気まぐれな冬



昨年からのこれまでの冬であるが、当初から今年となってからも暖かい日が多く、このまま暖冬なんだろうなと思っていたのだけれど、 時には季節にも大きな気まぐれが起こってしまう事もあるのだろうか、1月の中頃から雰囲気はガラッと変わりだし、厳冬といった感じとなってしまったのだから。

やはり、1月の上旬まではこのまま暖冬と思ってた人が大半だったのではないだろうかと思うのだが、中旬になると、気温は下がり始めた。

だが、この時は冬の間でも最も気温の下がる時期だろうし、 ある程度寒くなる事は仕方のない事だろうと思っていたのだが、しかし暖冬を思わせてくれる冬である。それ程きつくなる事はないだろうと思っていたのだが。
そんな1月上旬まで勝手に持っていたイメージは、1月20日頃からの寒さに一気に崩されてしまった。

最低気温が氷点下となる事が度々出るようになり、気温もそれ程上がってくれなくなる。寒波の影響が強くあったらしいのだが、21日からは特に寒さは厳しくなっていた。

西部の幡多地方や山間部ではかなりの雪が降っていたみたいだし、高知市でもポツポツと1粒の雪が舞い落ちていた事を覚えているが、1日中がとても無茶苦茶に冷たくて、 部屋に戻って冷えきった体を温めようとコタツに入ったが、中々体が温まらなくて、もしかしてコタツが壊れているんじゃやないかと思わされてしまっていたが。 翌22日には、最低気温は氷点下5.1℃まで下がっていたらしい。

その日の昼のニュースで、高知市で最低気温が氷点下5℃以上となるのは18年ぶりだと知ったのだが、無茶苦茶に寒くなったものだなと思わされてしまっていた。

これまでの冬だと、最初の頃に暖冬の展開であれば、或いは厳しい冬であれば、そのままの展開で春まで行っていたのではないかと思うのだが、時には本当に気まぐれな冬もあるのもだなと思わされてしまった。


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