今では夏には無くてはならない番組となっているとも思える「24時間テレビ-愛は地球を救う-」が、今年も昨日(27日)から放送されている。
今回が28回目との事。 となれば、27年前の昭和53年に1回目が放送されていたのだろうかと思い出されるが、 この時には10代の頃で番組にも非常に関心を持っていた事から、24時間を観続けようと思いつつ観ていて、 結局は眠気に負けてしまって深夜に眠ってしまっていた事を思い出すが。 また、会場などの司会は欽ちゃんと大竹しのぶがパーソナリティーを行い、総合司会は大橋巨泉と日本テレビの女性アナがやってたのではなかったろうか。 そして1年目の時には、この年だけの特別企画で行われたのだろうから、この年だけの番組だろうなとイメージを持っていた。 だが、 次の年も更に2年後にも放送が続けられていく内に、いつの間にやら毎年の夏にはなくてはならない番組となっていったのだろうかと思うが。 初期の頃は福祉を中心テーマとして24時間テレビは構成されていたと思うのだが、何回目からだったろうか、その年その年に個別のテーマを設定し、 そのテーマに基づいて構成される様になっている。 そして、今年のテーマは「生きる」となっていた。昨日、このテーマを知った時「生きる」について、どの様に構成されていくのだろうかと思いつつ、 この時にはただ何となく「生きる」って何だったろうかと思ってしまっていた。 だが、元プロボクサーの方やその他の著名人の方々の生き方、南米へ移住した方など一般の方々の生き方、或いは「小さな運転士」という少年のドラマを観た時に、 また1億人のダーツ的な旅で一般の方々の「生きる」のインタビューへの答えを聞いている時に、 何だか自分自身は「生きる」という事をどの様に考えていたのだろうかと思うようになってしまったのだが。 24時間テレビで紹介されている方々の生き方には、一つの共通した要素があるのではないか思わされる。それは生き方を決して諦めない事、 そして常に前向きに生きようとしている事だろうか。 対して、自分はどの様な生き方を意識していたのだろうかと考えた時に、ただ生きていられればいいと思っていただけではなかったろうかと思えるのだが。 誰にでもあるのではないかと思うけど、克服しなければならない事、或いはやりたいと思える夢などを持っていても、 それに対して積極的に挑もうとはせずに、最初から諦めてしまっている事が多くあったのではないか。その様にも思えてくるのだ。 その様に考えれば、これまでにどれだけ一生懸命に生きてこようとしていたのだろうかと思えてならない。 これから先、後どれ位生きるのかは当然分からない。だが、これからはあらゆる事に対して諦めるといった意識は絶対に持たずに、悔い無きように生きる様にしたい。そう思えてならないのだが。 |
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