3月11日午後2時46分、震源地は三陸沖で深さが27キロでM7.9。そして宮城で震度7の震度6強がなどの大地震が発生した。
その他の東北地方、及び北関東など広い範囲で震度6強が発生している。 しかもこの地震は、一回だけでは無くその後の余震が3時8分には岩手県沖でM7.5、15分には関東の茨城県沖でM7.3、 更に25分に宮城県沖でM7.5と立て続けに大きな物が発生していたのだ。 地震とその後の余震による揺れの範囲は広く、最も高かったのが宮城県の震度7で離れている関東の東京でも震度5強で、 2分前後揺れていたのではなかったろうか。 そして、地震や余震の直後に、東北や関東の太平洋側の都市に大きな被害が起きていたのではないのだろうか。 マグニチュードは時間が経つに連れ修正されて行き、M8.4、M8.8となり、明治から始まった国内の観測史上最大規模となるらしい。 東京タワーの先端は曲がっているし、東北地方の大型スーパーは当日営業を中止する事となったりしているし、 建物が大きく揺れた影響からかサラリーマンやOLの多くが直後にはビルの外へ避難しているらしい。 また建物が大きく損失している部分も多くあるだろうし、東北や関東地方では信号機など大きく揺れ、機能もしなくなっている地域も有るようだ。 そして、停電地域も多く出ているし、東海地方の一部も含めて断水されてしまっている地域もあるようだ。 そして地震の直後には宮城、福島、岩手に「大津波警報」が発生し、 その他の太平洋地域や一部の日本海地域や瀬戸内地域に「津波警報」や「津波注意報」が発生していた。 だが、地震が発生した直後には揺れ以外の被害は一切明らかとならず、時間が経つに連れて明らかとなっていくのだが、 津波は時間が経つに連れて被害が明らかとなると同時に大きくなっていたのではないのだろうか。 当初3ヵ所だった「大津波警報」の地域は増加されていき、 午後10時55分頃には北海道から高知までの太平洋域のほとんどが「大津波警報」とされてしまった。 東北地域に最も激しい大津波が打ち上がり、大きな被害をもたらしてしまっている。 宮城、岩手、福島、 更に青森などに10メートル以上の大津波が打ち上がり、沿岸沿いの複数の自治体を壊滅状態とし、津波を原因と思われる火災の発生や、 土砂崩れなども起し甚大な損害・人災を巻き起こしてしまっている。 地震の揺れにより宮城と千葉の石油コンビナートにトラブルが発生したのだろうか、 火災が発生し消火活動を行っていた時にはガスタンクの爆発などが発生し、消化には長い時間が掛かってしまい、 石油コンビナートの周辺にある工場などへの影響が大きかったのではないだろうか。 そして地震が発生すると同時に各地の原発は同時に自動停止したらしいのだが、 東京電力の福島第一原発にトラブルが発生している事が明らかとなり、 最初は周囲の住民に3キロの避難指示を行い、後に10キロの避難指示を行っている。 住民を避難させた事態で、原発のトラブルへの対処を行おうとしたみたいだが、午後3時36分頃に原発1号機がドンと爆発音を響かせ、 白煙が上がったらしい。 そして、その周辺からセシユムとヨウ素といった放射性物質が検出されたらしいのだ。 1号機の原子炉建屋の天井が崩壊していた。爆発音が出てから、東京電力はすぐに調査を行ったと思われるが、 原発の敷地境界で1時間に1015マイクロシーベルトの放射線を観測したらしい。 これは、一般の人々が1年に浴びる放射線を僅か1時間で浴びる量となるらしいのだ。 震源地である東北・関東などに比べればとても小さいのかもしれないが、高知でも一部の地域が津波により被害を受けてしまっている。 最初には東北地方で大地震が発生したのかとしか思っていなかったが、関東地方でも大きな被害が発生している事がわかって来て驚かされ、 更に立て続けに発生した余震の大きさに呆気に取られてしまう。 大津波警報も3県だけに絞られていたのに、徐々に増えていき、11日の午後10時55分頃に高知まで含まれた時には、 この地震は一体どうなっているんだ、その大きさと言うか、一部の地域だけじゃ無く日本中を被害地域に入れようとしている様な、 その大きさに何とも言えない気持ちとなってしまっていた。 その被害を直接受けた人々は、自分達には感じられない地震の強烈な怖さを実感させられたんでしょうし、 一瞬にして大きな大事な物を奪われてしまっている時の気持ちも強烈だったんじゃないでしょうか。 大地震が起こってから、NHKと民放が共に地震に関する情報を放送していて、各地でどれだけ大きな被害が起こっているのかを教えられていますが、 ただテレビを見る事しか出来ない。 各地で被害を受けた方々には、ただこれから改めて頑張ってください。そして、亡くなられた多くの方々に御冥福をお祈りいたします。 |
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