天龍源一郎の引退試合



自分は子供の頃からプロレスが大好きで、猪木の大ファンだった。その他にも関心あるレスラーは多くいたよ。当時は新日本、全日本と中継があったからね。だから馬場や鶴田にも夢中にはなっていたし、藤波や長州、天龍や三沢闘魂三銃士と言われた橋下、武藤、蝶野にもひかれてたし、スタン・ハンセンやブッチャー、タイガー・ジェット・シンなんか憎たらしいイメージが強かったが夢中にされてたし、色んな奴に夢中にされてた。

でも一番ひかれてたのは猪木だったけど。

現在プロレス中継はテレビ朝日が新日本だけをやってるんだろうが、それをテレビ高知が日曜日の深夜に放送している。
自分はそれを外付DVDで録画し後から見る様にしているんだが、昨日の放送では天龍の引退試合が放送されてた。

65歳と言われてたが、体は痛みきってた感じだ。動きは全盛期は全く異なり鈍くなってたし、腰に故障があったんだろうなパワーボムがちゃんと出来ていなかった。

だが、痛み切っている、しかも65歳の天龍の打つ平手打ちやパンチの威力がオカダに効いてたみたいで、完璧でないパワーボムでもかなりのダメージを与えていた。
思わず驚かされてしまった。あれだけ衰えている天龍の攻撃に強い威力があるのかと。
最近の新日本の中継を見ていると、選手の動きが早くなっているなと感じさせられるし、技も豊富になっているのかなと思わされていたんだが、一発一発の技の威力は昔の選手の方が勝ってたんじゃないのかなと思わされた。

やはりプロレスの頂点は猪木や馬場、鶴田や藤波や長州、天竜達なんだろうなと思わされたよ。

勝負が終った後に、対戦相手のオカダカズチカトがリングに倒れる天龍に一例をしていたが、あいつも天龍には尊敬の念を持ってたんだろうね。
少し間を置くが、新日本のリングで天龍へテンカウントが鳴らされた。鳴り止んだ時、会場から一気に歓声と共にカラーテープが投げ飛ばされる。
会場のみんなは新日本のファンであると同時に、プロレスファンとして天龍の引退を惜しむと同時に何かの思いも込めていたんだろうな。


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