたものだが、投票は大事な責任である。行かない訳にはいかない。
投票会場の手前までどちらを選ぶか決めかねていたが、会場に入る前には決めてしっかりと投票してきたが。

投票結果が出るのは午後10時過ぎらしいが、さて誰が当選しているのだろうか。


2002年10月21日(月) 晴れ時々くもり
焦っていた

午前中にブレーキをかけた時に出る音が煩いと、お客さんが自転車を持ってやってくる。
見てみると、後ろはバンドのブレーキである。ローラーだったら簡単に音が消えるようにする事も出来るのだが、バンドだと少々小さくする事は出来ても消す事までは出来ない。
しかし前のブレーキの場合だと、ブレーキゴムの位置を調整したり、ワイヤーの滑りをよくしたりするなどすると音は消えてくれるので、後ろは駄目だけど前だったら出来る事を言うと、だったら前の音だけでも消してほしいと依頼される事になった。

で、いつも通りに作業をしていたのだが、何故だか音が消え切ってくれない。何度やり直しても同じである。で、待ってもらってたお客さんに承諾をもらってブレーキゴムを交換する事にしてみた。
すると、ただ押してブレーキをかけるだけなら音は完全に消えてくれていたのだが、試し乗りをしてみると、何という事か音は消えてくれてないではないか。この時にはかなり焦っていた。
お客さんにはかなり待ってもらっているし、早く修理を終えなければならないという思いがつのるのだが、どうやっても思うようには直りきってくれない。この時は冷静さが欠けていたのかもしれないが、ただブレーキゴムをいじくるだけの事を繰り返していたのだが、ちょっとした事からリムに対してブレーキゴムが平行になってなくて、しかも右側のブレーキゴムは前の方が開いた状態となっていたのだ。これが原因だったんだなと、ブレーキ全体を分解して右側の部分を万力にかけて、ゴムがリムに平行になるように力づくで直した。
そして試し乗りをしてみると、思った通り音は直ってくれていたよ。

お客さんは途中で店を出ていった為に預かりの状態となっていたのだが、もっと早くに原因に気づいていれば預かりの状態とならずにお客さんにお返しする事も出来たろうにと思いつつ、反省している。


2002年10月22日(火) くもり時々晴れ
嫌な天気

今日の天気には何ともいえない気持ちにさせられた。
昨夜の天気予報では今日は晴れだった。しかも秋晴れという事だったのだ。店の近くの城西公園に撮り直したいとこもあって、久しぶりに店にカメラを持って行こうと思っていたのだ。

だが、今朝起きてみると空は曇っているではないか。今日の天気はどうなってるんだと思いつつ、テレビをつけてみると画面の隅に表示される予報は、晴れのマークが一つだけだった。
おかしいな、全然違っているじゃないかと思っていたのだが時間が経つにつれて晴れ間が広がって、仕事へ出かける前にはいい天気と思わせるまでになっていた。これならと、カメラを持って店へ向ったのだが、店に入ってから数台の修理を終えて店の外へ出てみると、そらは何故だか嫌な感じとなっていた。
一応晴れ間はあるのだが、何故だか北側にだけ雲が多く出ているではないか。
そっちの方に城西公園はあるのである。
これだと撮り直したい場所ではまた空は雲に覆われた感じとなっているんだろうなと思っていたら、完全とまではいかなかったけど、ほぼ雲に覆われた風景となってしまっていた。これでは思い通りの写真が撮れないと、撮りなおしは諦めてしまった。

ただ、秋の雰囲気を出している木や、これまでに撮っていなかった花を見つけて撮ったりしたが。
明日、いい天気になってくれれば、また店にカメラを持って行き、何とか撮りたいと思っているが果たしてどうなるのだろうか。


2002年10月23日(水) くもり
寒かった

仕事には長袖のシャツを着て出かけているが、休日にはまだ半袖のシャツを着続けていた。
一時寒くなったなと感じさせられる時もあったのだが、その後また暖かくなっていたからだ。仕事をしている時には、忙しい時には蒸し暑く感じるようにもなり、汗をかいてシャツのボタンを人余分に外す時もあったりした。
街中の木々は色の変化を始めているものが多く、秋は確実に深まっているんだなと思えても、肌にはそんな実感が中々感じられなかったのだが。

しかし今日は空が曇っていた事も影響していたのだろうか、朝が寒い。
店に向う時も空気が冷たく感じる。だが店に入って時間も経っていけば、昨日までと同じように寒さを感じる事もなくなるだろうと思っていたのだが、午後に入っても寒い感じはすぐには消えてくれなかった。今年の秋に入って始めてジャンパーが欲しいと思った。昨日までは一度も思った事はなかったのだが。
今度の寒さは一時的ではないだろう。早ければ今月中に、遅くとも来月始めには外に出る時には必ずジャンパーを着るようになるだろうな。


2002年10月24日(木) 晴れ
部屋の前

今朝部屋を出てみると、部屋の前に何かが転がっている。何だろうと思いつつ近づいてみると、犬の糞だった。これを見た時に何とも言えない憤りを感じさせられたよ。

昔だったら、飼い主が犬の散歩をさせる時、犬がどこで糞をしようとそのままに放りっぱなしにしていたんじゃないだろうかと思うが、その当時の飼い主はその事を何とも思っていなかったのだろう。
だが、いつの頃からか飼い主は糞の始末を求められるようになっていったと思うし、今ではそうする事が当たり前になっているのではないかと思うし、一つの社会的マナーとなっているのだろうと思う。
犬を連れて散歩している人を見かける事はよくある。その人達は常にビニール袋を持っているイメージを勝手に持っているし、時には糞の後始末をしている人を見かける事もある。
そんな事もあり、ほとんどの人は同じ事をしているんだろうと思っているのだが、
時にはそんな事を無視して、他の人々へも迷惑など全く気にもせず、いいように犬を連れて散歩している者もいるのだろうか。

過去にも部屋の前に犬の糞が放りっぱなしにされていた事もあったし、先週には駐車場に行った時に見つけたが、僕のバイクのすぐ横に放りっぱなしにされていた事もあったのだ。この時はかなり感情的になりながら始末してしまったが。
今朝、部屋の前の物に気づいた時には先週の事を思い出していた。

もしも部屋を出た時に、部屋の前で連れている犬が糞をしているにも関わらず、気にもせずに放りっぱなしにしていこうとしている飼い主を見つけた時には、きっと冷静ではいられないだろう。


2002年10月25日(金) 晴れ
感動

明日のよさこい高知国体の開会式に出席される為に、天皇皇后両陛下が今日高知へ来られた。そして、店のすぐ近くにある県庁に訪れられた。

昨日からは、出来れば姿を一目でも見たいなと思っていた。だが、それだけの思いだけで店を出て行ってもいいのかなと思うと迎えに行こうとは決断しきれずに、結局は諦めていた。
しかし当日の今日となり、店に入ってからすぐ近くにある県庁に両陛下が近づいているんだなと思うとじっとしてはいられなくなってくて、11時45分頃にとうとう店を出てしまう。

市役所の前で旗を配ってくれている人から旗をもらって、そのまま市役所の前でお迎えしようと思っていた。すると、まだ県庁の方へ向う人がいる。県庁の方だと両陛下のすぐ近くでお迎えできる可能性もあって、この時点でかなりの人が集まっていた。まだ入る事が出切るのかなと思ったが、思いきって僕も県庁へと向った。
庁舎への入口の前はさすがに人が一杯で行く事は出来なかったが、県庁への出入り口の近くならまだ人はそれほど集まってはおらず、しかも僕の前にいる人達は僕よりも背の低い人ばかり。これはラッキーだったかもしれないとその場に立って待つ事に決めた。

それから30分位待っただろうか。両陛下の乗られた車がいよいよ県庁へ来られた。必死になって車を見ていると、両陛下は笑顔を見せ手を振ってくれているではないか。手前に天皇陛下がいてその後に皇后陛下が座っておられたが、距離はあったけど両陛下の姿がしっかりと見られた。
また車を降りた後も、こちらを振り向いて手を振ってくださっていた。

店を出るまで、行きたいという気持ちが高まっていても、中々決めきれずにいたのだが、やはり思いきってお迎えに行って良かった。両陛下のお姿を見られた時は本当に嬉しかったし、感動だった。


2002年10月26日(土) 晴れ
天気に踊らされてしまった

五台山へ写真を撮りに行く事は昨日から決めていた。昨日の予報では午前中はぐずついているが、午後には回復して晴れるとの事。雨さえ降らなければ、午前中にも行こうと思っていた。
そして今日、何度か外を見てみると曇ってはいるが雨は降っていない。よし、行こうと外へ出てみると、何という事か非常に小雨だが降っているではないか。参ったなと、一瞬悩んでしまったが、午後には晴れると言われていたし、この程度の雨ならすぐに止んでくれるだろうと行く事を決めたのだが、これは間違いだったのかなと後から後悔する事になってしまったのだが。

五台山に近づいた頃に雨が少し大きくなってきて、それまで畳んだままだった傘をさした。五台山の遊歩道を進んでる時は道を覆っている木々が傘となってくれていて、止んでくれていたら嬉しいなと思いつつ竹林寺の前に出てみればポツポツだがまだ小さな雨が降っている。
予定なら、1枚目は竹林寺の正門を撮るつもりだったのだが、雨の降る中カメラを出す訳にもいかず、正門を通って本堂のある広場も抜け、そのまま正門も抜けて五台山の展望台へ行き、ポツポツ降ったり止んだりの中途半端な雨が完全に止んでくれるのをただただ待っていた。

11時を過ぎた頃だったろうか、雨が中々降らなくなってきた。もう大丈夫だろうと思い、降らないでくれよと思いつつ、竹林寺に戻り本堂を撮ろうと構えているとまたまたポツポツと降り出してきやがる。だが止んでくれと我慢して待っていると、雨は止んでくれてシャッターを押した。
他にも撮りたいと思う物にカメラを向けていると、また雨が、しかもそれまでよりも強めに降り出したのだ。
「今日はもう駄目だ、明日にしよう」と思い、五台山を降りていっていると、さっきまでの天気は一体なんだったんだと思わせてくれるように、知らぬ間に一気に晴れ間が広がっていて。遊歩道にも日差しが入ってきていた。
すぐに戻ろうかとも思ったが、天気はどう変わるか分からない。一旦部屋に戻り、気まぐれから高知城へ写真を撮りに行き、撮り切ったフィルムをキタムラに預けて後、空は晴れ間が続いていたのでそのまま五台山へと向ってしまった。

午前中に急いでいく事もなかったのに、どうして行ってしまったのかなと、馬鹿な事をしてしまったなと思ってしまっている。


2002年10月27日(日) 晴れ
飽きもせず

今日は寒い。もう10月も下旬だというのに、部屋の中では未だにTシャツを着て、窓も開けて過ごしているのだが、今日は朝から震える感じだった。
そろそろコタツも用意しなきゃいけないのかなと思ったりする。

で、今日はというと、昨日動き回ってバテ気味な事もあって、外にも余り出ずパソコンも余り使わずにのんびり過ごそうと思っていたのだが、気づいてみれば朝から昼過ぎまでずっとパソコンを使いまくっていたし、昼食をとった後には、部屋にこもってばかりいてもつまらないと飽きもせずに今日もカメラを背負って出掛けてしまった。
撮り終わり戻る時には、帰ってからは今度こそのんびりしようと思っていたのだが、またすぐにパソコンに向ってしまい写真の編集などをしてしまっていた。
本当に飽きないものである。

2002年10月28日(月) くもり時々晴れ
判断ミスだったか

この前から寒くなってきたなと思っていたが、昨日から一気に冬に近づいているのかなと思わせてくれる程に寒くなり、夜になるとこの寒さに耐えるのはきついかなと、慌ててコタツを出してしまった。

そして今日も朝から寒い。
仕事に行く時にはジャンパーを着て行こうかどうしようかと考えたんだが、昨日も出掛けていた時に寒さに耐えきれないという事もなかったし、逆にジャンパーを着てて蒸せたりしたらやだなと思い、まだ着ずに行かなくてもいいだろうと思ったのだが、これは甘かった。

朝からずっと外に出ていると、冷え込んでしまったのだろうか、体が芯から寒くなってしまったなと思うようになってしまう。
ゾクゾクッと体が寒く感じてしまう時もあったし。思わず風邪も引きかけてるのかなと思ったりしたが、くしゃみも何もないのだから大丈夫だろうとは思うが。
しかし、店は出入り口を開けっ放しにしている為に外と同じように寒いのである。午後にほんの1時間余り出ているだけと、朝から何時間も外に出ているでは感じる寒さも違うだろうと、どうして考えなかったのだろうか。
店の中で寒いなと思いつつ、何度も後悔してしまってた。
明日からは、勿論ジャンパーを着ていくつもりだ。


2002年10月29日(火) 晴れ時々くもり
ジャンパー

今日も寒かった。予定通りジャンパーを着て仕事には出かけたのだが、これは正解だった。今年の秋一番の冷え込みだったらしいのだが、着て店に向ってる時も冷たい空気を感じたのだから。

だがである、店に着いた後、ちょっと用事があって出かけていたのだが、天気が晴れていたせいもあったのかもしれないが、ジャンパーを着たまま歩いているとちょっと蒸せた感じになるではないか。こんな感じだったら、ジャンパーは脱いでいてもいいのかなと思い、店に戻ると簡単に脱いでしまった。
最初はどって事もなかったのだが、時間が経つに連れてもの凄く寒さを感じさせれるようになってくる。午後になると、さすがにこの寒さに耐えれなくなって、またジャンパーを着てしまった。
すると、また時間が経つに連れて暖かい感じになってくるではないか。ジャンパーの効果の大きさを久しぶりに実感させられた。
ただ、冬となるばたとえ着ているとしても、寒さを感じる事は仕方がないのだが。

ところで、急激に寒くなってきたせいもあるのだろうか、ここのとこ紅葉が一気に色づき始めている感じである。
今年も本格的な紅葉の景色を見せてくれるのは来月の中頃から下旬頃だろうかと思っていたのだが、ここのとこの変化を見ていると、もしかすると今年は早く来るかもしれないと思えてくる。
その時が来れば、今年はカメラをしっかりと持って行かなくてはと今から思ったりしている。


2002年10月30日(水) 晴れくもり
交換

どこの自転車店にもエアーチャックを押し当てれば自動的に空気を入れてくれる空気入れがあると思うが、その元となっているのがコンプレッサーという物である。
僕の勤める店にも勿論あるのだが、昨日の夕方であるが、タイヤ交換を依頼されていて交換したタイヤに空気を入れた時に、コンプレッサーのモーターが動き始める音が鳴り始めた。
いつも通り最低限までタンクの空気が減っていて、また空気を貯めているんだろうと思っていたのだが、いつまで経っても音が止まらないというかモーターが止まらない。何だこれはと、慌てて一度電源を切って改めて入れると止まってくれたのだが。

モーターが動き出してから止まってくれないという事は、ホースのどこかから空気が漏れていてタンクに空気が貯まりきらない状態となっている可能性が高い。そんな事に気づいたのが昨日も夕方だったので、今日思い切ってホースの交換をしようと思っていたのだが、今日の午後そろそろ買いに行こうかと思った時、何気なく一体どこから漏れているんだろうとホースをチェックしてみたのだが、何とどこからも空気が漏れてそうな感じではなかった。
あれっ、じゃどこから漏れてるんだと思った時に、前にエアーチャックから少々だが空気が漏れていたことを思い出し、もしかするとそこかもしれないなとチェックしてみると、 勢いよく空気が漏れているではないか。
一瞬にして交換するものをホースからエアーチャックに変えた。

コンプレッサーなんかに使うホースは結構高いもので、もしこの事に気づかずに、ホースの交換をしていたらかなりの無駄遣いをする事になってた訳で、正直気づいてよかったなと思ってる。


2002年10月31日(木) くもり
疑問

いつも通り昼のニュースを見ている時の事、よく知っている人が突然に店にやってきた。
何だろうと思うと、自転車の前のブレーキが甘いので見てほしいという。
最近の事らしいのだが、近所の自転車屋に同じ事で自転車を持って行き、ブレーキを絞めてほしいと依頼すると、絞めると効かなくなるから出来ないと断られたらしいのだ。

ちょっと呆気にとられた気持ちとなってしまったが、その人の勧めもあってまず自転車に試し乗ってブレーキの効き具合がどの程度なのかをチェックしてみた。だが、甘くもなく強すぎる事もなく、普通の状態だったといえばいいのだろうか。
その事を伝えたが、やはり不安があるのだろうか、それでも絞めてほしいとの事だったので少しだが絞める事にした。
といって、余り強く絞めすぎて遊びが余りない状態としてしまってはワイヤーによくはないので、決して絞めすぎないようにしたが。

ただ、何度か本当にブレーキは絞めたらいけないのかと問われたのだが、この時は「少しなら絞める事は出来ますよ」としか言えなかった。この人の近所の自転車屋は、何を思って断ったのか疑問だ。


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