7月24日から放送されたフジテレビの27時間テレビ。去年までは、それほど感心を持つ事もなく、余り観る事は無かったのだが、今年は何故だか始まった24日から25日の終わるまで、
起きている間、部屋に居る時は大体この番組を見ていた。 フジテレビの27時間テレビを、これまで夢中にさせられながら観てしまったのは、初めてではなかったろうか。 これまでは、どちらかというとお笑い番組の延長なのかなといったイメージがあったのだが、タイトルに加えられていた「楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん」という言葉に何となく感心を持ってたし、 ネット局を交えた企画や加藤の100キロマラソン、そして岡村と具志堅がリングで戦うといった企画にも確かに感心は持っていた。だが、当初は最後までしっかり観ようというつもりは無くて、 24日からは適当に何気なく観始めたのだが、何やら面白いではないか。いつの間にやら、そのまま見入る様になってしまっていた。 番組全体が非常に細かく演出されている感じだった。その展開には、決まりきった物では無く、時には意外と感じさせる部分もいくつかあったのだが、観る側に飽きさせる事無く、最後まで楽しませよう或いは楽しんでもらおうといった意識がったのだろうか。 また、司会の岡村と矢部、中居の3人は本当に頑張ったと思う。特に岡村だ。最後の部分で、具志堅との演出の無い本当の試合が行われたのだが、彼はダウンする事はあってもすぐに立ち上がり逃げようとはせずに具志堅に向って行った。 延長の4ラウンドとなった時には、足もふらついている感じだったのに必死に向っていっていた。そして、4ランドの中には具志堅を攻め込む場面も何度もあったのだ。 彼は番組の始まる前から一睡もしていない筈。試合が始る前には、すでに体は疲れ、体力もかなり失っていた筈なのに。 そして100キロマラソンで参加していた加藤は完走できなくて、番組の最後の部分にコースの途中から中継で参加していたのだが、走ってる最中に別の局の番組に出演させられるなんて事もあったし、もしかしたらこれも番組スタッフが最初から 演出していたのかもしれないと思ったのだが。最後の部分で、岡村達が紹介するに彼が完走した時には家族が向えたり、彼にスタジオで歌ってもらう予定だったとして、彼の代わりに別の人に歌ってもらうと言って紹介されたのが、意外にも彼のお父さんだと分かった時、 やはり最初からそのようになる様に仕組んでたのかなと思わず思ってしまった。その最後の部分は、最初は何とか完走させてやればいいのになどと思っていたのだけれど、いつの間にやら、完走させなくてもいいのかなと思うようになってしまってた。 今年のフジテレビの27時間テレビは、単に面白かったというよりも、結構良かったかなと思う。 |
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