気まぐれ日記


毎日綴る時もあれば、かなり間があくこともあるのではないかと思いますが、僕の一日の中で(楽しい事や色々な事があると思うけど)
ちょっとした事を、僕なりに綴っていってみようかなと思ってます。


2003年3月1日(土)
上手かった

今の天気は気の変わりが激しいのだろうか、昨日までとはころっと変わって、今日は朝から雨。予定なら、とある法人の自転車の為に店に出かける筈だったのだが、中止である。
ただ、正直に言えば、体がかなりバテていたので、仕事を休ませてくれた事については、雨に感謝している気持ちもあるのだが。
となると、今日はただ部屋でのんびりとしてようとも思ったが、前々から行きたいと思ってたとこがある。予定通り点検に出掛けていれば、その帰りにも寄るつもりでもいた。先月だったろうか、日記にも書いた事があったが、「オムライス」という小さなレストランである。
FM高知の番組で、この店の事を知ってから、一度はこの店のオムライスを食べに行ってみたいと思っていたから。

出かけたのは午前11時前。勢いよく雨は降ってくれていた。おかげで、傘をさして自転車に乗っているというのに、着ていたジャンパーなんか袖だけでなく、胸までびしょ濡れになっていた。
その代わり、花粉はかなり少ないだろうから、まっいいかと思ったりしならがらも、店に向っている間、オムライスの事を考えていたのかもしれない。

雨のせいもあったのだろうか、レストランに着いた時、お客さんは一人だけだった。すぐにオムライスを注文して、小さなテーブルに腰掛けていると、すぐに別のお客さんが入ってきたのだが、この人もオムライスを注文していた。
店のおかみさんと親しく会話していたから、かなりの常連さんなんだろうなと思ったりしていたが。

注文してから幾らか経った後に、突然にスープとサラダを添えて、いよいよオムライスが運ばれてきた時は、何だか嬉しかったよ。デミグラスといっただろうか、オムライスにたっぷりと掛けられたソースと卵とチキンライスを交えるようにして食べてみたのだが、やはり本当に上手い。
ソースの味と卵のとろけるような感触、そしてライスの味が上手くかみ合っていたのだろう。本当に上手かった。更に、スープもサラダもだ。
常連さんはあっという間に平らげてしまっていたが、僕はじっくりと味わいながら食べていた。

また、その内に食べに行きたいと思う。僕も常連になるかもしれないな。


2003年3月2日(日)晴れ
意外

時には、休日である日曜日にも仕事がやってくる事もあるものである。
午前中に、コンプレッサーをチェックする為に店に行っていたのだが、その時に不意に店の外から声が掛かってきた。
何だろうと振り向いてい見ると、よく修理の依頼をしてくれる人が店の前に立っていた。そして、なにやら自転車を見てほしいとの事。
別に出来ない訳ではないので、いいですよと答えると、その方の仕事場がすぐ近くにあるという事もあってすぐに取りに行き、店の前に持って来た。

お客さんの説明を聞きつつ、チェックしてみると、前輪の中軸の部分にベアリングを置いているとこがあるのだが、この部分のグリスが乾いてしまい、前輪が回転している時にベアリングがぶつかり合っている事から音が出ている事がすぐにわかる。
ただ、試し乗りをしてみると、お客さんの言う通り、弾けるような音がしていたので、もしかするとベアリングに幾つか壊れている物があるかもしれないと思ってしまったが。

すぐにバラしてみると、思った通りグリスは乾いていたが、ベアリングは一つも壊れていなかった。ただ、中軸のシャフトにほんの少しだが、緩みがあって、この事がベアリングを弾かせる事になっていたのかもしれないとは思ったが。
で、せっせと作業を進めて修理を終えて、改めて試し乗りをしてみると、当然であるが音は全く出なくなっていた。

店にいるとこを見つけられた事がきっかけだったのだろうが、今日、日曜日に修理の依頼を受ける事になるなんて、これまで一度もなかったし、本当に意外だった。

2003年3月3日(月)晴れ
天気と気分

2日前にも、この時期の天気は気が変わりが激しいのだろうかと書いたが、その激しさはかなりのものだ。3月に入ってから今日まで、毎日のように天気は変わっているのだから。

気分というものは、天気にも影響される事が結構あるのかもしれない。昨日はいい天気だったというのに、今朝になれば、またころっと変わって空は暗い雰囲気で雨は降っていた。
店に向っている時には、またジャンパーの袖や胸がびしょ濡れになってきている。同じ目にあった、2日前にレストランへ行っている時の事を思い出していた時に、スニーカーを履き間違えて来ている事に気づく。

普段の天気のいい時に仕事へ向う時には、薄めの軽いスニーカーを履いているのだが、雨の時には必ず厚めのスニーカーを履くようにしている。
軽めだと、雨の降る外に出歩いたりした時には、すぐに濡れてしまい、スニーカーの中にも雨はすぐに染み込んでしまい、履きづらくなってしまうからだ。
間違ってしまった事に気づいた時は、思わず「しもうた」と思ってしまったが、今更部屋に戻るわけにも行かないし、そのまま店へ向っていったが。

午前中に自転車の修理をしている時など、時々外を見てみると、店に向っていた時よりも雨の勢いは強くなってきていた。これだと、帰る頃にも降っているかもしれないなと思うと、何だか憂鬱な気分とさせられてしまっていた。
だが、今の天気は本当に気まぐれものだ。
昼を過ぎた頃から、雨の勢いは衰えてきて、外へ出掛ける時には小雨となり、戻る時には止んでいて、あっという間に晴れ間も広がってきていたのだから。

晴れ間を見た時には、やはり嬉しく感じていた。店に向っている時には、スニーカーを履き間違えた事を後悔してしまっていたが、この時はそんな事も忘れていたよ。


2003年3月4日(火)くもり晴れ
1日ももたず

昨日、パンク修理をした自転車で、タイヤの状態がかなり酷い状態の物があったが、このタイヤに対する判断を間違っていたのかもしれない。
タイヤの溝は全く消滅し、真ん中の部分になると、ゴムの部分も磨り減ってしまっているとこがほとんど。
チューブを出す前にタイヤに裂けているとこはないかとチェックしてみると、小さかったがあった。ここまでは思った通りである。そして、もしもチューブも裂けていれば、両方とも交換した方がいいだろうなと思ったのだが、意外にもチューブには小さな穴がポツッとあるだけだった。

タイヤの裂けている部分も小さかったし、これだと、チューブにカバーを当てるようにして、タイヤからはみ出る事の無いようにすれば、まだかなりもつのではないだろうかと思い、パンク修理だけをしていた。
この事は、お返しする時にお客さんにも説明しておいたのだが、今日になって、昨日の判断は間違っていたのだろうかと思わされる事となる。

今日も、昨日のお客さんよりパンク修理の依頼をされてしまった。しかも、昨夜の仕事の帰りにすぐにパンクしたというのだ。
どういう事なんだと、すぐにタイヤを見てみると、昨日裂けていたとこよりも10cm位離れたとこに、新たに裂けたとこがあり、そこにパンクしているとこがあるのかもしれないと思い、実際チューブを出して見てみると、思った通りタイヤの裂けていたとこに、チューブにも穴が空いていた。
1日ももたずにパンクされた事は、正直ショックだった。パンクしたとこは、カバーを当てたとこから外れたとこだったが、タイヤ全体を見ての判断を怠っていたのかもしれない。

今日は、新たにパンク修理をしても同じ事が起こる可能性は高く、タイヤ交換する事を勧めたが、お客さんも、またパンクされたのでは堪らないと、交換を依頼してくださった。
だが昨日の段階でタイヤの交換を勧めて依頼してもらっていれば、昨夜にパンクなどという嫌な思いをせずに帰宅できていただろうし、どうすべきかの判断をミスってしまった事を、反省しなければならない。

2003年3月5日(水)くもり時々晴れ
寒の戻り

寒の戻りという言葉があるようだが、昨日から、まさにその言葉通りとなっている。
先月下旬から、ぽかぽか陽気が続くようになり、もう寒くなる事は無いだろうと、春に向って一直線などと思ってた時に、不意をつくように冬の天気が舞い戻ってきやがった。

昨日は、店の中でもそれ程寒くは感じていなかったのだが、今日は本当に冬のように寒かった。
この間の戻りがくるまでは、寒さなどほとんど気になら無いようになっていたというのに、今日になるとストーブの傍にいても、寒さを感じさせられてしまうし、そのストーブを離れて、お客さんのとこへ行く時は寒さに体が固くなってる感じだった。もう堪ったものではない。

しかも、この時期のくしゃみというと、花粉症による物と簡単に思ってしまい、今日はまた花粉が多く飛んでるのだろうかと思ったりするのだが、その後に咳が出始めると、何だこれは、の気持ちとなってくる。
店にいる時に、午後4時過ぎ頃から咳ごむ事があったり、体の中から寒さを感じる事もあったりして、もしかして風邪でもひいてしまったのかなと思ってしまったが、仕事を終えて部屋に戻ってからは咳など全く出ていないので、何とも言えないが。

明日は、今日よりも更に気温は下がるみたいだ。体調にはしっかりと気をつけなければならないだろうな。

2003年3月6日(木)
挑む人達

現在の日本映画で、毎年、人気を集めている「釣りバカ日誌」。
毎回、あのスーさんと浜ちゃんの2人の個性的なキャラが、日本のどこかへ釣りにっていると思うが、今回の釣り場というか、ロケ地が高知の土佐清水市である。当然、僕達は浜ちゃん達が来るのかなと嬉しくも思うし、感心も持ってしまう。

土佐清水での撮影は5月の予定となっていたと思うのだが、3日前だったか、主演の西田敏行が急性心筋梗塞で突然に倒れてしまったという事から、6月になるのではないかとも言われている。
一時は、撮影が中止となるのではないかとも言われていたみたいだが、西田敏行の「釣りバカ日誌」への強い思いもあってなのだろう、撮影開始は遅れるかもしれないが、無事に行われると言う事で、正直ホッとしているんだけど。

そして、この高知での撮影に感心を持っている者は、かなり多いのかもしれない。先月、観光コンペンション協会より地元出演者の募集がされていて、その事を知った時、思わず申し込んでみようかと思ってしまったんだけど、 役者の経験のある者に限るとあったので、すぐに諦めてしまったんだけど。
幾つかの役が用意されていたらしいのだから、仕方ないのかもしれないが。しかし、その応募者はかなりの数になってたみたいだ。

今日の高知新聞の朝刊によると、15人程度の募集に対して応募者は138人だったらしい。また、高知新聞によると、最も応募が多かった役は「宿坊の大広間係」だそうで、その競争率は50倍だとか。
オーディションは今月末に行われるみたいだけど、応募した人達は、必死の思いで挑む事は間違いないだろう。そして採用された人達は、また撮影が始まれば、もの凄く緊張もするんだろうけど、最高の気持ちとなって撮影現場に挑むんだろうなと思うと、何だか羨ましく思えてくる。

だが、出演が決まった人達には、本当に頑張って演じてもらいたいと思うし、きっと上映となった時には、高知の松竹は、毎日人で溢れているのかもしれないな。


2003年3月7日(金)くもり時々晴れ
携帯電話

今の携帯電話を使い始めたのは、3年前の秋。その頃は最新型だったのだが、パソコンと同じで進化が激しくて、今ではかなり古い機種となってしまったのだろうか。
電話としては十分に働いてくれているのだが、メールに関しては、いまいちの感じとなってきている。

そして、今の携帯電話はカメラ付きが中心となってきているのかもしれない。テレビのCMなんかでもカメラ付ばかりが紹介されるようになってきているし。
そんなのに少しは刺激されていたのかもしれないが、そろそろ機種変更をしようかなと、昨日から思い始めている。
といって、これといったきっかけは無いのだから、単なる気まぐれだったのかもしれないが。

仕事の合間に、auショップに問い合わせの電話をしてみた。
機種に関しては、やはりカメラ付が多いようで、そうでないのは余り置いていない感じだった。しかし、値段は思ったよりも高くなかった事を教えてもらった時は、懐が苦しい状態である為に、ホッとした感じではあったが。
近い内にショップへ出掛けてみようかと思っている。
思い始めた時は、単なる気まぐれだったのかもしれないが、変更への気持ちは、かなり強くなっているみたいだ。

だが、これまで使ってきた携帯電話にも愛着があって、捨て難い気持ちもあり、ちょっと複雑な気持ちでもあるのだが。

2003年3月9日(日)晴れ
落ち着いてた鳥

先週に続いて、今日もちょっとした用事で店に出かけた後に、写真を撮りに出掛けたのだが、そこで意外な被写体を見つける事となる。

先週の高知城に続いて、今日出掛けたのは城西公園。木曜日だったろうか、知り合いのバイク屋へちょっとした用事で出かけた帰りに、寄り道した時に、新しい花が一つ咲いていた。
これは撮らねばと思っていて、今日になって行ったのだが、城西公園に入り、池の前を通ってあの花のあった花壇へ向ってる時に、池の辺に意外なというか、珍しい鳥を見つけた。名前は分からないが、首が長くて、思わず鶴かと勘違いさせられてしまった形態の鳥である。
だが、足は長くは無かったので、鶴で無い事は間違いないだろうと思うが。

ずっとそこに居てくれたら撮りたいなと思いつつ、まずは最初の目的の花壇の方へと向う。そして撮り終えて、池の方を見てみると、何とあの鳥はまだ居るではないか。しかも、先に撮ってる人も居たりして。
すぐにレンズを望遠に換えて、池の方へゆっくりと向っていく。撮りに逃げられてはまずいから。で、1枚撮ったとこでもっと近くで撮りたいと、更に近づき、また更に近づきを繰り返して何枚も撮ってしまった。いい写真が撮れていればいいのだが。

しかし、あの鳥は池の中の魚に夢中になっていたのか、それとも僕など全くの無警戒だったのか、僕を全く気にしていない感じだった。おかげで、ラッキーな気分にはなれたけど。

2003年3月10日(月)晴れ
機種変更

先週の金曜日の日記に、今持っている携帯電話の機種変更を考えていると書いたが、それを今日やった。

最初は、どこのauショップへ行っても、どの機種も在庫はしっかりしているんだろうなと勝手に思っていたのだが、思い通りには行かないものである。
午前中に依頼されていた自転車の簡単な修理を終えて、何もする事がなくなった時に、機種変更しに行こうと決めていたショップへ急いで自転車で走って行く。で、機種変更を願い出て、どんな機種があるのかと伺うと、カメラ付では何と在庫があったのはソニーの一つの機種のしかも一色だけ。
ちょっと気に入らない色だったので、一応他の機種やソニーの他の色はいつ頃入荷するのかと聞いてみると、今月末になるとか。カメラ付携帯の人気に製造が追い付かない状態らしい。
そんな事を聞いてると、何だか諦めの気持ちとなってしまい、その店は諦めてしまった。

といって、今日、機種変更をする事を諦めた訳ではない。最初のショップから、店に帰る途中にもショップはある。最初のショップには無かったが、もしかしたら在るかもしれないと、そのショップに寄ってみた。
そこでは、カタログみたいな物から選んでほしいと言われたので、京セラと東芝のカメラ付を選んでみたのだが、何とこれまた在庫は無い。しかも京セラになると、入荷は今月は不可能で、来月もどうなるかは分からないという。
東芝の携帯もかなり遅くなりそうだった。その他の機種についても一応聞いてはみたが、在庫切ればかりだ。本当に、カメラ付の人気は凄いんだなと実感させられつつ、結局ここも諦めてしまった。

まさか、機種変更するのにこんなに手間取る事になるとは、正に予想外な事だった。
もう今月は駄目なのかなと、早くても今月末辺りまでは待たなければいけないのかなとも思ったのだが、もう一つだけショップに寄ってみようと、用事で店を出かけた時に、3つ目のショップに寄ってみると、ここでは東芝の最新型を選んでみたのだが、それがあったのだ。
一応の機能についての説明を聞いた上で、その携帯と機種変更する事を決めた。
もしも2つ目のショップで、気に入っていた京セラの物があれば、安かった事もあってそれを選んでたんだと思うんだけど、京セラの物はここでも入荷待ちだとか。
かなり人気の高い機種だったのかなと思ってしまったが。

カメラの使い方など、まだ全然分かっていないんだけど、これからしっかりと把握して、使い切っていきたいと思う。

2003年3月11日(火)晴れ
不快

社会の中には、他人の迷惑など全く意識せずに、好き勝手にやっていい気になっている者共もいるのだろうか。

先週の金曜日だったか、橋本県知事より思いがけない謝罪の会見があった。全国ニュースでも流れている、次男のに関する事だったのだが。知事にとっては、家族が犯した罪という事で、大きな責任を感じていたのかもしれない。
かなり辛そうに会見をしていたことを覚えている。
しかし、知事の次男も僕と同じ30代の一人の社会人であり、立派な大人である。家族の一員として、被害者に謝罪をしなければと強く思う気持ちは分からんでもないのだが、知事にそれ以上の責任を負う必要があるのだろうか。

被害者に対する全ての責任は、加害者である次男が負う事であって、勝手な意見だが、知事自身がどのように考えていようとも、社会的責任を負う必要は全く無いだろうし、責められる事も無いと思うのだが。

だが、こんな家族の犯した事を利用して、知事個人を必要以上に攻めたがる者共がいるものである。右派とか呼ばれる者達だ。
昨日から、幾つかの団体が県庁の近くから、拡声器を使って自分勝手に吠えまくっている。その音量は、やたら大きく、僕の勤める店は県庁の近くなのだが、あの者達の声が響いてくるのだ。本当に煩い。僕以外の店に勤める人や、県庁、市役所の人達は僕以上に堪ったものではないだろう。

知事に対して、県民に対してどうのこうのといい様に言いまくり、辞めるまで毎日来るといっていた団体もいたけども、しかし県民の事を少しでも考えているのならば、これ以上我々が不快感を覚えるような事はしてもらいたくは無い。


2003年3月12日(水)晴れ
開花は近い

先週の水曜日に、ソメイヨシノの開花予想の情報が流されていたが、この時は熊本と同じく19日となっていた。
しかし、最近の寒の戻りから、かなり遅れるんじゃないかと思いつつ、桜はどこまで開花に近づいているんだろうと、久しぶりに高知城の三の丸へと行ってきた。

高知城の三の丸には、多くの木が植えられているが、そのほとんどは桜だ。そして、開花したかどうかを判断する為の桜も、ここに植えられている。
という事で、今、桜のつぼみはどこまで膨らんでいるんだろうと思い、行ってみたのだが。

三の丸に入って、最初の桜を見た時、そのつぼみは全く膨らんでいる感じではなかった。
まだ、この程度だったのかなと、少々ガッカリとした思いで、そのままのんびりと歩き回りながら見ていると、かなりつぼみが膨らんでいる物もあったのだ。
大きく膨らみ、花びらの色も見えている物もあり、いつ開いても可笑しくないのではないかと思わせてくれる物もあったのだ。それを見つけた時には、何やらワクワクするような思いで、思わず見入ってしまっていたが。

今日の開花予想では、高知の開花は21日の予想となっていた。その頃には、間違い無く咲き始めるのだろう。
三の丸は、花見の名所でもある。桜が咲き始めた頃には、今年もまた昼も、そして夜も多くの人が集まって、賑わっているのだろう。


2003年3月13日(木)晴れくもり
慣れと不慣れ

普段、店の中で行っている仕事のほとんどは、当然ながら自転車の修理など。簡単な事から少々ややこしい事まで、依頼されれば何でもやっている。
で、これが専門職みたいな物だからどんな作業をしていても、その手順を間違える事はほとんど無く、あったとしても難なく作業を続けて、ちゃんと作業を終える事が出来ているのだが。
しかし、ちょっとした事でも、不慣れな仕事を任されると、中々思い通りには行ってくれない事もあるものだ。

今日の午後、突然に、とあるとこより見積もりを書いて欲しいと依頼されてしまった。
それも仕切書1枚で済む程度なら、どって事無いと思うのだろうが、数枚も書かなければならない量となってくると、結構辛く感じさせられる物だ。失敗したら大変かもしれないなと。過去に途中に書き間違えて、何度も書き直してしまった事があったから。

そんな過去と同じミスはしたくは無いなと、気を引き締めるようにして、仕切書を開いた。だが、逆に間違ってはならないと意識しすぎたのがまずかったのだろうか、1枚目を書き始めてからすぐに一文字を書き間違えてしまった。当然、早くも書き直し。

早々にミスをしてしまった事に、ちょっと嫌な感じを覚えつつも、更に気を引き締め集中するように書いて行けば、今度は順調に進んで行くのだ。
しっかりと集中して書いていけば、慣れていない仕事でも、ミスをする事無く出来るじゃないかと思ったりしつつ、書いた内容に間違いは無いかとチェックをしていると、何という事か、何と書き忘れていた部分があったり、更には書き間違えてるとこが一ヶ所あった。
それにも気づかずに書き続けてしまったのだろうが、それを見つけた時は、一瞬、唖然としつつ、且つ恥かしくも思いつつ焦るようにしながらすぐに書き直したのだが。

結局全てを書き終えるのに、かなりの時間が掛かってしまった。ミスなど一つも無く、順調に進んでいれば、半分以下の時間で書き終える事が出来ていたのだろうが。
やはり、不慣れな作業という物は、ちょっとした事でも楽に出来るものではないなと、改めて実感させられた。


2003年3月14日(金)くもり
今年は軽そう

3月の中頃、スギ花粉が大量に飛び回っている時期ではないだろうか。毎年、この頃に花粉症は最も辛い時がやってきていた。

この頃になると、何といっても鼻詰りが厳しくなっていて、それに耐えるのは本当にきつい。
最もきつい時には、点鼻薬もほとんど効かなくなってくるので、鼻炎カプセルをも飲んだりして何とか耐えたりしていたのだが、今年はどうした事なのだろうか、去年までとは逆に、花粉症の症状は意外にも軽くなってきているのだ。

あれっ、と思い始めたのは数日前からの事。
寒の戻りから、冬に逆戻りしたかとも思わせてくれる寒さが続いていた事も、影響していたのかもしれないが、その間は県からの花粉情報では、かなり飛散量が少なくなっているのかなといったイメージもあって、症状は楽になっているのかなと思う時もあったのだが、寒い天気も通り過ぎ、今は暖かくなってきている。
となると、また花粉量は増えてきているのではないかと思っているのだが、症状は少しきつくなっているけれども点鼻薬を使う事が余りないのだ。
去年までの、今の時期と比べれば、大きな違いである。これはどうなっているのだろうと、嬉しい疑問ではあるのだが。

単純に考えれば、今年の花粉の飛散量が去年よりもかなり少ないのかもしれないが、どうなのだろうか。
とにかく、このまま、きつくならずに花粉症の時期を通り越す事が出来れば、最高である事は間違いない。

2003年3月16日(日)
生命のメッセージ展

昨日に続いて今日も、朝から雨が降っている。このような天気に続かれると、疲れているせいもあるのかもしれないが、どこにもいく気もしなくて、ただ音楽を流しつつ、部屋の中でゴロゴロと退屈な1日を過してしまうものである。
だが、昨日はちょっとした用事から、雨の降る中を出掛けていたのだが。

用事を終えた後には、ちょっと小物の買い物がしたいと、最初はフジグランへ行こうかとも思っていたのだが、雨の降る中、フジグランまで行くのはしんどいかなと、近くのアーケード商店街の帯屋町へと向きを変える。
そして、駐輪場に自転車を預けて、のんびりと小物を売っている店はなかっただろうかと探しつつ歩いていると、何やらビラを配っている人を数人を見かけと。何だろうと思っていた時に、渡されて見てみると、「生命のメッセージ展」を紹介する物だった。

これについては、前日の金曜日だったろうか、テレビのローカルニュースでも紹介されていて、感心を持っていたものである。
場所は高知市文化ホールのかるぽーとである。期限は今日の日曜日までとあった。今行っておかないと、行かずに終わってしまうかもしれないと、昨日、すぐに帰りに行ってみようと決めて、向った。

場所は7回の展示場。会場には多くのオブジェが置かれいた。小さいのから大きいのまで、サイズは色々だった。
まず目の向いた小さいのから見ようと、膝をついて写真を見てみた。名前を見て、事故の場所を見てみると、数年前に高知のトラックが起こした事故の被害者である事はすぐに分かり、高知の者として、何とも言えない気持ちとなってしまう。本当に、今、思い出しても辛く感じる。

続けて順番に写真を見て、家族の方が書いたと思えるメッセージを読んでいった。その内に、被害者の年齢によって、オブジェの大きさは変わっているのかもしれないと気がつく。
そして、家族を失った方々のその思いが、多くのメッセージによって伝えられていたが、その中に家族の方と同様に、怒りや歯痒さを感じさせられてしまっていた。

最後に「天国への手紙」という用紙に、最初の頃に見たオブジェで、名古屋で事故にあった少女の家族に何か伝えたいと思っていたのだが、全部を見た後に、名前などを確認しようと、改めてオブジェを見に行ったのだが、恥かしい事に、どこに置かれたいたのか見つける事が出来なかった。
ただただ、頑張ってくださいと、この思いを伝えたいと思っていたのだが。

何故だか、昨日行った「生命のメッセージ展」の事を、時々思い出したりしているのだが、この雨ばかりの天気でも、きっと今日も多くの人が行っていたのだろう。

「生命のメッセージ展」のHP http://www.at8.co.jp/inochi/


2003年3月17日(月)くもり時々晴れ
寝不足

ここ数日間の間、日中共に暖かく感じるようになってきている。昨夜も、付けっぱなしのコタツに入っていると、熱く感じるようになってきてしまい、思わず切ったりしていた。
そして寝る時も、冬から続けていた厚着の格好だと、布団の中で蒸し暑く感じるようになってきていた。で、昨夜は部屋もかなり暖かかったし、そろそろ衣服を1枚脱いで、薄着にして寝た方がいいかなと思い、寝たのだが、判断ミスだったかもしれない。

布団に入った当初は、前日までのように蒸せる感じはなく、当然寒いと感じる事もなくて、この時は、やはり薄着にしてよかったなと思ったりしていたのだが、何故だか中々寝つけない。

最初は、軽くだが鼻が詰まっていて、呼吸が不安定になっていたせいだろうかと思った。
しかし、点鼻薬が効いてきて、呼吸も安定してきたというのに寝つけない。で、何となく便所へ行きたく思えてきて、行ってみると、まるで水道の蛇口を開いたままにしたかのように、出るわ出るわである。
思わず驚きつつ、これだけ溜まっていたのでは寝れる訳ないわな、と納得してしまったが。便所へ行く前も戻ってからも布団は温かい感じだったし、この時は、昼間に水分を取りすぎていたのかもしれないなと思ったりしていたのだが。

その後に、もう一度便所へ行った後に、やっと寝つけたのだが、何と言う事か、それからほんの数時間後の、何時も起きてる時よりも2時間前に、また便所に誘われて目覚めてしまったのだ。
そして布団に戻ると、今度は何だか寒いではないか。この寒さに叩き起こされていたんだろうなと思い、この時に、寝る前の判断を間違っていたんだろうなと思ったりしていた。
だが、何とか我慢して、そのままもう一度寝たいと思ったのだが、すぐに難しいだろうなと諦めて、いつも通りもう一着シャツを着ると、何とか寝れたけど。
シャツを着て、布団に戻った時には、まだ薄着をして寝なければよかったなと後悔していた。

この寝不足の影響がもろに出てしまったのか、今日は、店では体はだるく、眠かったよ。


2003年3月18日(火)晴れ
今日、開花

昼前の事、店の中に流れているFM高知の番組から、思わずラジオの方へ振り向いてしまう情報が伝えられた。何と、今日、桜の開花宣言があったと。

先週の開花予想では、21日となっていたし、開花するのはやはりその頃なんだろうなと思ってたし、今日開花するなんて全く思っていなかった。
そんな事もあって、開花宣言があったと聞こえてきた時には、不意をつかれた感じで驚いてしまっていたが、嬉しかったね。

その後にNHKニュースを観てみると、ローカルニュースで、高知城の三の丸で開花した桜の映像が早速流されていた。
昨日までは、まだ完全に春が来たのかなといったイメージがなかったのだが、開花した桜を見ると、もう春は来ていたんだなと思ったりするものである。
そして高知城はすぐ近くにあるし、開花した桜が三の丸のどこにあるかも大たい分かっていたのである。
となると、やはり見に行きたくなってくるものである。午後3時前に、依頼されていた自転車の修理を済ませて、お客さんにお返しした後、暇になった事もあって、高知城の三の丸へと向って行ってしまった。

4月から、毎年高知城まつりがあり、高知城とその周辺には多くのぼんぼりが掛けられて、夜には明りが灯される。
三の丸へ行った時、作業したと思える人がいた事から取り付けられたばかりだったと思うが、多くのぼんぼりが掛けられたいて、花見の時期もすぐそこまで来ているんだなと思ったりしていた。
で、開いた桜のとこへ向っていると、その桜の下辺りで、何やら人が騒いでいるみたい。ただ人が集まっているだけだろうと、最初は思っていたが、近づいていくにつれて、間違いなく早くも花見に来ている人達だという事が分かってきたのだ。

同じく昼のニュースなんかで知ったのかなと思うが、気の早い人達もいるものだと思いつつ、羨ましくも思ったりしていたが。これから桜が開いていくにつれて、花見の人はどんどんと増えていくのだろう。

2003年3月19日(水)くもり時々晴れ
あちこち痛い

何故だろうか、今週の月曜日から、毎日からだのどこから痛みを感じるようになってきている。

まず月曜日に痛みを感じさせられたのは、背中の全体ではなく左側の一部だけ。どうして片側だけが痛くなったりするのと、思ったりもするが、この時は歩いている時など動いている時はどって事無かったのだが、椅子に座って後ろにもたれている時に、非常に痛く感じて、店の中から背もたれに当てるものを探して使い、痛みを和らげるようにして使っていたが。

そして昨日になると、背中の痛みは消えてくれていたのだが、今度は左腕などに痛みが出ていた。
この時には、月曜日といい火曜日といい原因はハッキリとは分からないが筋肉痛なのかなと思ったりしていた。となれば、何かぬるか貼ればいいのかなと思ったりもするのだが、部屋にはそんな物が置いていなかった。
となれば、仕事に帰りにでも買ってくればいいのかなと思ったりしていたが、帰る頃には、また痛みがかなり引いていたので、あえて寄り道はしなかったのだが。

しかし、何もしない訳にはいかないだろうと、一応帰った後にストレッチをやってみた。すると、体の左側に張ってるとこが結構あって、驚かされてしまいつつ、これはやって良かったな、などと思ってりしていた。

で、体全体をストレッチしたつもりだったので、左腕などの痛みが消えれば、新たに出ることは無いだろうと思っていたのだが、今日になると、何という事か、昨日までとは逆の右のふくらはぎと、脇腹が痛くなってやがった。更には、午後からだが左肘や左膝までもである。
ただ、朝起きた時にふくらはぎや脇腹の痛みに気づいた時は、どうしてこんなとこが痛くなってるんだと、本当に驚かされてしまったのだが、だが、ふくらはぎは勿論だが、脇腹も筋肉に痛みを感じているので、臓器などは一切気にする必要は無いと思うが。

病院に行かなければならないというような大袈裟な事ではないので、勿論行くつもりは無いけど、筋肉に痛みがある事が分かっているのだから、速く何か買って、使った方がいいだろうと、今日の仕事の帰りにスプレーを買った。
部屋に戻って、早速使ってみたら、吹っかけたとこ全てが効いているみたい。痛みも早く消えてくれると嬉しいのだが。


2003年3月21日(金)晴れ
早く終わる事を願う

昨日の日本時間で午前11時30分頃、イラクでは午前5時30分頃になるだろうと思うが、とうとう戦争は始まってしまった。

ブッシュ大統領が最終通告を出した後も、フセインが亡命する事で、戦争が回避される可能性はあったと思うのだが、フセインの可能性は極めて小さいと報道されていた事もあり、戦争が開始される事は決定的だろうとは思っていたが、その情報を知った時、何ともいえない気持ちとなってしまう。

昨日からは、この戦争の事ばかり考えているような感じだ。昨日の高知新聞の朝刊に、反戦デモに参加している人に向って「偽善者」と言った若者が居たと記されていたが、読んだ時には思わずムカついた。
僕は反戦デモには参加した事が一度も無い。その場でアピールする事は出来ても、米英に通じる事は有り得ない事は分かりきっているから。なのに、この時期に参加している人達は、戦争を起こさせたくないというその気持ちが、僕よりも、「偽善者」と参加している人に向って言った若者よりも遥かに強いのだろう。その人達に対して、使うべき言葉ではない。

戦争が始まる前、メディアは、米英は最初から激しい攻撃を行うだろうと情報を流していたが、昨日は範囲が限定された攻撃がされていたみたい。米英軍が求めているのは、フセインとも言われている。
昨日からよく伝われていた情報に、この戦争でイラク国民が最も恐れている事は、フセインからの報復だという。
もしも、フセインが抹殺されるか、捕らえられ、その事が明らかになれば、イラク国民の多くは、一気に米英軍を指示する事になるだろうとも言われている。
イラク国民は、テレビカメラを通じては、フセインへの支持を主張して、反米意識をおもむろに出す人が殆どだと思えるが、実際には、この戦争によってフセイン政権が完全に崩壊する事を望む国民もいて、米英軍に投降するイラク兵や師団もあるという。
イラク国民の方々は、米英軍と戦おうという意識は、強く持っていないのかもしれない。

この戦争に対して、何やかやと勝手に書く事も出来れば、思いを話す事も出来るだろうが、何とかしたいという気持ちを持って実際僕に出来る事といえば、ただこの戦争が早く終わる事を願う事だけだ。
イラク国民や、イラク軍の兵士には、出来るなら米英軍との交戦に余り挑んでほしくは無いし、また米英軍は、今後、大規模攻撃を行うと言っているみたいだが、出来るなら、フセインなどを狙った限定攻撃だけに止まり、両方の犠牲者を少しでも少なく、早くこの戦争に終わってもらいたい。


2003年3月22日(土)晴れ
慌てた時の事

自転車は雨が降っているとしても、使っていないのでハッキリとは分からないけど、カッパを着て乗っていれば、それ程乗りにくいとは感じないのかもしれないが、傘を差して乗っていると、晴れている時に比べると乗りにくく感じるものである。それを一番に感じさせてくれるのは、何といってもブレーキだ。
雨の時は前のブレーキを使うようにしているが、晴れている時と比べると、もの凄く効かなくなっていて、特に坂を下っている時などは、神経を使わされてしまう。
しかし、晴れている時にも同じようにしている事が多いのだが、一気にブレーキを掛けようとするのではなく、何回かブレーキレバーを握り直しながら掛けていけば、結構短い距離で止まるのだが。

落ち着いて乗っている時だと、どんな場所でも、一気にブレーキを掛けるような事はしないのだが、雨の時に乗っていると、慌てる気持ちとなっている時には、思わず一気にブレーキを掛けようとするものである。

今日の午前中、雨の降る中、用事があって自転車で出掛けていた時の事である。
歩道の無い車道を走っていて、見通しのよくない角を曲がっていた時に、向こうからやってくる自転車に乗った人が、突然にすぐ近くに見えたではないか。
これは衝突するかもしれないと思えて、慌てるようにすぐにブレーキを掛けた。
晴れている時には、効果の強い筈なのに、中々効いてくれないのである。もう無茶苦茶焦ってしまっていた。しかし、向こうの人はカッパを着ていたのだが、僕と違って落ち着いていたのだろうか、余裕あるような表情を見せていたのだ。
両方の自転車は、何とかすぐ手前で止まって、互いに謝罪の言葉を交わしてしまっていたけど、その後に何となく恥かしく感じていた。

あの時の場合、慌てて止まろうとせずに、相手の人の前を通り過ぎるようにしていればどって事なかったのではないかと思うし、同じ止まるにしても一気にブレーキを掛けるような事をしなければ、もっと手前で余裕を持って止まる事が出来ていただろうと思えるから

その後も、ちょっと慌てる時があったりして、同じように一気にブレーキを掛けるなんて事をしたりしてしまっていたが、どんな時でも、ブレーキは落ち着いて掛けるようにした方がいいだろうなと思う。


2003年3月23日(日)くもり時々晴れ
キーホルダー

現在使っているキーには、それぞれに形の異なったキーホルダーを付けている。その中には、木工品を使った物がある。
5年前に、日曜市を歩いている時に見つけた物で、買う時に、売っているどんな物なのかなと、おばさんにちょっと聞いてみると、旦那さんが作った手作りの物だとか。
とてもシンプルな作りだが、形がよくて、手作りという事もあって、とても気に入っていたキーホルダーである。

だが、毎日頻繁に使っているキーに付けていたせいもあってだろうか、木工にかなりの傷みが出ていたのだろう、見た目も古くなっているなと感じさせられるようになっていたのだけれど、つい最近、一部が壊れてしまった。
となると、新しいキーホルダーが必要になってくるかなと思ったが、2〜3年前から、キーホルダーを買った店が日曜市から見られなくなっていた事もあって、最初は、商店街などで小物などの販売店を探して、新しい物を見つけようかと思ったが、中々見つからない。
で、今日、用事があって近くに出掛ける事もあったので、そのついでに日曜市に寄ってみようと思い始めたのだ。もしかすると、また店を出しているかもしれないと思って。

日曜市に入ると、すぐに5年前に店のあったとこへ行ってみたのだが、おばさんの姿もあの店も見つからない。だが、もしかすると位置を変更して、店を出しているのかもしれないと、かなり奥の方まで歩いて行ったのだが、やはり見つからない。
結局、もう販売は止めていたのだろうと、諦めてしまった。

後日にはフジグランやジャスコなどにも行ってみるかもしれないけど、何とか、今のキーホルダーに代わるいい物を見つけたいと思う。

2003年3月24日(月)くもり
雨の動き

今日は雨の動きが速いのかなと、店の中で高校野球をテレビで見ている時に、思ったりしていた。

昨日の予報では、今日は午前中から雨は降るだろうと言われていて、もしかしたら仕事へ出掛ける頃には、もう降っているのかもしれないなと思ったりしていたのだが、予報とは異なって、中々降ってはこない。
空を見た時には、いつ降ってもおかしくないと言うような分厚い感じの曇り空だったというのに、ちょっと調子に乗るように、意外にもこのまま雨は降らないのかもしれないなどと思ったりしていたが、そんな思うように行ってくれる訳はなく、午後1時過ぎからは降り始め、雨の勢いは最初はかなりの小雨だったのに、段々と強くなっていっていた。

雨に降られてしまうと、仕事は暇となってしまうもので、今日はそんな暇な時間を高校野球をテレビで観ながら過したりしていた。
雨の範囲は狭かったのだろうか、高知で勢いよく降っていた2時から3時頃に掛けて、甲子園では降ってる感じがなかったのだが、3時を幾らか過ぎた頃、実況アナが雨が降り始めたと言い出したのである。

その時は、傘も必要ないような小雨のように言っていたのだが、甲子園でも雨の勢いは段々と強くなっていったのだろうか。
雨足が強くなってきているのが、テレビ画面を通しても分かる様になった頃、何気なく店の外を見てみると、勢いよく降ってた頃に比べるとかなり雨足が弱くなっているではないか。
そんな事に気づいた時に、これは間違いなく、高知で降ってた雨が甲子園へと流れて行ったんだろうなと思ったりしていたが。

雨雲の範囲は余り広くなさそうだし、動きも早い感じだったので、もしかしたら仕事を終えて帰る頃には、雨は止んでくれてるかもしれないな、などと甘い事を考えてしまったのだが、
やはりそんな思い通りになってくれる訳はなく、帰る頃にはまだ、弱くもなく強くもない雨が、降り続けていたよ。


2003年3月25日(火)晴れ時々くもり
パンクに悩む

自転車がパンクをする時、単に走っている時に物が刺さるだけではなく、色々な原因が考えられるもの。その原因が何かは、修理をしていれば分かる事が殆どなのだが、時にはそうでない場合もあるもの。
今日の午後、珍しくも原因がハッキリと判断しきれないパンクと出会ってしまった。

午後に、見てほしいと1台の自転車が持って来られた。前のタイヤが、完全に空気が抜けていて、虫ゴムは傷んでいなかったし、口金はしっかりと閉まっていた。これはパンクですね、と伝えると、直してほしいと言われ、預かった。

その自転車は、まだ買ったばかりなのかなといった感じで、タイヤもチューブも新しく、この時は、間違いなく何かが刺さってたんだなと思った。
そして、チューブを膨らませてみると、すぐに空気の抜ける音が聞こえてきたのである。見てみると、ほんの数ミリ裂けたように穴が空いていた。これだと、間違いなくガラスかビンの破片が刺さっていたんだろうなと確信を持ったのだ。

だが、その後に、あれっと思わされる事に気づいた。その穴が、チューブの外側ではなく、内側の方にあったのだ。普通、何か物が刺さってパンクをした時、タイヤの外側に接するチューブの外側に穴は空いている筈である。
たまに、内側に空いている時もあるが、この時はタイヤがリムから外れている事に気づかずに、空気を入れた時にチューブが破裂してしまったり、チューブが傷んでいる事が原因となっている事がほとんど。
しかし、チューブをタイヤから外す時に、タイヤはリムからは全く外れていなかったので、この事も考えにくい。
色々と考えてはみたが、結局はどうしてパンクしたのか、判断しきれなかった。

お客さんが修理した自転車を受け取りに来た時に、パンクした位置を説明して、一応物が刺さった事が原因ではないかとは言ったのだが。
しかしそれで間違いない、といった気持ちを持っては、当然言い切れなかった。


2003年3月26日(水)晴れ
小さな商売人

近くの問屋から自転車の部品を仕入れる時は、殆ど付けにもらっていて、その支払は、毎月今日の26日頃に行っている。で、今日も今月の支払いに行ってみれば、そこには小さな商売人がいたのである。

この問屋は会社ではあるが、その経営は御夫婦だけでやっていて、いつもお世話になっているのも勿論この御二人なのだが、去年の冬に孫と思える男の子が店に来ていて手伝っていた時があったのだが、今日もこの子が来ていたのだ。
恐らく、冬休み、そして春休みを利用して来ているのではないかと思うが。

この子は店を手伝っているつもりなのだろうか、あるいは、ただ面白がってやっているのかは分からないが、料金の支払などに積極的に絡んできている。
今日、問屋に入った時に、おんちゃんは仕事で出掛けていて、おばちゃんだけかと思った時にこの子を見つけた時には、思わず苦笑してしまったが、やはり、今回も僕の支払に絡んできてくれた。

おばちゃんは最初はいい様に子供に手伝わせていたのだが、段々と邪魔になってきたのか、苦笑しつつ「止めて」と言ったりしていたのだが、その子は聞こうとはせず、やり続けようとしている。
そんなに意地にならなくてもいいだろうにと思ってしまったりしたが、おばちゃんは仕方ないと思ったのか、そのままやらせていたけど。

おばちゃんが気にしていた通り、ちょっと待たされた感じはあったけど、あの子が最後に領収書とお釣りを持ってきて「領収書とお釣りです」と渡してくれた時には、満足してる感じだった。
だが、あの子なりに真面目にやっているつもりだったのだろう。いつも通り、受け取る時にはちゃんと礼をしてしまった。


2003年3月28日(金)晴れ
いよいよ始まった

毎年、この時がやってくると、ワクワクした気持ちとなってくるのだが、いよいよ今年も今日からプロ野球の公式戦が始まった。

自己紹介にも書いているが、僕は熱血の中日ファンである。そして、ちょっとした持病を持っていて、毎月2回程主治医のとこへ通っているのだが、この人もプロ野球が好きな人であり、何と中日が優勝を争う巨人ファンでもある。
という事もあって、先月のキャンプが始まった頃から、この人のとこへ行くと、問診の時にはプロ野球に関して語り合う事が多くなり、且つ、いつも熱くなってしまっている。

で、今日の開幕戦の一つは中日ー巨人だ。今日は仕事へ行く前に、診察を受ける為に向っていたのだが、その時には問診が始まれば、きっと開幕戦の話題から始まるだろうなと思っていたが、やはり思った通りとなってしまった。

また、互いに負けん気の強いとこがあるのだろうか、いつも話す時は今シーズンの優勝は絶対に中日だ、巨人だと言い張っているのだが、今日の開幕戦に関しても同じだ。
それぞれの開幕が、川上と上原と分かっていた事もあって、互いのエースが打たれやしないとか、いや内の打線は絶対に打ち込んで最後は勝つなどと言い張ったりしている。
少しは、どっちかが相手をヨイショする事もがあってもいいのではないかと思うのだが、どちらも譲ろうとしやしない。
呆れたものである。

だが、好きな球団は異なっていても、しかも優勝を争う関係になると思える球団であるとしても、あのように話しが盛り上がってしまうという事は、互いにプロ野球そのものが好きなのだろう。
いつも言い張るように会話しているというのに、顔を会わせた時に一番に出てくる話題はやはりプロ野球だし、何よりも中日と巨人の話題に尽きてしまうのだが、互いにそれを楽しんでいる事は間違いないのだから。

また診察を受けに行った時は、きっと中日と巨人のその時の成績をネタとして語り合う事は間違いないだろうな。

2003年3月29日(土)晴れ
悔しかった

今日の甲子園。第2試合に、明徳と横浜の3回戦が組まれていた。5年前の夏の準決勝の事もあり、何が何でも勝ってもらいたいと思っていたのだが、またしても悔しい結果となってしまった。

明徳の先発投手は、初回の立ち上がりは緊張していたのだろうか、球が高目に浮いていて、いきなりトップバッターに3塁打を打たれてしまった。その後も、死球などでランナーを作ってしまい、ヘタすれば大量点を取られてしまいかねないと、 イラつく思いで一杯となってしまっていたのだが、何とか踏ん張り失点を1点に押さえてくれた。
1点だけなら何とかなるとは思っていたが、そのチャンスは同じく初回にやってきたのだ。横浜の先発投手も緊張していたのだろう、同じく球が浮いている感じだった。しかも、守備のミスも重なって、何とあっという間に逆転してしまったのだ。このまま明徳がペースに乗ってくれれば、 間違いなく勝てると思ったのだが。

初回の展開だけを見れば、乱打線になるかもしれないと思わされる感じでもあったのだが、2回からは両投手とも見事に立ち上がり、両チームとも中々チャンスを掴めずにいた。
だが、終盤8回表に横浜がチャンスを掴み、それに今度は明徳の守備のミスも重なって、同点となってしまい、さらに集中打により2点追加され、あっという間に2−4となってしまったのだ。正直、もう駄目か、このままいかれてしまうのかと思ってしまった。
しかし、8回裏、2アウト3塁1塁の場面で4番打者が2塁打を打ち、1塁ランナーも一気に帰り、同点としてしまったのだ。

このシーンを見た時に、熱くなり、勝利を信じてテレビを通して必死に応援をしていたのだが、延長12回表に一気に横浜に4点を奪われ、完全に決まってしまったかと思わされてしまったが、選手達は諦めていなかったのだろう。
その裏、2アウトからヒットと四球から満塁とし、またしても同点となるかもしれない、そんな状況まで持って行ったのだから。結局は、1点も返せずに試合は終わってしまったが。

またしても高知代表が横浜に負けた事を、正直に悔しいと思う。だが、選手達は頑張ったのだろう。夏に向けて頑張ってもらいたい。
夏の甲子園には、高知代表として明徳が出るのか、高知、高知商業あるいは土佐が出るのか、どこが出るのかは分からないが、もしも神奈川代表として横浜が出場し、更に組み合わせから高知代表と横浜が試合をする事になった時には、今度こそ絶対に勝ってもらいたいと思う。
もしもその試合があって、見ているとしたら、今日よりも熱くなり、高知代表を応援している事は間違いないだろう。


2003年3月30日(日)くもり時々晴れ
ツーリング

昔10代の頃だと、冬の寒い頃、且つ、ガタガタと震える位寒い時でも、機会があれば積極的にバイクに乗っていたものだが、今の年になってくると、冬の間は中々乗ろうとは思わなくなってしまうものである。
しかし、春が来て、桜も咲く程に暖かくなってくると、昔と同じように、バイクへの思いは高まっていくものだ。

冬の間は、ただエンジンの状態を保つ為だけに、付近を適当に走っていただけで、それでもこれといって不満はなかったのだが、やはり季節が変わり、暖かくなってくると気持ちも変わってくるのだろう。
冬と同じように、ただ適当に走ろうと思い、バイクのとこへ行ってみると、ちょっと走るだけでは何だか詰まらなく思い始め、結局、結構長い距離を走るようになってきている。
そして、こんな事を繰り返していると、久しぶりにバイクの旅であるツーリングにも行きたいなと、思い始めるようにもなるものだ。

まだ花粉症の時期を終えたいないので、ツーリングに行く事は出来ないが、来月の中頃から5月の始め辺りにどこかへ行けるようになるのではないかと思っている。そんな中、目的の場所として最も意識しているとこが、足摺だ。

ここには、前のバイクで過去に2度行った事があるのだが、何という事か2回共事故にあってしまっていて、ここ数年行きにくいと思っていた場所なのだが。
といってもまだ決めている訳ではないのだが、ただ、もしも行くとなった場合には、きっと過去と同じコースは走らずに、以前とは異なるコースを組んで走る事になるだろうと思うが。
また、今になって気づいたのだが、現在のバイクに乗ってから、一度も県外へツーリングに行っていなかった。ツーリング自体、余り出掛けていなかったけど。だが、また活発に出掛けるようになれば、また県外へ出掛ける事も多くなってくるだろうと思うけど、
過去と同じで、四国内が中心というか殆どになるだろうと思うが。

この春から秋にかけて、またバイクの旅であるツーリングを、少しでも楽しみたいと思う。

と、話題はガラっと変わるが、今日、高級ブランドのルイ・ヴィトン高知店がオープンした。僕は行っていないが、今日は開店からずっと店の前に行列が出来ているとか。
さすが、世界のブランド店は人の集め方が違うなと思ったりした。


2003年3月31日(月)晴れ
景色の誘惑

時として、ふと目に入った物に思わず心は誘われてしまい、予定通りの行動に進むかそれとも誘いに乗ってしまおうかと、一時考えてしまう事もあるが、大半はその誘いをすぐに振り切って予定通りの行動へと進むのだが、しかし、誘ってくる物に趣味も重なってくると、その誘いに負けてしまう事もあるものだ。

店には便所がないものだから、その時には、いつも近くの城西公園へ行き、公衆便所を使わせてもらっていて、今日の午前中にも出掛けた。
そして、城西公園にも多くの桜が植えられている。
高知城などと同じように、すでに満開は迎えていて、すでに散り始めている桜の木もあるのではないかと思っていたのだが、中を通ったり、桃の花などを撮りに行く事はあっても、今年はまだ桜をじっくり見る事がなかった。
そんな事もあって、公園へ向う前に、便所を出た後には、ちょっと見ておこうかなと思っていて、まず公衆便所も置かれている東側に植えられている桜を見て、続いて西側へと回った。

城西公園の西側と北側には、横に江ノ口川が流れていて、西側には2本の橋が掛けられている。去年までは、桜並木の内側ばかりから見ていたが、今回は場所を変えて、橋の上から見てみたんだが、そこから見る桜並木の景色がとても良かったのだ。

その景色を見つけたその直後に、やはり撮りたいと思ってしまった。当然カメラを店に持って行ってる訳はなかったのだが、部屋から取ってくればいいではないかと簡単に考えてしまっていた。
その時の天気の状態はとてもいいではないか。しかし、明日からは天気が崩れるとも言われていたし、桜もそろそろピークを過ぎる頃である。この機会を逃したら、今年は撮る機会は無いかもしれないといった思いもあった事は確かである。
だが、やはりあっという間に写真を撮りたいという、そんな誘惑に負けてしまっていたのだろう。

それから数時間後になるが、午後にカメラを取ってくると、すぐに城西公園へと向った。そして橋の上からの景色や、その他の桜の景色を数枚撮った。上手く撮れていれば、最高なのだが。


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