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11月5日の事だった。夕方の頃にとある公共機関より「自転車の修理をしてもらえるだろうか」と問い合わせの電話があった。僕の勤めてる店は自転車屋なのだから、当然「出来ます」と答えると、今度は翌日の何時頃に来てくれるだろうかと問われるので、一応これも答えはしたのだが、どうして翌日に修理を依頼してくるのかなと思ったりはしていたのだが、この時はどって事無いだろうと決め込んでいて、余り気にはしていなかった。 しかし、勝手な予想と現実とは滅多に一致する事は無いのだろうが、翌朝とある公共機関に行ってみると、面食らった思いにさせられ、店を閉じるまでほとんど修理を続ける一日となってししまう。
そこへ行くまでは一台の自転車がパンクをしている程度だろうと思っていたのだが、修理を求められたのは何と8台。しかも、悪戯をされていて前後のタイヤがパンクしているらしいのだ。台数を聞いただけで、これは大変な事になるなと思ってしまったが、更に自転車を見せられた時にはもう何ともいえなかった。
そして修理を始めてチューブを出して穴を探してみると、針で刺したのだろうか、並ぶように3つも開けられていた。しかもその間隔が微妙だったのだ。当時はMサイズとSサイズのパッチを店に置いていたが、3つの内2つは大きいサイズのMを使えば一緒に修理できるかどうかの間隔だった。
当初、依頼の内容を知った時は、遅くとも午後1時頃までには終われるだろうと軽く思っていたのだが、思うようにはいかないものである。8台以外にも別に修理の依頼がぽんぽんと入ってしまって、1時を過ぎた頃にはまだ4台目くらいだったろうか。
昼食を取ったのは3時過ぎだった。簡単に終えて、すぐに作業に戻り4時を過ぎたとこで5台が終わってたろうか。この時には、何とか5時過ぎには全部が終えることが出来るかもしれないと思ったが、やはり甘かった。完全に終わったのは、5時半から45分頃だった。そして、最後の一台を機関に戻した時には6時を過ぎていた。 |
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