気まぐれ日記


毎日綴る時もあれば、かなり間があくこともあるのではないかと思いますが、僕の一日の中で(楽しい事や色々な事があると思うけど)
ちょっとした事を、僕なりに綴っていってみようかなと思ってます。


2003年9月1日くもり
防災の日

NHKの昼のニュースを観ていて知ったのだが、80年前の今日の同じ日に関東大震災が起こっている事もあって、今日は防災の日とされているらしい。
そして、関東や東海地方では大震災を想定しての防災訓練がされているとニュースは流れていた。

高知でもこれから50年以内に南海地震が起こると予想されているが、高知では防災訓練はされていなかったのだろうか、それとも全国ニュースでは流れていなかったなかなと思ったのだが、
ローカルニュースが始まると、トップで防災訓練の模様が紹介されていた。

行政機関だけではなくて、色々な場所で行われていたみたいだが、その中には自衛隊も参加しているとこがあったりと、思わず驚かされてしまったが。

南海地震による大震災もが50年以上に起こる可能性はかなり高いと予想されている。出来るなら起こってほしくないなと思うのだが。

2003年9月2日晴れ
時間のずれ

去年の今頃ならば、残暑に辛さは感じてはいるだろうが、耐えきった夏の暑さに比べれば幾らか楽な筈で、堪ったものではないと思う事はなく過しているのではないかと思うのだが。しかし、今年の天気は本当にどうなっているのだろうかとも思わされてしまうのだが、この残暑の暑さには、もう堪ったものではない。

もしかすると、時間がずれていて、今頃になって本格的な夏がやって来たのではないかとも感じさせてくれるような暑い日が続いている。

先月の末には、今年の夏に物足りなさを感じさせられていた事もあって、残暑には長く続いて、一日でも多く夏の雰囲気を感じさせてもらいたいなどと、今から思えば可笑しな事を思ったりしていた。
だがである。本当に時間はずれていたのではなかろうかと思わせるような、そんな天気が昨日から続いているが、半端な暑さではない。残暑を通り越してるような、もう無茶苦茶に暑いのだ。

正に本格的な夏が今頃になってやって来たのかなといった感じなのだが、こんな天気を感じさせられてしまうと、天気への思いもあっという間に変わってしまうものである。
ちょっと前までは、暑い日に長く続いてもらいたいなどと思っていたのだが、今では、正直早く涼しくなってくれないかななどと思うようになってしまったのだから。

といって、まだ何日もこの厳しい残暑と言うか、夏の天気は続きそうである。8月の中頃にこの暑さがやって来てくれていれば、しっかりと夏を感じられていたのだと思うけど、今頃になって夏のような天気となられても変な感じだ。

今年はどうしてこんなに時間とずれたような天気となったのか分からないが、今は時間にあった天気に戻ってくれるまで、我慢しなければならないか。


2003年9月3日晴れくもり
意外

午後の事であるが、自転車をみてほしいとお客さんが一人やってきた。
すぐに後ろのタイヤがペッチャンコになっている事に気づき、パンクですかと伺いながら、いつも通り虫ゴムのチェックをしようと思った時、釘が刺さっていたと言われたのである。
となると、パンクである事は間違いない訳で、すぐにパンク修理に変更する。

そして作業をしている時に意外な事を聞かされた。パンクしていたのは昨日だったらしいのだ。
通勤中の事だったらしい。その時に、見つけた自転車店で修理してもらっていたらしいのだが、昨日帰る時には、また空気が抜けていたとの事。そのまま自転車は置いて帰ったのだろう。
そして今日、近くにある僕の勤める自転車店に持って来たらしいのだが。

チューブを見てみると、すぐに空気の抜けているとこは見つかった。もしかしたらと思っていたが、昨日の修理時のパッチが完全に貼れていなかったのだろう。
そのパッチの端から空気は抜けていた。

その中途半端に貼られたパッチを何とかはがして、改めて削り最も大きいサイズのパッチを貼り付けたのだが、結構手間取ってしまったが。
そして、パッチをチェックしてみれば完全に貼れている。

昨日、修理を行った自転車店はどのような作業をしたのかは分からないけれど、貼った後のチェックを怠っていたのかもしれない。
しっかりと貼ったつもりでも、貼り方によっては一部だけ貼り切れない状態となってしまっている事もある。だが、店の者の作業だとそのようなミスは滅多にないだろうけど。

といって、自分が貼ったからといって絶対にミスが無いと決め付ける訳にもいかないのではないだろうか。これからも、そのような事も意識して、お客さんに迷惑をかける事のないようにしていかなければと思うよ。


2003年9月4日晴れ一時
夕立

朝の予報だと晴れだったし、外を見てもいい天気だった。
まさか、この天気が崩れるなんて事があるだろうとは全く考えずに、傘も持たずに仕事へと出掛けたのだが、やはり時には思いがけない事はあるものである。

3時過ぎ、店を出ていた時に、空は段々と曇り気味となってきていた。
ただ曇ってきているだけだろうと思っていただけで余り気にはしていなかったのだが、だが4時過ぎに、突然に全く予想もしていなかった雨が落ちてきたのである。
最初はポツポツだったのだが、いきなり豪雨へと変わった。
これはえらい天気になってくれたなと思わされた。

だが、店を閉じる前には願い通りに雨は止んでくれていたのである。これで、何とか雨に濡れずに帰れるなと思ったのだが、何と意地悪な雨であろうか、仕事を終えて店を出た時に、いきなり雨は降り出したのだ。しかも勢いよく。

7分位経った頃だったろうか、雨はほとんど止んだ状態となる。空を見上げると、まだまだいつ降っても可笑しくないなとは感じたけど、いつ完全に止んでくれるかも分かったものではなく、思い切って戻る事に決め、自転車に乗った。
だが、僅か数分後にまたしても雨は降り出した。最初はポツポツだが、すぐに勢いよくなっていく。
すぐに雨宿り出来るとこを見つけて、急いでそこに飛び込んだ。

雨はすぐに小雨となったが、すぐには出ずに、しばらく待ってから、もうどうなってもいいかと開き直った気持ちを持って飛び出した。
その開き直りがよかったかどうかは分からないが、雨はいつの間にやら止んでくれて、ほとんど雨に濡れるずに帰る事が出来たけど。

明日も予報は、同じように晴れとなっている。ただ、今日と同じように夕立がない事を願うしかないな。


2003年9月6日晴れ
暑い夜

先月8月の中頃だと、扇風機を点けっぱなしにしていると、ちょいと寒く感じる事もあったりしたし、寝る時には必ずタイマーを使っていたのだが、最近は昼も夜も関係無く暑くて堪らず、もう部屋にいる時には点けっぱなしである。
何だか8月と9月が入れ違っているような、そんな感じである。

特に、寝る時にそれを感じさせられる。8月の頃には、風の強さは弱にしてタイマーをセットして寝るようにしていた。点けっぱなしにしていると、体が冷やされる感じがあったから。
だが、今月となると、同じ事をしていては眠れたものではない。弱では、風を感じさせてくれない程に暑い。また、タイマーをセットしていると、扇風機が止まった頃に必ず叩き起こされていた。すぐに扇風機を動かして、改めて寝るようにしていたが。

そのような事から、風は強くして、タイマーなどセットせずに寝るようにしているのだが。しかし、本来なら、この熱帯夜に耐えながら寝るなんて8月にやっていた筈で、9月になれば寝やすくなってきていたと思うのだが。
本当に今年の天気は、どうなっているのだろうか。

2003年9月7日晴れ
頑張ってほしい

何という事か、我がドラゴンズ、先月19日からの阪神戦に3連勝して以来、負け越しの連続である。更に、今月2日の巨人戦からは5連敗。歯痒くて、悔しくてたまらない。

阪神に3連勝した時には、我がドラゴンズにはまだ阪神を追い掛ける気持ちがあるのだろう、そして連勝の勢いで、大差をつけられていたが、阪神にかなりの意地を見せてくれるのではないかと思ったりしていたのだけど、
広島、ヤクルト、更に絶対に負け越しは無いと決め込んでいた横浜にも負け越してしまい、巨人戦から今日のヤクルト戦まで5連敗。しかも、順位も5位まで転落だ。
この悲惨な成績の一番の要因は、打線の極端な不調なのだろうか。何といっても、チャンスを作っても、ここぞと言うとこでヒットが出ない。ミスが出る。そして、点は取れない。こんな事では勝てる訳は無い。

そして、今、最も気になってきているのが、阪神が優勝する時期である。11日のヤクルト戦の行われる神宮だと言っている解説者もいるが、もしもヤクルト戦で決まらなければ、次の対戦相手である我がドラゴンズのホームナゴヤドームが確実視されるようになっている。
今のチームの状態では、阪神と試合をしても、勝つ可能性は低いのではないだろうか。

ホームで胴上げをされてしまうなんて、絶対に避けたい事。これは、全国のドラゴンズファンは皆、同じ気持ちではないだろうか。その為にも、ドラゴンズには本来の状態に戻ってほしいと思うのだが。
本当に頑張ってほしい。

2003年9月8日晴れ一時くもり
呆れた

午後、とある信号交差点で止まっていた時の事である。
突然に車のクラクションが鳴り響いてきた。何だろうと思い、横を振り向いてみると、唖然とさせられる光景が目に飛び込んできた。

歩道沿いを走るカブとそれに並ぶようにワゴン車が走っていた。
カブは交差点を直進しようとしている。ワゴン車は左折のようだ。

常識的に考えれば、この場合、ワゴン車がカブが通り過ぎるのを待って左折するのが当たり前だと思うのだが、何という事か、ワゴン車はカブの動きなど無視するかのように、覆い被さるようにして、強引にカブの前を通りつつ左折していったのである。

カブのおばちゃんは、何とも無いかのように、ワゴン車が通りすぎた後を進んで行ったけど。

このドライバーの行為には呆れたし、怒りも感じた。
今回、カブのおばちゃんは無事だった見たいだけど、このドライバーのような事をすれば、カブを巻き込んで事故を起こす可能性がかなり高かった筈だし、ドライバーもその事はわかっていた筈だ。
にも関わらず、あのような行為をしたあのドライバーは事故という事をかなり軽視していたのだろうか。

理解できない。


2003年9月9日晴れくもり
驚いた

阪神に3連勝してから、散々な試合結果を残してきていた我がドラゴンズ。
その一番の要因は、打線の絶不調にあると思うのだが、選手の力を存分に引き出せない監督やコーチ陣にも責任はあるのではないだろうか。

今シーズンのチーム成績から見ても、監督などの責任はかなり大きい物と思い、交代させるべきではないかとも思っていたのだが。だが、山田の契約は3年で、後1年残っているし、交代の可能性はかなり低いだろうなと思っていたのだが。

店でNHKの昼のニュースを見ている時だった。突然に山田が解任となったニュースを知ったのは。
まだシーズン中の時である。もしも、今シーズンで交代があるとしても、ペナントが終わった後からの事だと思っていただけに、このニュースには驚いた。

来シーズンからの監督には、高木守道が早くも有力視されている。
だが、今日の突然の解任は、チームの大改造が目的の事。ならば、過去にドラゴンズの監督の経験をしている高木よりも、まだ経験のない牛島や前日ハムの監督の大島、或いは前西武の監督の東尾なんかもいいのではないかと思うが。

来シーズンからのドラゴンズの監督が決まるのは、恐らく来月。誰が選べるのかは分からないが、常に優勝争いに加われる、そんなチームを作ってもらいたいと思っている。


2003年9月11日くもり時々晴れ
ちょっとした会話

午前中の事である。預かっていた自転車のパンク修理を終えようとしていた頃に、店の近くに止めていた自転車を取りに来た高齢の男性が、店の前に止まり、話し掛けて来た。

最初は自転車に関する事に付いて問うていたが、ちょっとした事から話は飛んで、大工や理容師の道具への拘りについて語り始める。
しかも、職人気質の心理や扱い方について、かなり詳しく語ってくるではないか。

最初、自転車に関する事に付いて問われた時は、何も感じずに、ただ答えていただけだったのだが、自転車以外の話しになると、面白くも感じてきて、聞きいるようになってしまったのであるが。

話は進んでいくと、この人は弁護士をやっていて、民事裁判でのちょっとした体験も話してくれたのだが、この人の話を聞いていると何だか教えられた事もあったような感じがするのだ。
何よりも人間関係ついて。社会全体での人との交流の重要性を主にして、色々であるが。この中には、お客さんとの接し方についても、意識させられた感じで、ただ見も知らない人と会話してるだけと思っていたら、意外にも勉強をさせられたのかなとも思ったりしているが。

気が付けば40分以上は色々と話したり、語ってもらったりしていたんだけど、あっという間に時間が過ぎてしまったような感じだ。僕なんかを相手に、どうしてあんなに熱く語ってくたのかなと思ったりもしてしまったが、結構楽しかった。

その男性が去った後、慌ててパンク修理を再開したことは言うまでもない。

2003年9月12日くもり時々
変な天気

この数日の間に、じっくりと水を蓄えてきていたバケツか大きなタライを一気にひっくり返していたのだろうか、とも思わせてくれるような激しい雨が、昼前から2時過ぎ頃まで降りまくっていた。

火曜日からだったろうか、今週の天気予報は必ず雨のマークが付いていた。また、朝起きた時に外を見てみれば、寝ている時に降っていたのだろうか、路面が濡れている事があれば、しばらくして突然にわか雨が降ってくる時もあって、今日は雨だなと思いつつ、部屋を出る時には、毎日傘を持って出掛けていた。

だがである。本当に変だなと思わせてくれる空で、仕事に向いながら空を見てみると、雨だろうと思わされていたにも関わらず、知らぬ間にしっかりと晴れていたり、分厚く曇っているとこと、しっかり晴れているとこが大きく2つに分かれていたり、時には曇り空と晴れた空がころころと入れ替わったりと不安定な感じでありながら、予報通りに雨は中々降らない。
1回だけ、小雨が少し降る事があっただけで、それ以外では降っていなかったのだから。

今朝起きた時も昨日までと同じ感じで、路面が濡れていて、しばらくすると激しい雨は降り始めるが、昨日までと同じように部屋を出る時には雨は止んでいた。
今日もこのまま降らないのかなと思っていたのだが、昼前から突然に降り始め、やっと予報通りになって来たのかなと簡単に思っていたら、物凄い激しいどしゃ降りへと変わっていく。
今日も傘は持って行っていたのだが、この傘を使って帰ったとしてもきっとびしょ濡れになってしまうだろうなとまで思わされてしまった。

だが、2時過ぎに突然に雷が激しくなり始めたのだが、その後に雨はあっという間に止んでしまったのだ。
正直助かったと思った。帰りも、傘を使わずにのんびりと自転車で帰っていたのだが、部屋の近くまで辿り着いた時に、不意を討つかのようにまたしても突然に、しかも激しく降ってきやがったのだ。
部屋がすぐ近くだったから、余り濡れずにすんだけど、本当に不安定な、変な天気だったなと思わされてしまう。

2003年9月13日晴れ
将棋

子供の頃から将棋をする事は好きで、子供の頃にはよく友達とはさみ将棋から本将棋まで色々と打って遊んでいたものだ。
今はパソコンのソフトを使って時々やっているのだが、やはりコンピューターを相手にしては簡単に勝てるものではない。プロの棋士なんかだと、逆に簡単に勝ってしまうみたいなのだが。

コンピューターとの将棋を始めた頃は、コンピューターにハンディ無しの平手打ちで本将棋をしていたのだが、いとも簡単にあっさりと負けてしまう。なもんだから、コンピューターに4駒外すハンディを持ってもらうようになり、段々と外す駒を少なくしても勝てるようになっていた。

前に夢中になってやってたのは何ヶ月前だったろうか、この時には金の駒を2つだけ外しただけでも勝てるようになっていたのだが、外す駒を銀にすると、何故だか勝てなくて、何回繰り返しても勝てなくて、遂には諦めてしまい、それ以来ずっと将棋をやらずにいた。

だが、昨日、気まぐれから久しぶりに将棋をやってみると、金の駒を外した形では、前に比べるとかなり簡単に勝てるようになっていたのだ。で、銀の駒を外してみると、何だか負けそうな気がしなかったのである。

そして、今日も銀の駒を外してやってみれば、以外と簡単に勝ててしまったのだ。その後にも、何回かやっていると、また勝ててしまった。
前にやった時には、どうして勝てなかったのだろうと思ったりする。

9月に入ってから、夏がやって来たのかなと思わされるような暑い日が続いていたが、午後4時過ぎに外へ出かけた時に、当ってくる風が涼しく感じるようになっていた。
また、日が暮れるのも早くなってきていて、7時前には外は暗くなってきていた。やっと、季節が秋へと変わって来たのかなと感じたりしている。


2003年9月14日晴れ

今日は写真を撮りに行こうと思っていた。
昨夜だと、市内のどこかをうろちょろしながら、街の風景でも簡単に撮ろうかなと思っていたが、今朝ちょっと買い物に出かけた時に、 突然に物部川へ撮りに行ってみようかと思ってしまう。

前に物部川へ行ったのは何ヶ月前だったろうか。今回も同じように自転車で行ってしまう。
前回は分からずに河口付近に行ってしまったのだが、物部川のいい風景を撮ろうと思ったら、中流から上流へ行かなきゃ駄目だろうと思うのだが、そこへ自転車で行くのはきつい。
今日は、何も撮れなくてもいいかなと適当な気持ちで行ってしまったのだが、写真だけ出なくて、サイクリングみたいな事も楽しみたいなと思ってたから。

だけど、いいなと思う物を見つけると、気持ちは変わってくるもので、物部川を渡って河口へ向っている時に、空にいい雲を見つけた時に、今までに雲を撮った事が無い事もあって、これは絶対に撮りたいなと思い始める。

そして、河口の横にある海の砂浜に辿り着くと、空を撮ったり海を撮ったりと、何枚も撮ってしまった。

話は変わるが、物部川へ向っている時、そして帰っている時と、市内でまた車に嫌な思いをさせられてしまう。
2度とも、交差点の横断歩道を走っている時だった。
当然信号に従って、横断歩道を渡っていたのだが、車は何を見ながら走っていたのか知らないが、まるで無視するかのように僕に突っ込んでるかのように走ってる来るのだ。

やばいなと思い、ふざけた車を避けるように走り出すと、やっと気づくのか、車を止める。
むかつく思いで、ドライバーを見てみると、向っていた時のおっさんは慌てたような顔をしていたが、帰りの時の女は何とも無いような顔。

一部のドライバーなのだろうが、今回のように、まるで車が優先だと思っているかのような運転する者と接する事がある。
歩行者や自転車などをどのように考えて走っているのだろうか、このドライバー達は。


2003年9月15日晴れ
勘違い

今日も休日だったのだが、ちょっとした用事で店に出かけた時に、帰りに今日もどっかへ行こうかと思い、何故だか後免へ行ってみようかと思ってしまう。

何ヶ月日前に、汽車を利用していった事がある。
一度、路面電車を最終駅のごめん駅から乗ってみたいなと思ってた事と、駅の近くにある「はらたいらと世界のオルゴールの館」に行ってみたいなと思ってたからだったが。

最初はJRの後免駅にでも行ってさっさと帰ってこようと思っていたのだが、後免に向っている内に、オルゴールの館も見に行ってこようかなと思い始めた。

で、後免駅に着くと、早速近くにあった筈だと、付近を自転車で走ってみたのだが、何という事か見つからないのである。

確かに駅の近くにあった筈だと思いつつ、駅の付近をうろちょろとしたのだが、どうしても見つからない。
記憶違いをしていたのかなと思いつつ、諦めて帰っていた時に、路面電車の線路を見た時に、もしかしてJRの後免駅ではなくて土電のごめん駅だったのかなと思いつつ、そのまま帰ってしまった。

帰ると、検索エンジンで久しぶりに「はらたいらと世界のオルゴールの館」のサイトを捜して、場所を確かめるとやはり思い込んでいたJRの後免駅ではなくて、土電のごめん駅の近くだった。
つまんない勘違いをしてしまっていたかな、と思ってしまった。


2003年9月16日晴れ時々くもり
悪戯

午前中にとある公共機関より、パンク修理の依頼があった。
持って来た人によると、さっき空気を入れたばかりだったらしいのだが、後ろのタイヤは早くも空気が抜け出してきている。
前のタイヤは、まだ空気は抜けていない感じだったが、口金などをチェックしてみると、そこから抜ける状態にはなっていなかった。パンクしているなと思ったが。

預かると、まずは後ろのタイヤを見てみると、何という事か、横に並ぶようにして7ヶ所も穴が空いていたのだ。
しかも僕がやっていたのか、他の店がやっていたのか分からないが、前のパンク修理で貼っている2つのパッチのすぐ横に3ヶ所だったか、穴が空いていた。
それを修理するとなると、貼っているパッチを半分以上は削らなければならない。となると、新たに貼ったパッチがしっかりとくっついてくれているかどうかは分からない。
それでもパッチから離れている1ヶ所だけをまず貼り、何とかしてみようと思ったのだが、結局は諦めて、チューブを交換する事にした。

そして、次に前のチューブを出して調べてみれば、後ろのタイヤとと同じように横に並ぶように7ヶ所も穴が空いていたのだ。
この時に、これは悪戯されていたなと確信したのだが。何だかムカついた気分となっていた。
どんな者がやったのか知らないが、どうしてこんな馬鹿げた事をするのかと。

前のタイヤは修理する事が出来る。最初は、Lサイズの最も大きいサイズのパッチを使って、4枚のパッチで何とかしようかと思ったのだが、貼る前に、穴と穴の間隔とパッチをしつこくチェックしてみると、ぎりぎり塞ぐ事が出来るかどうかのとこばかり。
これだと、しっかり貼りきれない可能性が結構あるなと判断して、Lサイズのパッチを使う事を諦めて、結局は6枚もパッチを使って修理する事になってしまった。

そして修理を終えた後に、過去の記録を調べてみると、去年の秋に同じ公共機関より悪戯からパンクしたと複数の自転車の修理を依頼されていた。

その時は、前後に3ヶ所づつ穴が空けられていた。今回の悪戯は、過去の時と同じ奴がやったのかどうかは分からないが、こんなふざけた事はしてもらいたくはないものだ。

2003年9月17日晴れ
見つからない

夕方近くになった時に、1人のお客さんがやってきた。昨日の夕方に空気を入れたばかりのタイヤから、かなりの空気が抜けていて、パンクの不安を持っていたみたい。

お客さんに事情を聞きながら、口金をチェックしてみれば、しっかりと閉まっているし、タイヤを押し込んでみれば、半分以上は空気が抜けていたのではないだろうか。そのへこみ具合には、思わず驚かされてしまう。

だが、完全に空気は抜けていなかったともいう。となれば、パンクよりも虫ゴムの状態がかなり酷いのかなと思い、チェックしてみれば、上下に2つに裂けてはいたが、ゴム自体はいい状態だったし、しっかりと穴は覆っていた。
ただ裂けているだけだったら、口金が完全に閉まっていたのだから、この部分からあれだけの空気が抜けていたとは考えにくい。
で、一応チューブも調べてみる事になる。

タイヤを押した時のタイヤのへこみ方は、何日経っても抜けるような量ではない。間違いなく、チューブに穴はあると思い、水調べを行ったのだが、予想外にも見つからない。
チューブへの空気を増しながら、しつこく何度も見てみるが、どこにも穴は見つからない。
だとしたら、どこからあんなに抜けていたんだと悩まされてしまったが。

お客さんは空気が大量に抜けていた事に不安がっていただけに、チューブに穴が見つからなかった事を、何だか悪い事をしてしまったと思ってしまっていた。
一応、裂けていた虫ゴムから少しは空気が抜けていたかもしれないと言って、虫ゴムを直していますと説明はしたが、果たしてお客さんの不安はどこまで解消されているかどうか。

水調べをして、穴が見つからなくてお客さんに悪いことをしたと思った事は、初めてではないだろうか。変な感じである。


2003年9月19日晴れくもり
商売が下手

時には、商売が下手なのかなと思ってしまう時もあるものだ。

午後の事である。何度か修理の依頼に来てくれていた男性が、店を訪れた。チェーンの錆びを取ってくれないだろうかと言われる。だが、それは非常に難しい事。
出来ないと応じると、チェーン交換について問うてきた。

正直言って、そのまま依頼してもらえれば嬉しいかなと思ったのだけれど、何だかそれを推し難かった。そして、ちょっとチェーンを見せてもらう事に。

男性の言うように、確かにチェーンは錆びている。だが、ペダルを回して見ると、チェーンはスムースに回っているし、固くなっているとこもない。また、チェーンが深く錆付いている時に出る音もない。
まだまだ使える状態かなと思えてしまう。

ここで、かなり錆付いているのだから、交換した方がいいといった事をどうのこうのと言って、交換する事を促す事も出来たのかもしれない。しかし、馬鹿正直にまだまだ使えそうと言ってしまい、潤滑油を掛けてしまった。

後になって、もったいない事をしてしまったかななどと思ってしまったけど、あの程度の錆で交換を推し進めるような店は余り無いだろうから。
やはり、余り欲張った事を考えたりしてはいかんだろうなと思ったりする。

2003年9月20日時々くもり
降ったり止んだり

バイクのブレーキに異常があると気づいたのは先週、仕事から帰った後に軽く乗った時。フロントもリアも物凄く甘い。遊びが多すぎる。
特にリアはスカスカな感じで、踏み込んでやっと効きだすかなといった感じだった。

それでもブレーキは効いてくれていた事もあって、早く何とかしなくてはと思いつつ、そのままにして置いてしまったのだが、今週の水曜日に改めて乗った時に、
どうしてもブレーキが気になって仕方がない。
やはり、早く何とかしとかなければと、翌日に、用事で知り合いのバイク屋へ出掛けた時に、今日雨が降らなければバイクを持ってくるので、ブレーキのエア抜きをしてもらいたいと頼む。

そして今日。朝起きると、外から雨の音。台風の影響もあるみたいだし、今日は行けないのかなと思ってしまう。
だが、雨は長くは続かない。その後も、中々降りそうに無い。もしかすると、このまま降らないかもしれないと思ってしまい、バイク屋へ行く事を決めてしまう。

自転車に関する作業なら、彼には負けないだろうと思うが、やはりバイクに関しては彼には敵わない。僕だと、やり方も分からないブレーキフルードからのエア抜きを、いともあっさりとやられてしまった。
そしてその作業が終わる頃に、ポツリポツリと雨は降り始めた。どうして降り出すのかなと思っていれば、「普段の行いがようないき、降ってきたがよ。このまま止まんろう。」と言われてしまう。
だが、小降りとなり、ほとんど止んだ状態となってくると、「普段の行いがえいき、雨は止んでくれゆがよ」と言ってしまった。

しかし空は非常に不安定だったのだろうか、それから数分後、走って帰っている時に、小雨ではあるが、また降り出しやがったのである。
もしかすると、彼の言う事も少しは当っていたのかなと思いつつ、小雨の降る中を走っていた。

2003年9月21日くもり晴れ
涼しくなった

2日前までは、朝と夜になるとかなり涼しくなってきていたのだが、昼間となるとまだまだ暑さが感じられ、残暑が続いているのかなと思わされていたのだが、昨日の雨の影響もあるのだろうか、今日からは昼間も涼しくなり、残暑を吹き飛ばし、一気に秋がやってきたような感じである。

台風15号の影響もあったのだろう、今朝から強い風が吹いていた。
そんな中、午前中にはイオンへ出掛けて行ったのだが、2日前までとは全く異なって、何だか肌寒く感じるようになっていた。
そろそろ長袖のシャツも出さなくてはいけないかなと、思ったりしている。

ちょっと店に行く用事があって、そのついでにイオンのジャスコへ下着を買いに行こかと向ったのだが、ここで下着を買うのは初めて。

何度も出掛けてはいたものの、これまで下着を置いてるとこに気づいた事が無くて、もしかしたら置いてないのかなと思いつつ、ウロチョロしながら探してしまっていたが、何とか見つけた。
気に入る物もすぐに見つかって、2着買ってしまう。

以前までなら、昔からあった衣料品店で安く売ってくれていた事もあって、そこで買っていたのだが、今年のいつ頃だったか、突然に店を閉じてしまっていたのだ。それ以来、次からはどこで買おうかと思っていた。
だが、今日のジャスコだけでなくて、昨日の午後にユニクロの土佐道路店で買い物をした後に、気まぐれから寄り道したフジグランにも安くていいのを置いてくれていたのを見つけたし。

これからはどっちかに行けばいいかなと思ったりしている。


2003年9月22日晴れ
テレビに夢中

今日は新しい小泉内閣が決定される日である。店で昼のNHKニュースを観ていると、ローカルニュースの後に、何とその組閣に関する特別ニュースが始まったのである。
それなりに感心を持っていたものだから、いつもならローカルが終わるとテレビは切っているのだが、そのまま続けて観てしまった。
で、行政担当相だった石原伸晃が国交相に選択された事を知った時は、大胆な事をするなと思わされた。
道路公団の民営化に、本格的に取り組もうとしているのかなと思ったりしたのだが。
全体では留任する人が多くて、帰ってから新聞のサイトなどを見てみると、地味な組閣などと書かれていたと思うが、過去のように簡単に全員を代えられるよりもいいのではないかと思うのだが。

まだ全ての閣僚が分かっていなかった時に、1人のお客さんがやってくる。
その時は、自転車を持ってきていなくて、何だろかと思ったりしていると、自転車に掛けている鍵を取除いてほしいとの事。
かなり乗っていなかったみたいで、その間にキーを失っていたみたい。

店の近くに自転車は置いていた。少々手間取ったが、鍵を取除くと、ライトを見てほしいという。
どこか故障していると思ってたみたいだけど、見てみれば、ただナットが緩んでライトの位置がずれていただけといった感じだった。
道具を店に取りに戻ると、お客さんも一緒に自転車を持ってきていた。 

で、この後に安い鍵は何かと問われたので、前鍵ですよと答えて見せたのだが、余り好みではなかったのか、乗れるかどうかを確かめてまた店に来ると言われたのである。

だが、恐らくホームセンターか他の店で好みの鍵を探すのではないだろうかと勝手に思ったりしていたのだが、そのお客さんは言っていた通りすぐに戻って来られた。

2003年9月23日くもり
予想外

今日の祭日は、「釣りバカ日誌14」を見に行ってきた。
今回の釣りバカは、高知を舞台にしてくれたせいもあってか、高知では今月6日から上映が始まっていた。
それを知った時は、6日にも見に行ってみようかと思ったが、間違いなく落ち着いて見られる状態にはないだろうなと思い、今日まで延ばしていたのだが。

映画は、1回目の上映から見ようと出掛けた。
上映の20分前に入った時、人は余り入っていなくて、初上映から2週間以上も経つと、やはり見にくる人は少なくなっているんだろうなと思ったりしていると、上映の10分手前辺りから、どんどんと人が入ってきだしたのだ。
僕は一番後ろの席に座っていたのだが、何やら、後ろからも人の声が聞こえるようになってきたのだ。もしかすると、立ち見の人も出たのかなと思ったりしたのだけれど。

「釣りバカ日誌14」はやはり面白かった。高知を舞台にしたとこでは、よさこい祭りの場面があって、そこに橋本知事が出ていたのだ。思わず驚かされてしまったが。
そして見終わって、後ろを振り向いてみれば、やはりかなりの立ち見の人がいたみたい。
初日だと、どれだけの人が入っていたのだろうかと思うと、やはり今日まで延ばして良かったかなと思ったりしている。

朝の予報では、今日は雨が降るように言われていたので、しっかりと傘を持って行っていたのだけれど、映画館を出ると、雨はまだ降っていなくて、ちょっと拍子抜け。
きっと雨は降っているだろうと、思っていたのだが。

前にも書いたと思うが、やはり映画館で見る映画はより面白く感じられるものである。気になる映画があれば、これからもちょくちょく見に行きたいなと思う。

2003年9月25日くもり
思い掛けない再会

今日の昼前に、とある公共機関より電話があった。所有している自転車の内、1台が鍵が可笑しくなっているので、見てほしいとの事。
しかも、そのちょっと前に出掛けていた時にも電話を掛けてくれていたみたいで、何だかいつもよりも急ぐように出掛けてしまった。近くにあるのだが。

その自転車がどこに置かれているのかは知っているので、機関の方から自転車の鍵を預かる前に先によって見てみると、前鍵だったが、閉まりきっていない状態だった。
半分くらい押し込んだとこで止まっていた。

これだと簡単に直るかなと思いつつ、鍵を預かると、店に持ち帰る。そして、前鍵を土台の部分から取り外して、裏側にたっぷりと潤滑油を掛ける。そして改めて、鍵を押し込んでみると、ちゃんと掛かった。
やはり思った通り、滑りが悪くなってただけだなと思ったりしたが。

話はがらっと変わってしまうが、仕事の帰りの事である。
ちょっとした用事から、四銀の支店に寄って部屋へ戻ろうとした時、向こうから見覚えのある人が歩いてきていた。
もしかして、短大の時にゼミなどでもお世話になった先生ではないかと思ったら、先生が手を上げて挨拶をしてくださった。
先生も僕に気づいてくれていたみたい。すぐに自転車を止めて、久しぶりに話してしまった。

先生と会うのは、何年ぶりだったろうか。図々しくも、よく短大の先生の部屋へも出掛けていったりもしていたが。
当時は、よく先生のとこへ行かせてもらってましたねと言ったりすると、今はそんな学生がいなくなっているとか。
当時の事や、今の事などを、学生の時のように気楽に会話を交わしていた。

ほんの少しの会話だったけど、やはり恩師でもあるのだから嬉しく感じてしまうもの。また、機会があれば会いたいなと思ったりしている。


2003年9月26日晴れ
見つからなかった

昨日の事、虫ゴムを見てほしいと1人のお客さんがやってきた。どの程度なのかは分からないが、空気が抜ける事があるらしく、虫ゴムがかなり傷んでいるのではないかと思われていたらしい。

で、すぐに見てみると、前は少々傷んではいたのだが、空気が抜けるとも考えられない程度だし、後ろとなると全く傷みのない綺麗な状態。気にする事はないと思いますよ。と、その場でお返ししていた。

そのお客さんが今日も、その自転車を持って店にやってきたのだ。自転車を見てみれば、前のタイヤがペッチャンコ。パンクしているのかなと思ってしまう。

いつも通り、口金と虫ゴムをチェックしてしまう。すると、虫ゴムが結構裂けた状態となっていたのだ。といっても、ピッタリとくっついている状態だったので、ここから空気が漏れている事もなかったろうなと思いつつ、一応別のチューブに付けて調べてみると、やはり空気は抜けていなかった。

となれば、チューブが怪しいという事になるのだが、何という事であろうか、チューブからも空気の抜ける場所である穴が見つからないのである。

改めて、虫ゴムを調べ直してみるが、やはり空気は抜けてはこない。その後も、しつこくチューブを調べたのだが、ポツリポツリと一つずつの気泡が抜けるような小さな穴も見つからない。
結局は、チューブにも穴はないと判断してしまい、どこからどのようにして空気が抜けたのか、分からずに終わってしまった。

最初に見た時に、空気は完全に抜けた状態となっていたのだ、必ずどこかに空気の抜ける場所がなければいけないのだが、それが無い。本当に訳が分からない。

今回は、しつこく調べる時に虫ゴムを勝手に傷みを酷くしてしまったので、無償で交換しておいたが、その事で少しでも安心感を持っていただければいいのだが。


2003年9月27日晴れ
思いっきり

先週、バイク屋へ乗って行った時から、何となく思わされていた。上手く乗りきれていないなと。
バンクしている時に、上半身と下半身のバランスが何だかバラバラになってた感じだった。

単純に、最近は余り乗らずに自転車ばかり乗ってるものだから、自転車を扱う時のクセが出てしまってたのかなと思いつつ、それ以来、バイクを意識しつつ自転車に乗ったりしていた。
特に、角を曲がったりする時にバイクと同じようにハンドル操作をするようにしようなどと。

今日は午前中には、仁淀川の方へ出掛けていたのだが、その時にツーリングに走っているバイクを何台も見てしまった影響もあったのか、帰って昼食を食べた後、買い物に自転車で出掛けようと思った時の午後、突然にバイクに乗りたいなと思い始める。
どうしよかなと思いつつ、結局はついでにガソリンも入れに行こうかと思いつつ、バイクに乗ろうと決めてしまう。

最初の頃、最近のイメージもあったものだから、ちょっと固くなった感じで、のんびりと乗ってしまっていたが、後半になると、段々とペースは上がってくる。となると、昨日までのイメージなどどこかに吹っ飛んでしまっていた。そして、元通りの走りが出来るようになっていた。

最近は、乗ったとしても、のんびりと走ってばかりだったのだが、やはり思いっきり走る事も大事かな、などと思ったりしていた。

2003年9月29日晴れ
10円

ほんのちょっとした事で、一人のお客さんがやってくる。見てみると、後ろの泥除けと足をくっつけている金具のネジが一つ飛んでいた。

飛んでいるのは上のネジで、乗っている時に金具が左右に揺れていたのだろうと思うが、泥除けと摩擦して音が出ていたみたい。それが気になって、店に持って来たみたい。

こんな時は、いつも使える中古のネジを使っている。そして、裏側のナットの板を元の位置に戻して、簡単にネジを付けているのだが、今回はいつものように、思い通りにはいってはくれなかった。

指が泥除けとタイヤの間に入らなかったものだから、ナットを動かす事が出来なかったのだ。
仕方なく、足を固定しているリムのナットを緩めて、足を幾らか動かし、泥除けを少々いじくってタイヤとの空間を広くした。

となると、作業はスムースになるもので、そこからはとんとん拍子で進んでいき、あっという間に終わってしまった。

この時になって、料金はどうしようと思ってしまった。いつもなら、ただネジをいれるだけで終わるので、料金はもらっていないし、今日のようにいくらか手間取った作業をとなると、これまでお客さんの前でやった事はなく、預かった時にやってきていたので、全てサービスという事にしていたのだ。
といって、今回はお客さんの目の前でやっているので、サービスという訳にもいかないのだ。

で、お客さんに幾らかと問われた時に、思わず請求したのが10円だった。お客さんには安すぎると言われてしまったが。

受け取った後、自分でも安すぎたのかなと思ってしまったかなと思ってしまった。

2003年9月30日晴れ
図書館で・・・

2週間前に借りていた3冊の本を、店の中で読み切り、店が暇な事もあってか、新たに借りてこようかなとのんびりと歩いて行き、図書館にはいった時、突然に携帯の着うたが鳴り始める。

2回に上がりきる手前だったが、慌てて踊り場に戻り、携帯を開いた。
最初は、相手の声が聞こえていたのだが、音は小さい。しかも、すぐに聞こえなくなってしまう。
いつもなら、どこでもちゃんと聞こえているのに、どうして聞こえなくなってしまうんだ。と思いつつ、慌てるように、外に出る。

これで間違いなく、しっかりと聞こえるだろうと思ったのだが、何という事かまたしても音は小さい。
聞きづらかったのだが、何だかお客さんのようであり、修理を求められている事は分かったが、ハッキリした事はいまいち分からない。
なもんだから、「自転車の修理ですか?」と問うて、そうだと言う事だったので、「すぐに戻ります」というと、自転車は店の前に置いときますと言われた。

図書館に本を返すと、すぐに店に戻ったが、自転車は店の前に置かれていた。ライトにトラブルがあったみたい。何だか慌てるようにして、直してしまう。

図書館から戻る時に、少々思ってしまったのだが、着うたが鳴るのが2回に上りきる手前だったのは、やはり助かったなと。
もしも、改に借りる本を探している時などに鳴られたりしたら、どんなに慌てていたか分かったものではないから。


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