見るだけでは駄目



高知市での紅葉の名所と言えば、高知城の周囲と五台山だろう。高知城や近くにある城西公園、市民病院の前の銀杏並木や五台山のもみじの景観は最高である。 毎年この頃になると、仕事してる店の近くにある高知城や城西公園などへよく見に行っていた。その時によく目に付いたのが、カメラを持ってる人達。誰もが夢中になって紅葉を撮っているのが分かる。それに刺激されて、撮って見ようかと思う事は何度かあったんだが、ただ撮るだけに終わってしまうんじゃないだろうかと、撮る事以外に何も目的が見つからずにいつも撮る事に消極的になっていた。

しかし今年は写真サイトを始め、その中に紅葉の写真も加えたいと思って、これまでのようにただ見るだけではなくカメラを持って行く事を決める。当初の予定では、先に下見をしておいてどこでどんな写真を撮るかを決め、そして必要な写真だけを撮るつもりでいた。 だが、いざカメラを持ってその景観の中に入ってしまうと、下見の事などすっかり忘れてしまい、且つフィルムの枚数の事も意識しなくなってしまいシャッターを切りまくってしまっていた。入る前には1枚か2枚しか撮るつもりじゃなかった筈なのに、紅葉に魅せられてしまい、この場面も撮りたいあの場面も撮りたい、更には言い場面を見逃してはいないだろうかと、紅葉の中をウロチョロとを歩き回ってしまっている。 今このテキストを書いているのは11月24日だが、この時で紅葉の写真は50枚以上は撮っていると思う。まさかこれだけ撮る事に夢中にさせられてしまうとは、僕自身驚いてしまっているのだが。

高知の中には、高知市以外にも紅葉の名所はもちろんある。来年もこの時期がくれば、今度はそっちの方にもカメラを持って行きたいと思う。紅葉はただ見るだけよりも、写真を撮ったりする方がより楽しめると思うから。


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