昔からの持病の影響もあって、数年前から高知市から離れた病院に入院している叔母がいる。入院するまでは、よく叔母のとこへ行っていたのだが、
入院してからは、一度も会っていなかった。 休日には、行こうと思えば行けない距離ではないのだが、これまで何故だか積極的にはなりきれず、一度も見舞いに行っていなかった。
2日前の5月23日の事。病院から母に連絡があったらしい。叔母の状態について知らせてくれるものだったようだが。その内容を聞くと、かなりよくない状態ではないかと思えた。
そして昨日、初めて叔母の入院している病院へと向った。すっきりとしない天気である。
病院の場所は、前夜に一応ネットでチェックしていたのだが、その場所に着いてみると、国道から抜けて行く道がどこにあるのか、中々分からず、知らぬ間に別の自治体にまで進んでいて、慌ててUターンしてしまう。
叔母に会ったのは何年ぶりだったろうか。久しぶりに会った時、数年前の姿とは大きく変わっていた。もの凄く痩せていた。あの頃に比べると、体力もかなり衰えてしまっている感じだった。ほんの数年前、あれだけ元気だったのに。そんな事を思ってしまう。
どれ位の時間、会話を交わしたろうか。時には会話が途切れてしまう時もあったり、笑顔を見せ合いながら語り合う事もあったり。
叔母が、「もう年とったで」と言った時に、思わず「僕も年とったで。今年で40になるがやき」と言ってしまっていた。 過去に、何度か親戚の方々を失ってきているが、やはり親しいものを失ってしまう事は非常に辛い事である。叔母には長生きしてもらいたい。一日でも長く。そう思えてならない。 |
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