雨の多い5月



5月といえば五月晴れという言葉もあるのだから、通常であれば初夏にも入り暑くなってきているなと感じさせながらも空気はカラッとした感じで心地よく過ごせている時期ではないのだろうか。そう、高知では来月からやってくる梅雨期のじめじめと湿った日々の続くうんざりとした気分を味あわされる前に、少しでもよい心地で暮らせるようにと空が与えてくれる大事な時期かとも思える。
だが、今年の5月は何やらおかしい。春には誰の予想も飛び越えて早々に咲いた桜前線が一気に上昇していった事と同じように、もしかすると梅雨も通常を飛び越えてこの時期にやってきたのではないか、などとも思わせてくれるではないか。今年の5月はそんな天気が多い。

僕は仕事には自転車で通っているために、おかげで仕事にいく時も今月は嫌な思いをさせられことが多い。傘を左に持って、少し前に傾けるようにしてさしているのだが、無駄な抵抗となる事が多いだろうか。
特に太もものとこは必ず雨に濡れてしまう。大雨になれば足全体はびっしょりとなってしまうし、腕なども雨にかなりやられてしまう。そんな天気にうんざりとしてしまい、何度「早くやんでくれ」、「もう降らんでもえいで」と思った事か。

その雨も17日からやっとやみ続けてくれるようになって、一時的に降る事はあっても継続的に降る事はなくなった。週刊予報によれば26日までは雨の心配はなさそうだ(5月19日の予報)。
だが、高知に梅雨がやってくるのは平均では6月4日頃と言われている。その頃からまた雨が降り始め、そのまま降り続くのかなと思うと、今の雨に開放されて気分でいられるのもほんの一時の事なのだろうか。
今年の梅雨期は余り降ってほしくはないな。これが今の正直な気持ちだ。



バナー
バナー