気まぐれ日記


毎日綴る時もあれば、かなり間があくこともあるのではないかと思いますが、僕の一日の中で(楽しい事や色々な事があると思うけど)
ちょっとした事を、僕なりに綴っていってみようかなと思ってます。


2003年2月1日(土)くもり
思わぬトラブル

今日の仕事はとある公共機関の自転車の点検のみで、予定通り午前中に終わり、さっさと店を出て、先週に続いて高知城の梅の段へと向う。
先週に比べれば今日はかなり咲いてくれてるのではないかと思って。

だが、中々思い通りにはいってくれてはいないもので、梅の段に着いてみると先週とそれ程の違いはない。
しかし今週はかなりの冷え込みもあったし、余り咲いてる訳もないだろうし仕方あるまいと思いつつ、カメラを出していざ撮ろうとした時、何という事かカメラが正常に動いてくれない。
どうなってんのと思いつつ、色々とやるがどうにもならなくて、結局梅を撮るのを諦めて帰ってきてしまった。帰る途中には、修理に出しても費用はかなりかかなるだろうし、そうなれば新たに用意した方がましか。となると懐が辛くなるなと強く感じていたのだが。

しかしである。部屋に戻り、改めてカメラを動かしてみると、何故だか正常に動くようになっているのである。これには、ただただ呆気にとられてしまったが。で、外にも持ち出して改めて使ってみてると、やはり正常に動くのだ。高知城でのトラブルは一体なんだったのだろうか。
全く分からん。
ちなみに外へ持ち出した時に、衝動的ではあったが、思わず自分の自転車の写真を撮ってしまった。
たまにはちょっとした写真を撮るのもいいのかなと思ったりしながら。


2003年2月2日(日)晴れ
今日は天満宮

昨日の段階では、今日は部屋でのんびりとしていようと思っていたのだが、昨日に比べて今日は非常に天気がいいし、それに昨日は撮ろうと思っていったにも関わらず、梅の花が一つも撮れなかった事もあり、今日も撮りに行こうと午前中にカメラをバッグに入れてさっさと出掛けてしまった。

最初は昨日と同じく高知城へ行こかとも考えたが、同じとこばかりに行ってもつまらないと向きを天満宮へと変える。
といっても、天満宮ではどこに梅があるのかハッキリとは知っていなかったので、探すのにちょっと手間取るかなと思ったりしたが、いざ入ってウロチョロとしてると簡単に見つかるものである。

高知城に比べると梅の木は少なかったが、撮りやすく植えられていて、思わずラッキーと思ったりしてしまったが。
しかし、ここの梅の花も余り咲いてはいない。天満宮の梅の花が咲いたとニュースで伝えられたのは確か1月上旬だったと思う。もしかすると来るのが遅かったのか、それともニュースが流れてから余り咲いていないのか、そこはハッキリしないのだが、これからはここにも時々見にこなくてはと思ったりしつつ、数枚の写真を撮った。

それにしてもである。高知城といい天満宮といい、何故だか桃色の梅の花がほとんど咲いていなくて、まだ一枚も撮っていないのだ。いつになったら桃色の花は撮れるのだろうか。


2003年2月3日(月)晴れ
バッテリー交換

先月の初めにも書いていた我が愛車のバッテリーであるが、今日になってやっと交換する事となった。

先月4日に充電してもらった時、そこのバイク屋からは限界近しとは言われていたのだが、僕としては短い間隔で乗ったりアイドリングをしていれば何とか春までは持ってくれるだろうと思っていたのだが、思うようにはいってくれない。
先月の中頃に、バッテリーはあっという間に寿命を迎えてしまったのだ。それもその日に走った直後に、もう一度エンジンを掛けておこうとしたところ、何という事かエンジンはかかってくれない。
普通、ある程度走った直後であれば、走ることによって新たに充電されているのだから、エンジンが掛からない事は無い筈なのに。もう充電する事も出来なくなっていたのだろう。先月充電してもらった時に、かなり限界に近い状態だったんだなと考えたりしていた。

となると、バッテリーを交換するしかないとなってしまうのだが、この時はバイク屋に頼むよりも勤めてる店で世話になっている問屋から買うか、ネットで安く売っている会社を探してネットで買うかの、どちらかにしようと思ったりする。
この時は、ただ懐が苦しくて安く手に入れたいというのが本音だった。
で、すぐに買おうかとも思ったが、まだ1月も中盤の時。もう少し待った方が気温も上がって得となるのではないかと思い、今月までずっと交換せずにいたのだが、これは正解だったかもしれない。先週はもの凄い冷え込みもあったし。

そして今日、問屋で買う事を決めて午前中に行った。これまで仕入れた事の無いバッテリーで、値段は分からなくて、ネットの方が安く買う事が出きるかもしれないとも思ったのだが、、問屋だと高いとしてもすぐに手に入れる事ができる。この部分を優先したのだが。
値段については高くてもいいと思っていたので、余り考えないようにしておこう。

部屋に戻るとすぐにバイクに取り付け、薄暗い中久しぶりに走った。やはり前のバッテリーの時とは走りが違ってた。
また、低回転の時にはよくエンジンが止まりかけたりする事があったのだが、新しいとさすがにそんな事も無く快適に走れた。
バイクに乗ってる時は、もの凄く楽しく感じたよ。

2003年2月4日(火)くもり晴れ
卒業

今日のFM高知のハイ・シックス・レディオ・ジャムでは卒業特集とされており、卒業に関する曲が選曲されたり、リクエストを受けて曲を流していたが、考えてみればもうそんな時期になっているのかなと感じたりする。
先月30日には土佐塾高校がすでに卒業式を終えているし。

卒業特集という事で、どんな曲が流れるのだろうと意識して聴いていたのだが、聴き覚えがないというか知らなかった曲も意外とあったりする。ただ、昔よりも数年前から流れている曲が多かったかだろうか。

僕も卒業に関してどんな曲があったかなと思い浮かべてみたが、すぐに出てきたのは海援隊の「贈る言葉」とユーミンも歌っているハイファイセットの「卒業写真」。そして少し間を置いてから、長渕剛の「乾杯」と尾崎豊の「卒業」など。

だが、ラジオの方も聴き続けていると懐かしい曲が流れたり、これも卒業のイメージの絡む曲だったんだなと思う曲もあったり、また初めて聴く曲にもいいなと感じる曲があって、卒業の絡む曲にはいい物が多いんだなと思ったりしていた。


2003年2月5日(水)晴れ
気になってる店

先月、店で聴いてたFM高知の本町アタッカーズで知ってから気になってる店がある。「オムライス」という洋食店だ。
水曜日の本町アタッカーズには、DJが直接とある飲食店に出掛けてその店の代表的なメニューを試食しながらその店の紹介をするコーナーがあるのだが、先月の中頃だったろうか、「オムライス」の紹介がされていたのだが、DJが試食したのはオムライス。

食べながら、その味に関する事を言ってくれていたのだが、もう無茶苦茶上手そうだった。しかも安いのだ。
それらを聴いてる内に、いつかは食べに行ってみたいなと思うようになってしまったのだが、これまでは店がどこにあるのかが、はっきりと分かっていなかった。
店の紹介の時に、DJは比島の産業道路沿いにあるとは紹介してくれていたのだが。

今日の午後、四国銀行の比島支店に行く用事があったのである。そこから産業道路まではそれ程遠くはない。余り迷う事なく、寄り道してどこにあるのか探してみようと思ったりする。

銀行での用事を済ませると、すぐに産業道路へ向い、そこに入ると、歩道をのんびりと走りながら注意してみていると、見つかった。大きくはなかったが、洒落た店であった。

勤めてる店からは遠いので、仕事中には中々行く事はできないが、機会があれば必ず食べに行ってみたいと思う。あの店のオムライスを。


2003年2月6日(木)晴れ
英語

2年前にちょっとした事から英語の学習に意欲を持って、僕なりにかなり頑張って勉強していたのだが、中々理解しきれないでいた事も影響していたのかもしれないが、去年は通っていた英会話教室でトラブルがあってまず教室へ通うのを止め、その後も8月頃までは独自に学習を続けていたのだが、いつの間にやら止めてしまっていた。

だが、英語に対する意欲が全く途絶えてしまった訳ではない。時々、どんな学習をしていたのか思い返す時もあった。

そんな時に、ふと気づいたのが英文の基本中の基本は主語+動詞ではないかと。
それから改めて英語の学習を始めていったのだが、去年の夏頃まで学習していても、中々読みきれなかった英文がすらすらと読めるのだ。
まず主語と動詞から、文全体を見るだけの事なのだが。

一時は図書館より英語に関する本を借りる事も無くなっていたが、また活発に借りる事になった。改めて頑張って英語の勉強をしてみたいと思う。どこまで身に付ける事が出きるか分からないが。出きるだけ頑張ってみようと思う。

2003年2月7日(金)晴れ
暖かくなってきたかな

昨日の天気予報では、今日から暖かくなると言っていたが、その予報通り、今日は朝から暖かい感じだ。
昨日までは、特に小さな電気ストーブしかない店にいる時には早く暖かくなってほしいと思ってただけに、予報通りに暖かくなってくれそうな事を嬉しく思うのだが、同時に、また今年も嫌な時期がやってきてるなと思ったりもする。
花粉症だ。

今年も今月から花粉情報がメディアから流れるようになっているが、今日までは花粉の飛散量は少なかったのだが、これから暖かくなっていくに連れて飛散の量は多くなっていくのだろう。
となると、今年もまたしんどい思いをさせられてしまうのだろうな、などと考えると思わず溜息も出てしまう。

FM高知を聴いてると、花粉症の特効薬に出てほしいとか言ってるDJがいたが、同じ気持ちだ。本当に特効薬なんて出てくれたら最高に嬉しいのだが、しかし中々出てはくれないのだろうな。

今年も花粉症の症状が出始めたら、マスクを使ったりして少しでも軽くなるようにしなければ。しかし、少しでも花粉の飛散量が少なくなれば嬉しいのだが。

2003年2月8日(土)くもり
降ってほしくなかった雨

今日はとあるとこの自転車の点検や修理をしなくてはならなかったのだが、その自転車は1台毎にそのとあるとこから店に持っていかなければならず、正直いって雨には降ってほしくない日である。

昨日の予報だと、今日は昼前から降り始めるとなっていたが、少しでも降るのが遅くなってくれればと思いつつ店に出かけた。
だが思うようにはいってくれないものである。何と10時過ぎにはポツポツと雨が降り始めたのだ。だが、救いだったのが最初は小雨で降ったり止んだりの状態だったのだ。
最初から大降りにでもなってたら、すぐに今日の点検を諦めていたと思うのだが、降りが中々強くならない事もあって予定通り点検を続ける事にした。
残り2台程度になった時には、段々と降りが強くなってきていたが。

ちなみに数日前だったら、週間予報では雨が降るなんて言ってなかったし、仕事が終わった後にはどこかに写真を撮りに行こうかと思っていたのだが、結局は仕事が終わった後にどこにも撮りに行けやしなかった。ガッカリだよ。

2003年2月9日(日)晴れ
今日はいい天気だった

今日は昨日と異なって朝からいい天気である。そして、ここのとこ写真といえば梅の花を撮る事ばかりを考えているのだが、今日はどこかへ撮りに行こうと考えた時、行こうと思った場所は、高知城の梅の段と天満宮だけだ。
梅の名所といえば、この2ヶ所しか知らないから。

梅は雨が降ると活発に咲く物とも聞いた。となると、前回梅の段に行ったのはほんの数日前だった。この時には、満開にはまだまだ程遠い感じだったが、もしかすると昨日の雨で一気に満開に近づいてくれているかもしれないなどと思いつつ、高知城へ出かけた。

梅の段に着いてみると、本当に雨の効果はあったのかもしれない。
前に見に行った時に比べると、確かに多く咲いていた。特に前回までだと、咲いていたのは白の梅がほとんどで紅色の梅が余り咲いていなかったのだが、今日は結構咲いてくれていたのだ。
前回まで色の梅しか撮っていなかったせいもあってか、紅色の梅を撮る事に集中してしまったろうか。勿論白の梅も撮っているが。
しかし、梅の段には満開となれば、高知城をバックにしていい写真が撮れるのではないかと思えるとこがあるのだが、そこの梅の満開はまだまだ先になりそうだった。

今月中にはきっと満開となってくれるだろうと思うが、果たしていつ頃になるのだろうか。また、カメラを持って行った時に、タイミングがあってくれれば嬉しいのだが。


2003年2月10日(月)晴れ時々くもり
作業にミス

午前中に自転車のパンクの修理を依頼される。僕が店に着く前に、すでに店に預けられていて、店に入るとすぐに作業を始めたのだが、ここで思いがけないミスをしてしまったのだが、ちょっと痛い思いをさせられてしまう。

作業を始めてチューブを取り出し、穴を探してみれば、パッチの貼り方から恐らく僕がやっていたのではないかと思うが、過去にパンク修理をした時に貼ってあるパッチから空気の漏れているとこは見つかった。
その穴はパッチの真ん中辺りにあって、且つサイズの小さい物を使っていれば、作業はやりやすくさっさと作業を進める事だったと思うが、今回の場合、何故だか端っこに空いていて、パッチのサイズも大きく、更に前にパンク修理した時の穴は切れる様に空いていたのだろう。パッチの内側の真ん中辺りは大きく割けていた。

内側が割けている状態の場合、パッチを完全に剥ぎ取って、新たに貼りつける事はできない。しかし、真ん中辺りに空いてくれていれば作業はやりやすいのだが、今回の場合はいつもよりも割けている部分を特に注意して削らなければならない。

そして、そのパッチの部分は上手く削っていったのだが、パッチ以外のいつも通り簡単に削れるとこで思いもしないミスをしてしまう。
何という事か、削り過ぎてしまい、チューブに新たに穴を空けてしまったのだ。過去に同じミスをした記憶などなくて、これに気づいた時はショックだった。
すぐにパンク修理からチューブ交換へと作業を変更した。

この事はお客さんにも話し、謝罪しておいたが。勿論、料金はパンク修理と同じである。


2003年2月12日(水)晴れ
小鳥

最近は、仕事に行くと店のすぐ近くにある事もあってだが、高知城の梅の段へ行く事が多くなってしまった。という事で、今日も行ってしまった。

平日という事もあって、人は少なかったが、何だかどの人もカメラを持ってる感じである。ただ梅を見て楽しんでるだけの人もいれば、梅を撮ってる人や梅をバックに撮り合ってる御夫婦もいたりする。
暖かった事もあったのだろうか、御夫婦などいい雰囲気だなと思いつつ、今日も梅の咲き具合はどれ位なのかなと、のんびりと見て回っていると、思わず写真を撮り合っていた御夫婦に声を掛けられて写真を撮ってほしいと頼まれてしまった。

で、御夫婦から預かったカメラで満開となっている梅の木をバックにして並んでいるとこを撮ったのだが、何だか変な感じであった。もう何年も使っていない為か、コンパクトカメラが何だか使いきれなくて、確かにシャッターは押したのだが、押しきった感じがしなかったのだ。
そんな僕を察して一枚だけでは不安と思われたのか、もう一枚撮ってほしいと言われてしまった。これは僕にとっても有り難いと思ってしまったのだが、今度はただシャッターを押すだけでなく半押しから構図を見て押し切った。2枚目はしっかりと撮れているはずだ。

その後また梅を見ていると、数羽の小鳥が飛んできて梅の花を突ついていた。撮りたいなと思いつつ見ていると、後からやってきた別の御夫婦がウグイスだろうと言っていたのだ。そんな事を聞くと、今度カメラを持って行った時には絶対に飛んできてほしいなと思ったりしている。
ただ、小鳥の動きは速くて、付いていけるかどうか分からないが。だが、チャンスがあれば是非とも撮りたい。

と、話題は変わるが、いよいよ今年も花粉症の症状が出始めた。昨日辺りから、目が痒くなってきている。店にいる時には、思わず目薬を持ってきとけばよかったなと、ちょっと後悔していた。

2003年2月13日(木)晴れ
意外な発見

昨夜の事、ふとそう言えば城西公園にも梅はあったなと思い出し、ならば見てみなければと思っていたのだが、今日の午前中に知り合いのバイク屋へ行った帰りにちょっと寄ってみた。

中へ入ってみると、思わず何なんだと思わされてしまったのだが、池の方の広場には多くの子供達が集まっていて何やら準備運動をしている感じ。
この時は、またどこかの小学校の子供達が城西で何かやっているのかなと軽く思った程度で、子供達からは北に離れた庭の前に自転車を置いて、さっさとその庭へと入って行く。

ここに植えられている木々には名札が掛けられていて、この庭の横を通った通路を走ってる時には梅が目立っていた事もあって勝手にここに植えられているのはほとんど梅だったのだろうと思いつつ、その名札を見てみると意外にも梅とは異なるは名前の木がほとんどだった。
中には桃の名札を掛けられた木もあって、まだつぼみは開きそうな感じではなかったのだけれど、どんな花が開くのかとても感心を持っている。綺麗な、いい花が咲いてくれれば撮ろうかと思っているのだが。

で、見つけた梅は通路の横に植えられていた物だけだったろうか。また、梅も桃もその他のその庭に植えられていた木々は全てバラ科となっていた。これもまた意外な発見だなと思いつつ、自転車に戻り子供達を見てみると、何やら皆がスタート寸前といった感じである。しかも僕の方に向って。

これはマラソンの練習でもするのかなと思いつつ、子供達が走るだろうと思えるコースを先に走りながら、更にもしも追いつかれたりするような事があってはやばいと、逃げるようにさっさと出て行ってしまった。


2003年2月14日(金)晴れ
穴がない

修理の依頼を受けて、その自転車を扱っている時には、思わず「あれっ」と思ってしまう時もある。

午前中の事、パンクしてると一台の自転車を預かった。タイヤを見てみれば、空気は完全に抜けていたのかペッチャンコ。口金もほぼ閉まった状態だったし、虫ゴムの状態もいい。
パンクの可能性が非常に高いなと思いつつ、タイヤからチューブを取り出して膨らまし、さあて穴を見つけてやるぞと、水の中にいれて見てみるが、何故だか穴が見つからない。
穴がかなり小さかったのかもしれないと、チューブに更に空気を入れて膨らまし、改めて見てみる。だが、穴は見つからない。

これまで、パンクの可能性が高いと判断してチューブを見た時に穴が見つからない事は滅多にあった事ではない。
可笑しいなと思いつつ、虫ゴムも改めて見てみる。やはり傷んでる感じではない。更に別のチューブに虫ゴムを取り付けて、今度は口金の緩みも一緒にチェックしてみるが、 やはり空気は全く漏れてはこなかった。

どうなってんだこれはと思ったりしながら、チューブを更に膨らまし、改めて空気の漏れているとこは無いのかとしつこく見てみたのだが、やはり見つからないのだ。結局はこれはパンクでも何でもなかったなと判断したが。

お客さんにその事を伝えた時も驚かれ、お返しする時は「空気を抜かれちょったがやろか」と言われたが、そうとしか考えられない。何者かが悪戯でやったのだろうか。つまらん事をする者もいるものだ。

2003年2月15日(土)晴れくもり
今月の点検

僕の勤める自転車店では、とある法人より所有している自転車の点検をさせてもらっているのだが、その点検を行うのは土曜日が多い。
当然の事ではあるが、平日だと使われている事が多くて中々預かる事が出来ない為に、法人が休日となる土曜日に行っているのだが、時には、この土曜日にも使われている事があるものだ。久しぶりに今日がそうだった。

今日は、今月の点検を全て終了させるつもりで店に出掛けていたのだが、法人の自転車の鍵を預かっている警備の人のとこへ行くと、突然に「今、一台使われちゅう」と言われてしまった。思わずガッカリである。
過去にも同じように使われている事が何度かあったが、その場合、自転車は月曜日まで戻らない事がほとんど。これだと、月曜日にまた行かなければいけないのかなと思ったりしてしまったのだが、何台かの自転車の点検を終えて、次の自転車を預かりに行った時に、警備の人に声を掛けられて、今日使われた自転車は今日中には戻ってくるよ、と教えてくれたのだ。
これを聞いた時は何だか嬉しかった。そして、絶対に今日中に点検を片付けてやると思ったりしたが。

そして使われていた自転車以外の点検を終えた後、約3時間後に改めて法人を訪ねると、その自転車は戻ってくれていたのだ。その自転車を見つけた時は本当に嬉しかったね。すぐに店に持って行き、しっかりと点検を済ませたよ。
これで今月の点検作業は終了だ。

2003年2月17日(月)晴れ
夢を見る

何故だろうか、最近はよく夢を見る事が多い。今日も見ていて、そのストーリーも大雑把だが覚えている。

誰もがそうではないか思うが、夢の中にはたまに自分が存在しない事もあるかもしれないが、ほとんどの夢の中には自分が現れている。
そして夢の中に見る物は完全な物語で、自分以外のキャラクターは初めて出会う者ばかり。そんな者と展開される物語は正に架空の世界、全く現実とは異なった別の世界だと思う。
そんな架空の世界を作っているのだから、もしかしたら僕にも作家の才能があるのかもしれないなどと馬鹿げた事を思ったりしてしまう事もあるが。

しかし、最近、何度も夢を見ていて感じたのだが、夢の世界が作られている元はこれまでの体験や思い、或いは未来への思いや予想などなのかもしれない。最近の夢の中に、そんな事を実感させられる事もある。
また、眠りから覚めた時、まだ夢の中の自分を見てしまっている時もあるし、その後に夢の中で見つめていた自分を考えさせられてしまう事もある。


2003年2月18日(火)くもり晴れ
新旧交代

約8年前から使っていたドライヤー。恐らく何日も前から弱まっていたのではないかと思うが、その事に気づいたのは昨日の事。いつも通りセットしようと、使い始めると、何だか当ってくる風が弱い。
可笑しいなとチェックしてみると、どこにスイッチを合わせても、もう弱い風しか吹かなくなっていた。

前日まで、いつも通り作動していた物がいきなり弱くなるなんて事も無いだろうから、かなり前から弱くなってたのかなと思ったりしたが。
だが、昨日の段階では弱くなっているとしても、まだセットには使えそうだとし、すぐに買い換える必要は無いだろうなと思っていたのだが、かなり弱くなっていたのだろうか、今朝使った時には昨日よりも弱くなっていて、団扇で軽く扇ぐ程度の風しか吹いてくれなくなっていた。

もう限界だったのかなと思い、今朝、今日中に新しいのを買う事を決めてしまった。

しかし、約8年前に買ってからこれまで、このドライヤーは本当に長く、そしてよく働いてくれた。長く愛用していると愛着も深まっていくものである。
だから突然に手放さなくなってしまった事に淋しさも感じるが、これは仕方のない事だろう。ただ、長く働いてくれた事に感謝しなくてはならない。

そして、今日ヤマダから買ってきた新しいドライヤーに、これから長く頑張ってもらえる事を願いたい。


2003年2月19日(水)くもり晴れ
いよいよ本格的

今月1日から毎年お馴染みの花粉情報が流れ始め、今年もまた耐えなければならない時期がやってきたのかなと思わされたのだが、昨日まではその予想に反して今年は意外と楽なのかもしれないと思わされてくれていたのだが。

目は毎日のように痒くて、こすってると痛くも感じてしまうものだから、目薬を毎日使ってたりしていたのだが、これまで一番に苦しめられてきた鼻になると、時々軽く詰まったりする事はあっても、それ以上きつくなる事も無かった。
そのせいもあってか、点鼻薬などを一切使わなくても過す事が出来ていたのだが、どういう事なのか、昨日から一気にきつくなってきやがったのだ。

昼間は、頻繁に鼻水が流れるようになってきて、何度も鼻をかんだりしていたのだが、この時にはまだ鼻が余り詰まっていなかった為に、それ程気にはしていなかった。鼻水だけなら耐えれない事は無いし、まだどってことは無いと思っていたのだ。

しかし思い通りには行ってくれないものである。
夜になると、遂に本格的に鼻が詰まってきやがった。最初は耐えてやろうじゃないかなどと思ったりしたのだが、ほぼ完全に詰まった状態にまでいかれてしまうと、もう無理。2年前から使っていた点鼻薬をとうとう使ってしまった。

最初は楽に過せるかもしれないなどと、甘く考えたりしたけども、やはりこの時期は耐えなければいけないのだろうかと、改めて思わされている。


2003年2月20日(木)晴れ一時
気まぐれ天気

今日の天気は非常に気まぐれではなかっただろうか。何といっても、晴れているにも関わらず、雨を降らせるなんて事をしていたのだから。

まずは朝。仕事に出掛ける前のちょっとした用事に出かけようと外に出た時、パラパラと雨が降っていた。
だが外に出る前に、窓越しに外を見た時は、外は晴れている感じだったのだ。実際、ぱらぱらと降ってくる空を見てみれば、やはり晴れていた。にも関わらずどうして降ってるの、と思いつつもすぐに止むだろうと決め込んで、傘も持たずに出掛けたのだが、そんな予想は見事に外れて、雨が止んだのは部屋に戻る頃だった。

そして、仕事に出掛ける時には雨は完全に止んでいて、天気は晴れ。今日はずっとこの天気でいくだろうと思ったんだが、ここでも予想外れだ。何と仕事に向ってる時に、またしても雨がパラパラと降り出しやがった。が、この雨はすぐに止んでくれたのだが。

で、今度はもう気まぐれな事は起こらないだろうと決め込んでいたのだが、午後1時前に、またしても雨は降り始めた。しかも、この時はパラパラなんて物じゃなくて、本格的。しかも空もいつのまにか曇ってる感じで、激しく降ってる時もあったりしたのだ。
こりゃあ、簡単には止んでくれそうに無い。勿論、傘など持って行っていなかったから、このまま降り続けられる事になったらたまったものじゃないなと思ってると、1時過ぎに突然に雨の勢いは衰えて、空は明るくなってきたのだ。そして、そのまま雨は止んでしまった。

その後にも2回程、パラパラと降っていたのだが、本当になんだったのだろうか、今日の天気は。などと思ったりする。


2003年2月21日(金)晴れ
説明不足だったか

同業者である、別の自転車屋の者と時々話していると、お客さんの事で話しが盛り上がってしまう事がある。僕達の仕事は、物凄く簡単に見られているのかなと。

今日はとあるお客さんがやってきて、後ろのタイヤからカラカラと音が出るので直してほしいと。この場合、チェーンか車輪の軸の部分にトラブルがある事がほとんどなのだが、チェックしてみると、車輪の方だとすぐに分かる。
で、料金について問われていたので、その事に答えると、ここでやってほしいと依頼され預かる事となった。

車輪の軸の部分がトラブルの原因となっている場合、シャフトをスムースに回転させる為に左右に取りつけられているベアリングのグリスが乾き切ってしまっていて、ベアリングがぶつかり合っている事が原因と考えられる。
で、これを直すには、まずタイヤを取り外し、次にタイヤからシャフトを取り外すと同時にベアリングも取り外して、まずベアリングを置いているとこを清掃して、グリスを入れて、改めてベアリングを入れて更にグリスを被せるように塗っていく。
また、シャフトにもグリスを塗って、今度は元に戻していくのだが。

お客さんが受け取りに来た時に、作業について簡単に説明したが、かなり説明不足だったのかもしれないが、かなり簡単な作業だったと思われてしまったみたい。正直いって、いい気はしなかった。

修理をする時は預かって作業する事が多いが、自転車の修理は全て簡単だと思ってくれている人には預けるばかりじゃなくて、僕達の作業も時下に見てもらいたい。勿論、時間の掛かる時もである。そんな事を強く思ったりしている。

2003年2月23日(日)晴れ
寝すぎてた

今朝は起きるのが遅かった。目覚めて掛時計を見た時には、もう9時前である。こんな時間まで寝たのは、数年ぶりの事だ。幾らか疲れは感じてはいたが、思っていた以上に体は疲れていたのだろうかと思わされてしまったのだが。
しかし、たっぷりと寝た効果がさっそく出ていたのだろうか、起きた時には、昨日に比べるとかなり体が軽く感じられていた。

今日は仕事とは関係無いのだが、しんどいなと思いつつも、ちょっとした用事から店へ行かなければならない。
昨日までだったら、いつも通り自転車で行こうかと思っていたのだが、今朝からはバイクで行こうかと思い始めてしまう。
昨日と違って、今日は快晴で暖かかったし、また前に走ってからもう6日も経ってる事と、明日からの為にも体は休めるようにした方がいいかなと思ったし。

バイクを置いてるとこには、メットを持って自転車で向った。そして、店に着いて用事をしている時に、ある事に気づく。自転車に鍵を掛けるのを忘れていたのだ。
ジーパンのどっちのポケットを探しても、キーが見つからなかったのだから。
気づいた時には思わず焦ってしまったが、用事をほったらかして戻るわけにもいかないし、ただただ置いている場所から消えていないでくれと思いつつ、用事を済ませて店を出るとすぐに戻っていったのだが、置いていたとこに自転車を見た時には、思わずホッとしてしまった。

まだ疲れが残っていたせいなのかもしれないが、明日からはこんなドジの無いように、しっかりとしなくては。

2003年2月24日(月)晴れ時々くもり
意外な依頼

時には、意外な修理の依頼を受ける事もあるものだ。
午後の事、突然に車イスのタイヤを見てほしいと持ってこられてしまった。片方のタイヤの空気が抜けていて、パンクか、或いはタイヤが傷んでいるのではないかと思っていたみたい。
依頼を受けた時は、車椅子を扱った事が無かった事もあって、思わず驚かされてしまったが、タイヤは自転車と同じ物である。どうやればいいのか、考えなくてはならなかったが、出来ない訳はなく、すんなりと依頼は受けた。

最初は、いつも通り虫ゴムを見てみると、ハッキリいってかなり傷んでいた。これだとパンクでは無いかもしれないとも思ったのだが、勝手に決めつけないでしっかり見ておいた方がいいだろうと、チューブの水調べを始めるのだが、この時には、自転車よりもやり難いなと思わされてしまう。

まず、タイヤを浮かせる道具に何を使おうかと探し回ってしまい、チューブがタイヤの外側に出せればどってこと無かったのだが、使ってる方がタイヤを回す時に掴む部分にタイヤレバーが当ってしまい、タイヤをリムから外す事が出来なくて、
内側からチューブを出すしかない。
となると、今度はタイヤとイスの間に余り隙間が無かったものだから、チューブを膨らませた後、思い通りに動かしにくく、しかも傷めないように気遣いながら動かさなければいけない事もあって、かなり時間も掛かってしまった。

そして、しつこくチューブを見て回った結果、どこにも穴は無く、虫ゴムの傷みが原因でパンクの状態になっていたのだろう。当然だが、虫ゴムはしっかりと交換しているので、同じようにパンク状態になるような事は無いだろう。

滅多に車イスの修理の依頼を受ける事はないと思うが、またあった時には、タイヤ以外は難しいかもしれないけど、少しでも頑張り今日よりも素早く出きるようにしたい。


2003年2月25日(火)晴れ
昨日からの事だが

昨日の午後、僕の勤める店のコンプレッサーを使って空気をいれている人がいた。その時である、突然にパンッと弾けるような激しい音が鳴り響いた。
一瞬、何なんだこれはと、ただただ驚かされてしまったが、考えれば、これはチューブが破裂したんだなと思ってたら、その通りで、空気を入れていた人がパンクを直してほしいと、僕の方へやってきた。

破裂したチューブは四方八方に裂けている事がほとんどで、左右に一直線に裂けているとしても、長い。
パンク修理はまず無理な状態となっているはずだ。と説明しつつ、タイヤに裂けているとこはないかと探していたのだが、見つからない。おかしいなと思ってた時に、チューブを交換した時の料金を問われ、それに答えると、チューブを交換してほしいと依頼されてしまった。
その時には、タイヤに裂けているとこは見つからなかったし、そのまま依頼を受けてしまうのだが、この時にもう少しチェックをしておけばと後から悔やむ事になるとは。

預かった自転車はマウンテンバイク。チューブを出してみると、見事に四方八方に裂けていた。
マウンテンのチューブなどは店に置いていないので、すぐに仕入れてきて、交換して空気を入れたのだが、思ってもいない事が起こってしまう。何と、あっという間に激しい音を響かせて、同じように裂けてしまった。
改めてタイヤを見てみると、やはり裂けているとこはあったのだ。
空気を入れている時に、いきなりチューブが破裂する場合、タイヤリムがホイールからはみ出ているか、タイヤが裂けているかのどちらかが原因なのだ。もっとしっかり見ておくべきだったと、後悔していた。

こうなると、チューブだけの交換は不可能だ。タイヤも一緒に交換しなければならないが、当然、お客さんにその意思があるかどうかの確認を取らなければならない。
で、昨日は店を終える時間を過ぎても待っていても店に再び姿を現すことが無くて、仕方なく預からせてもらって、今日も待っていたら昼過ぎにやってきた。
で、タイヤの事を説明したのだが、自転車がかなり傷んでいたせいもあってか、新しいのを買うと言われてしまった。別の店で。僕の勤める店よりも、遥かに安く売っている店が何件もあるのだから仕方ないのだろうが。

結局、昨日仕入れたチューブが損失となった訳で、小さな損失ではあるけど、昨日のチェックにミスがなければと後悔している。

2003年2月26日(水)くもり
マスク

今年も苦しめてくれている、花粉症が始まったのは10年以上前の事。花粉症に対してマスクを使ってる人が多いと思うのだが、去年まで本格的にマスクを使った事がなかった。
鼻に持病を持っていたせいもあったのだろう、数年前にマスクを使った事があったのだが、息苦しくてたまったものではなかったから。

過去のイメージもあって、去年まで使わずにいたのだが、何気なく使った見るとそんなに息苦しくない。しかも、マスクの効果は結構あって、花粉症対策にはなくてはならない物だと思うようになっていた。
そして、今年も鼻詰りや鼻水がきつくなってきた事もあって、先週の土曜日に買って、今週月曜日から使っているのだが、その効果はいまいちと言った感じであった。

先週買いに行ったドラッグストアには、数種類のマスクが置いてあった。大雑把に見た感じは、同じ形のマスクだろうと思い、値段でどれを買うかを決めようと考えて、190円台の物と290円台の物に絞り、結局190円台の物を選んだのだが、持ち帰って開いてみると何だか小さかったのだ。
大丈夫かなと多少不安に思ってしまったが、説明書きには99%花粉を防ぐとあったので、それを信じて使ったのだが、昨日、一昨日と余り効果があるとは思えなかった。
マスクを使って外へ出ている時は、すぐに鼻水が出そうになっていたし、店に戻ると、鼻をかんでばかりとなってしまう。更に、使ってる時も、上下にずれて使いにくかったのだ。

そして昨日、仕事の帰りに、思いきって290円台のマスクを新たに買って、早速今日から使っているのだが、昨日までのマスクとは効果がまるで違うのだ。サイズは大きいし、ずれないし、何よりも店で使っているティッシュの量が、昨日までとはまるで違うのだから。

最初に買う時に、安い物で済ませようなんてけちな事を考えずに、高めの物を選んでおくべきだったなと、反省している。

2003年2月27日(木)晴れ
ぽかぽか陽気

春に近いこの頃、うっとりするような心地良いぽかぽか陽気となると、店の中でものんびりとしている時には思わず、その心地良い雰囲気につられてしまうものである。

今週は、昨日まで店に入っても店の中でじっとしている事が少なかった。
予定外な事も色々と加わって、あちこちと出掛ける事も多い事もあって、正直バテ気味である。そのせいもあってだろうか、最近は暇な時には、体を休めようといった事ばかりを考えてしまうのだが、当然そのまま居眠りするような事はない。いや、そうしているつもりである。
もしも、居眠りなどしているとこを、店に来られたお客さんに見られてしまっては、やはり恥かしいから。
だが、時にはそんな意識も薄らいでしまう事もあるものだ。

午後の事である。この時は、する作業は何もなく、店の中は適度に心地良い感じ。しかも、FMラジオからはタイミング良くいい音楽が流れているではないか。
それまでは、意識はしっかりとしていたつもりなのだが、いつも間にやら「眠ってはいけない」、そんな意識はどっかに消えてしまっていたのだろう。
知らぬ間に、うとうととしていたみたい。

そんな時、突然にお客さんの声が聞こえてきた。慌てるように起きて、お客さんのとこへ行ったのだが、眠ってるとこを見られたかなといった意識があったせいか、何だか恥かしかった。お客さんはなにも言わなかったのだけれど。
その後も、暇な時は目を閉じる事はあったけど、同じような事はさすがになかった。しっかりと目覚めてしまっていたよ。

2003年2月28日(金)晴れ
焦ったか

僕の勤める店は、小さな自転車屋である。扱う自転車も軽快車というか、一般的なタイプがほとんどで、このタイプならどんな修理の依頼でも「お任せください」と落ち着いて受ける事が出来るのだが、滅多に扱う事のないマウンテンなどになると、修理の依頼を受けた時には、これは時間が掛かってしまうかなと思ってしまう事もあるものである。

マウンテンなどの場合だと、タイヤに関する修理などについては、タイヤの取り外しが簡単な事もあって、逆に一般のタイプよりも簡単に出来るのだが、ワイヤーなどの交換となると、面倒なとこもあって時間が掛かってしまう事が多い。
そのマウンテンバイクの修理の依頼が、今日の午前中に、久しぶりに突然にやってきた。
ブレーキが切れたとお客さんがいらしたので、行ってみれば、そこにあったのはマウンテンバイクでリヤのブレーキワイヤーが見事に切れていた。そして、やはり時間が掛かってしまうかな、などと思ったりしていた。

マウンテンなどのブレーキワイヤーは、普通ブレーキレバーに取り付けられている長いワイヤーと、左のブレーキゴムに取り付けられている短いワイヤーで繋がっているはずである。
だが、今日扱ったマウンテンは古いタイプだったのか、短いワイヤーがなんと左右のブレーキゴムを繋いでいて、三角形の金具を使って長いワイヤーと繋がれていた。そして切れていたのは、長いワイヤーの方である。
これまで何度も扱ってきた普通のワイヤーの繋がりなら、多少時間は掛かってもスムースに作業は進んでいたのではないだろうかと思うが、今回の場合、ワイヤーを取り外すのに手間がかかったり、ちょっとミスをしたりして、かなり時間が掛かってしまった。

また、今日の場合は珍しくお客さんが傍にいて、ずっと見られていたせいもあってか、少々緊張していたせいもあったのかもしれないが。

修理を終え、お返しした後に、改めて作業について思い返してみた時に、焦った気持ちにならずに、落ち着いて作業をしていれば、もっと早く作業を終える事が出来てたんじゃないかと後悔している。
たとえ、慣れていない修理の依頼があったとしても、しっかりと落ち着いて作業はしなくてはいかんなと思う。

話題は変わるが、この時期、県が花粉情報を出してくれていて、テレビやラジオがそれを伝えてくれているのだが、今日、FM高知からの花粉情報を聴いた時に、もの凄く驚かされてしまった。
何と、須崎市では花粉の飛散量が920余りで、高知市でも200以上だったとか。普段は、多くても100から150位なだけに、本当に無茶苦茶に驚かされてしまったのだ。
しかしである。この飛散量だったというのに、花粉症状が余り強く出ていなかったのだ。マスクの効果の大きさを、改めて実感させられた。

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