読書から感じる事



何がきっかけとなったのかは思い出せないが、9月頃からよく県立図書館から本を借りてきて、店の中などで、暇な時によく読んでいる。

何となくタイトルに感心を持った本を取って、簡単に中身を見て選び、いつも読み切れるだろうかと思いつつ、3冊ずつ借っているのだが、早ければ10日以内で読み切っているし、 遅くとも期限内には必ず読み切ってしまう。
読書の秋といった言葉には関わりないと思うが、何故だか読書に夢中になっている事は間違いないかな。
今日も(10月30日)、仕事が暇な時には読みまくっていたから。

20代前半の頃だったろうか、山村に住んでいた時だったが、この時期にも本を読む事に夢中になっていた時があった。
この時には、小説の文庫本を購入しては読みまくっていたのだが、今がその当時の自分だったら、同じように昔の小説を見つけ出して借りているかもしれないが、最近借りて読んでいる本といえば、個々人の人生の体験談や 行き方に対して綴った物ばかりである。

著者のどの人も、どのような状況にあっても、懸命に行き抜いているのだなと感じさせる。
何よりも行動力に積極的な事に共通しているようにも感じるのだ。

もう昔の事だが、10代の後半から、20代前半の頃には、色々な人間関係から、非常に生きる事に消極的になっていた時期もあったものだ。
そして、ちょっとした事から生き方は変わってきて、もうすぐ年齢は40代に突入しようとしている。何だかダラダラとした生き方をしてきた感じもしないではない。

これまでの生き方を振り返ってみれば、多くの思い出も浮かんではくる。だが、やはり悔いの多い、つまらない人生を送ってきた感じはしてくるものだ。
これから後、どれ位生きていられるのか分からない。 まだ何十年も生きているかもしれないし、後数年で去ってしまう事となってしまうかもしれない。そんな先の事は自分にはわからない。だけど、その残った人生を悔いの無い、満足できる、そんな生き方で過したいなと意識している。

そんな自分にとって、本を通じて色々な人の生き方を知る事が、刺激となっている。

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