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4月29日、イギリスで王室のウイリアム王子と一般家庭のキャサリン・ミドルトン妃の結婚式がロンドンのウェストミンスター寺院で行われた。
ウイリアム王子はダイアナ妃の第一子。30年前に母のダイアナ妃がチャールズ王太子と結婚した時にも世界中から大きな歓迎を受け、 その2年後のウイリアム王子も喜ばれていたんじゃないだろうか。 キャサリン妃は82年1月9日にレディングに誕生する。この時から公爵夫人となるまでの名が、ケイト。ウイリアム王子と同じ年に、 セント・アントルーズ大学へ入学し、同じく美術史を専攻している。 ウイリアム王子とケイトの出会いは、スコットランドのセント・アントルーズ大学へ入学してからの事。そして、2人が出会ったのが2001年。 ウイリアム王子も美術史を専攻しており、この時点で二人は知り合い、大学内で開かれたチャリティー・ファッションショーにケイトが出場した時に、 王子が一目惚れをしたらしい。交際は2003年からの様で、それから静かに行われていたのだろうか。 2004年に公となり、イギリスの王室ウィンザー家が毎年スイスのクロスターへスキー旅行ーする事が恒例となっていて、 これにケイトが同行した事から「未来のプリンセス」と呼ばれる様になっていたらしい。 その後の順調に恋愛は進んでいるかと思われていたらしいが、2007年に2人は破局疑惑が沸き起こってしまう。 ウイリアム王子が、ナイトクラブで若い女性に手を出している姿がパパラッチされたらり、エリザベス女王からの忠告があったらしい。 だが、疑惑は素早く晴れていく。2ヵ月後には、王子の所属していた陸軍士官学校でのパーティーに現れたケイトと熱いキスを交わした事が報道され、 あっという間に消え去ったらしい。 翌年にはウイリアム王子が英国空軍パイロット養成終了式に、ケイトが出席したりして2人の復縁と恋愛は順調に進んでいった。 そして2010年10月、ウイリアム王子のアフリカのケニアでの休憩中に、プロポーズを行い、婚約が成立する。 翌月、11月16日にロンドンのセントジューム宮殿にて正式な婚約発表を行った。婚約指輪を母であるダイアナ妃の形見の婚約指輪を与えている。 この時に、正式に公爵夫人キャサリン妃となったのだろうか。 結婚式は、日本でもテレビ生放送なんかがされていたが、世界で推定20億の人々が見ていたらしい。 午前11時すぎ(日本時間午後7時)から始まり、王子は英軍の赤の制服、キャサリン妃はクリーム色がかかった白色のウエディングドレスをまとい、 約1900人の招待客に見守れながら、大司教が愛の誓いの言葉を語れば、王子・キャサリン妃と順に「アン・ウィル」と宣誓の言葉を語り、 王子がキャサリン妃の左手に結婚指輪をはめた。 その後ウェストミンスター寺院を出ると、鐘が鳴り響く中30年前にチャールズ王太子とダイアナ妃と同じ馬車に乗りバッキンガム宮殿への約2.4キロのパレードが始まった。 その間、多くの観衆から大歓声が沸きあがっていたようだ。 バッキンガム宮殿に着き、午後1時25分にバルコニーに姿を現した2人。多くの観衆が期待していたんじゃないだろうか、 笑顔でキスをした。観衆から「もう一度」と言われると、それに答えるように行ったらしい。 「将来の国王」が一般家庭の者と結婚するのは1660年ジェームス2世がヨーク公の時、アン・ハイドと秘密裏に結婚をして以来、 約350年ぶりの事だったらしい。 |
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