花粉症にかかったのは、まだ20代の頃だったろうか。その頃は鼻にポリープが発生していて鼻詰りがきつく、
時には全く呼吸ができないような苦しみを味あわされた事もあったが。 しかし、6年前にとある総合病院で(この病院は、来月からも一つ別の総合病院と統合するという事で、 今月で閉院される事となってしまったが)鼻の手術を受けてからは、さすがに全く呼吸出来なくなるといった極端な事は無くなったが、 鼻水が出たり、ある程度の鼻詰りとなったり、また目がかゆくなったりくしゃみが出たりといった花粉症の症状はずっと続いていて、 毎年2月の中頃になると、花粉の飛散量を意識させられていたのだが。 先月からだったろうか、或いはもっと以前からだったのかもしれないが、今年の花粉の飛散量は去年の夏の気象状況の影響から、 何という事か去年の10倍〜30倍、平年と比べても2倍〜3倍にまで増加すると推測されていた。 こんな情報を知れば、今年は2月の中頃からかなり苦しめられるだろうな、しかも症状も昨年までと比べるとかなりきつくなるかもしれない と思えてならない。 だが、幾らなんでも手術を受ける以前と同じ程度にまでなる事は無いだろうとは思っているが。 だが、意外にも2月の中頃にはそれ程の花粉は飛散していなかったのだ。 ほぼ毎日花粉情報は見ているのだが、 その状況を示す顔のマークは笑顔の連日だった。僕自身も花粉症の症状は余り出ていなかったし、推測に反して花粉の飛散量は少なくなっているのかなと、 安易な事も想像していたのだが、やはり現実は甘くは無いようだ。 中頃の飛散量が少なかった事も寒い日が多かった事など、これも気象状況の影響があったみたいだが、そうして花粉の飛散が遅れた場合、 暖かくなった時にまとまって飛び散っていくらしいのだ。 そして今月下旬に入ってから、花粉情報の顔のマークはマスクを付けている事が多くなっていると思うのだが、 僕自身もよく鼻水が出るようになり、目がかゆくなるなったりする様になってきたし、時々鼻詰りも起こる様になってきている。 また、日に日にきつくなってきている感じでもある。 本格的な花粉の飛散は恐らく来月の3月からとなるのだろう。もしも、推測通り去年の30倍もの花粉が飛散してくれたりしたら、 今年は3年ぶりにかなり苦しめられてしまうのかなと思えてしまう。 今年もマスクを使ったり、場合によっては点鼻薬を用意したりと何らかの対応を取りながら生活していこうと思うが、 ただ何よりも花粉の飛散量が少なければ少ないほど有り難い訳で、出来るなら推測に反して飛散量が少しでも少なくなってくれれば、 本当に嬉しく思えるのだが。 果して今年の花粉の飛散量はどうなるのだろうか。 |
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